有限会社Ayleeds社長日記。継接ぎだらけですが、新しいビジネスを求めて世界一周旅行もやってます。

プチ社長日記:『ざわっ・・・』の話

証券監督第二課様より、使いにくさそのままに「オマエら今後の申請は、いい加減にe-Gov使えよろしくな」との連絡の上、「オマエらの利用状況どうなのよ?あ?」という質問状が。

えー。

これまで何度か使ったことあるんですが、まぁ、超絶使いにくく、肝心な時に無印良品もびっくりのダウンタイムをぶちかまし「紙の方が遥かにマシ」と何十枚も刷るほどの破壊力なんですが、いよいよ使わないとボクしばかれちゃう、となるのでしょうか。

個人的には、「あの」e-TAXより遥かにしんどいんですけど。

当然、みんなそう思ってるらしく、H28で見ると6194件の届け出数のうちe-Gov申請はわずか95件ですよ。
結構な予算ついてる筈なのに、利用率1.5%。。まぁ、利用実績ゼロで償却されたシステムがこの前にもニュースになってましたけどね。
「一体、どこがシステム作ってんだよ、責任者出てこい!」とか言いたい所ですが、ここでうっかり「ワイや」と知ってる人が出てくる可能性もゼロではないですし、お上の仰ることなのでもちろん準備させていただきやす!へへぇっ!! って感じです。

きっつー。。。



プチ社長日記:『安定』の話

ワイ将、MRIで爆睡して医者に呆れられる。

『よくあんな五月蝿いとこで寝られますね』

『余裕っす』

『いや、そうじゃなくて』

プチ社長日記:『たまには会社の計画のこととか書いちゃう』の話

私もうっかり失念しがちですが、一応、社長ブログなんですよコレ。

2019年はあくせく働きました。
2020年もあくせく働きたいと思います。
以上、終了。

・・・というのも味気ないので、ちょっと最近思うことを。

■地盤を固める
弊社、16期目でございます。なげぇ。いつまでやってんだよ。
創業時は10年以上続けるとか考えてなかったわー。
お蔭様で、仕事の委託先も増えまして、いろいろな所に顔を出させていただいています。
一方で、偽装請負防止からも指揮系統整備やセキュリティ強化といった懸案対策事項も増えまして、昨年はヒヤリハットもありました。
本当、やめてほしいんですよね。ドキがムネムネして心臓に悪いです。
まぁちょっと、脇がスィートになってきたのかなという反省を踏まえ、下記を考えています。
・委託先とのコミュニケーション強化
・サイバーセキュリティ保険加入検討


■作業の効率化
無難なところで下記を。会計クラウドのfreee(eの数はうろ覚え)は試用版使って断念しました。事業所ごとにアカウントとかだと、私みたいに複数見てる輩からすると割損感半端ないのと、思った以上に使いにくいのと、なんか財務情報の詳細まで見られるのも気持ち悪いな、と。
うん、きっと酸っぱい葡萄なんだよ。
以上、freeeの悪口でした。
・会計ソフト等のツール見直し
・PCリプレース等の作業環境整備

■規模を拡大
えー、この時期に拡大すんのかよ、遅くね?
センスねぇー、とは私も思っているのですが、
昨今、会社の信用もうるさいですし、体制強化のために人を増やそうかと。
景気はもうとっくに下り坂なんですけどね。
あとまぁ、増資しようかと。
因みに、HPの刷新とかも昨年末に地味に実施しました。
・就業規則整備
・採用
・増資/定款変更

■組織やキャリアについて学んでみようかと
40も過ぎて履歴書を磨くってのは、ちょっと違うよな、と思いつつも。
もともと勉強が嫌いじゃない性格と、規模拡大に伴いいろいろ出てくるのと、我々の契約業務でいつも問題となる偽装請負対策の観点から、いっそのこと派遣業務許可とってやろうかという視点で少し勉強しようかと。
・・・派遣っての、嫌いなんですけどね。
なんか人を右から左に動かすだけで20〜30%もしくはそれ以上も上前跳ねるのってどうなのよ、っていつも思うんです。オマエが働けよ、ってね。
・・・なんで、運よく派遣業務はじめられたら、マジで価格破壊起こして気に入らない派遣会社に一矢報いたいなぁ、という何とも私らしいダークサイドな考えが脳裏をよぎります。
で、割と行動に移すのが早いので、すでに派遣元責任者講習とかは受けたんですよね。
そうすっと、派遣業務の許可のハードルとかマジで高くて萎えたんですけど、まぁ跳べないことないので考え中でございます。いろいろやることあるんだよ。
っていうか、価格破壊とか言ってるくらいだから、そもそもあまり儲からないよね。

あ、余談ですが派遣元責任者講習は内容よかったですよ。プロジェクトで契約/調達まわりとか携わっている方は受けて損ないです。でもまぁ、私と違って社員の方は普通に社内研修でありそうですけどね。

・・・とまぁ、上記のようなことをボンヤリ考える年末年始でありました。
どれだけやるのか、やれるのか知りませんが、とりあえず書いてみました。
本年もよろしくお願いいたします。

プチ社長日記:『1日目でコケました』の話

今、就業規則というものに向き合っているのだが、なめてた。なにこれ全然終わんない。ボスケテ。

プチ社長日記:『新年の挨拶まわりって必要なんですかね?』の話

本日、ご多分に漏れず私も初出勤だったんですが、ちょっと振込に銀行に行ったんですよ。
たまたま、最寄がSMBCの本店なんですが、企業のお偉いさん方による新年の挨拶まわりで長蛇の列であります。

SMBC.JPG


まぁ、こんな人々が地下鉄にのってやってくる訳はなく、みんな社用車でやってくる訳でして、本店ビルのまわりぐるっと黒ずくめの車が停車しております。邪魔なんだよ。
先にM銀行の方を回ってから来るのか、人もちょいちょい補充されて午前中いっぱいはこんな感じであります。

・・・いるのかなぁ、これ。時給換算で〇万円以上の人間が列に並んで、十分な話をする訳でもないでしょ。
なんか朝から無駄の塊を見た気がして、ゲンナリするわけです。

ま、挨拶は大事ってのはわかりますけどね。
というわけで皆様、今年もよろしくお願いいたします。

プチ社長日記:『ラオスにいったい何があるというんですか?』の話


村上春樹氏が主にAGORA向けに書き溜めた文章を纏めた紀行文集。
AGORAはJALの主にファーストクラス向け雑誌なので、私には縁遠いんですけど、こちらはそのAGORAに掲載していた文章よりも長めのバージョンから成り立っているそうな。

どうしても紀行文と言えば沢木耕太郎氏の『深夜特急』があり、私もかつてこれとほぼ同じルートを旅したのですが、この『ラオスにいったい何があるというんですか?』は(経済的にも余裕のある)大人の視点で、のんびりと且つ、対象に愛情あふれる文章なので、肩の力を抜いて読めるのがいいです。行先も安全な街ですし。
まぁ、ファーストクラスに乗ってる人が、『深夜特急』のように時折ヒッチハイクで旅することはもうないと思うので、そういった人々に向けて書かれる紀行文だとそうなりますわな。
調べた訳ではないですが、書かれた場所はJALが(当時は)定期便を運行しているのでしょう。

読むきっかけは先日ラオスに行っていたく気に入ってしまったからなんですが、作品で取り上げられているのはビエンチャンではなく古都ルアンプラバンです。こちらの街もいつか訪れてみたいところ。

割と淡々と起こったこと、思ったことを書き綴っている本作ですが、未踏の地であれ、既に訪れた場所であれ、氏のいうとおり、「そこには必ず『何か』があります」ということになりますので、そこから話は流れていきます。
逆に言えば、その時にしかないシーンを切り取り、そこを契機として氏の思いが書かれるので、ほぼ全ての紀行文がそうであるように普遍的なものではないです。

当たり前のことですが、やはり旅は自分でしてこそだと思います。

私事ながら、この正月は日本を離れることが出来ませんでしたが、早くアフリカの旅の続きをしたり、その他の未踏国家へ旅したい気持ちは日々高まり、時として持て余すほどです。そういう輩には寧ろこういった紀行文は「好物だけど不要」なのかもしれません。もし、紀行文に(それが無粋なものであると承知の上で)役割を求めるなら、読み手の腰を上げさせることだと言えるでしょう。そういう意味では、本書は(特にご年配の方向けに、)十分な威力を持っており、AGORAの編集方針に一致していると言えます。
そういった意味においても、村上春樹という作家は「求められた仕事」をキチンとこなすという、プロ意識の高い面も窺い知れてファンにとっても楽しめる作品ではないでしょうか。
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