2010.03.28 Sunday
プチ社長日記:『iphoneとツイッターで会社は儲かる』の話
JUGEMテーマ:ビジネス
えっと、徳力さんがいらっしゃるアジャイル・メディア・ネットワークのブログクラブにて頂いた本です。どっちかというとツイッターには否定的な私なんですが、それはツイッターの商用利用とかの話で、コミュニケーション・ツールとして社内のガス抜き的に使いましょうそうしましょう、というのには効果があると思ってます。
勿論、導入したら儲かるというのはあまりにも短絡的で、このタイトルは如何なものか、と正直思うのでありますが、本のタイトルというのは往々にして著者よりも編集者のマーケティングにより決められるケースがあるので何とも言えません。
内容ですが、この本は山本敏行氏が自社で全社的にiphoneとツイッター導入を励行したサンプルケース、と捉えた方が良いと思います。(あ、念のため書くと、iphoneとツイッターは別にセットでも何でもないんですが、ツイッター普及の背景として、最良のプラットフォームとしてのiphoneの普及がある、と山本氏は考えているようです。)
事実、タイミングが良かったというか何というか、私自身も某組織のコミュニケーション活性化の一助としてツイッター導入を考えていました。一瞬ですけど。
結果としてセキュリティに関する考え方や、iphoneの普及率などの観点から見送りましたが、本書から得られる氏の経験を踏まえ、検討が深まったのは事実であります。
ありがとうございました。
ツイッターをコミュニケーション・ツールとして社内で導入しようと検討されている担当者をはじめ、社内の閉塞感を打破したいと考えている経営者なんかにはお勧めかと。何しろ具体例が多くて解りやすいですし。
もっとも、社内の風通しが良くてみんなニコニコ仕事してても、儲かるかどうかは別問題で、社員みなさん和気あいあいで、お手て繋いで仲良く沈没してる会社も散見しますが。