有限会社Ayleeds社長日記。継接ぎだらけですが、新しいビジネスを求めて世界一周旅行もやってます。

プチ社長日記:『大阪の小さい開発会社の社長と酒を飲んだのだが』の話

先週末は、親父の三回忌で奈良に。
その際、かねてより大阪の某社長さんと飲もうぜそうしようぜ、という話になっていたので、勇躍、大阪船場の飲み屋へ。

その社長が言うには、(社長含め)5人いた社員の内、2人いた女性社員に辞めていただいた(つまり、解雇した)そうな。 私が、「おっさんばかりの『the3名様』みたいな会社だな。」、と揶揄すると、 「別に女性だから辞めてもらったのではない、冷静にパフォーマンスを考慮して、下位2名に辞めてもらったのだ」と憤慨してた。
正直、女性を採用するときに能力よりも容貌で採用してたんだから、パフォーマンスのモノサシで測ったら下位になるのは当たり前じゃねーかバカタレ、と思ったが、行動としては正解と思われたので、理由は後付でもそれらしいのを準備する必要があるのだな、と思った。

・・・今更だが世の中、不景気である。
でも、不景気だからといってボヤいていても仕方が無い。
晴れの日ばかりじゃないのだから、打てる手は打っておかないといけない。
とは言っても、こういう局面では売り上げを伸ばすよりコストカットを優先するのが王道であり、コストカットの中で最終的に手をつける、人員削減に着手するときに、経営者のタイプは分かれると言われている。

畢竟、人を切るか切らないか、ということなのだが、この問題については百家争鳴であって、曰く「解雇すると士気が下がる。社員の為の会社なのだから、社員を守ることを第一に考える」という意見から「仕事がなかったら切るのが当然」という意見の間に、それこそ社長の数だけ意見がありそうな趣であり、この手の経営本は数多く出版されている。

私の中の結論から言えば、「答えなど無い」である。去ってもらうか、残って貰って一緒に耐えるかはメンバの役割・コスト(報酬)といった対象の問題から、コスト削減の逼迫度合いや今後の展望といった組織の問題まで様々なパラメータを考慮して決定すべき繊細な問題なのだ。
であるから、本の著者の成功体験をそのまま当て嵌めることなど出来ないのだが、それでもこの手の本が一定の人気を持つのは、やはりそれだけ問題が悩ましいものだということなのだろう。

ただ、彼の会社のように自分のリスクでやってる会社の場合、それがどのような結果をもたらすにせよ、彼の意思は尊重せねばならない。
私にとっても、見栄や外聞を捨てて、即座に手を打った彼は、やはり尊敬に値する人物なのだ。

というわけで、次回はおごってください。

プチ社長日記:『シリアナ』の話

何かDVDばっかり見てるみたいですが、本当にDVDばっかり見ています。
すみません。仕事します。
で、当作品ですが、育ちの良い私のPCが『尻穴』と変換してしまった瞬間、どうでもよくなったのでこの辺で筆を置きたいと思います。
ご清聴、ありがとうございました。

プチ社長日記:『ワールド・オブ・ライズ』の話

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■あらすじ
対イスラム原理主義テロ闘争でてんやわんや

■れびゅーのようなもの
ブラッド・ダイヤモンド以降、「王子様ではない」ディカプリオが好きになったので見てみた。
何で今頃みたかというと、上映当時の有楽町映画館の前を通る度に、『この映画にラッセル・クロウは出ていません。(嘘)』みたいなサイテーのコピーが並ぶプロモーションが並んでおり、てっきりバカ映画だと思っていたからである。(嫌いじゃないけど、バカ映画。)

日本でのタイトルは『ワールド・オブ・ライズ』であるが、オリジナルのそれは『Body of lies』である。
なんで『ボディ・オブ・ライズ』にそのまま訳さず、『ワールド』にしたのかは不明。世界、というより実体というか、そういう含みがある元々の方が良くね?知らんけど。
英語→英語と訳してカタカナ表記なんて考えてなかったので、最初、マジで間違ったDVD借りたのかと一人焦って『うぉっ』とか叫んでしまった。夜中に。

で、内容はCIAのエージェントであるディカプリオと、本局(ってもラングレーではなく隣接ワシントンで在宅勤務?)のクロウが、ときには「はったり」を駆使して、イスラエル諜報局とも絡みながらイスラムテログループを炙り出す、という話。
プレデター(RQ-1 プレデター:無人偵察機)が実用化されてることを知らないと、ちょっとSFに思えてしまうかも知れない。
ただ、映画のようにCIAが所持してるとは思えない(もしかしたら所持・借用してるかも知れんが)。
しかも、プレデターのカメラ監視追跡から逃れる為に、砂漠の砂塵をテログループが利用するシーンがあるが、『サーマルモード(赤外線)で見れば一発検知でしょ?クロウ、うしろうしろー!』とか『そもそも発信機持たせないとか、なくね?』みたいな突っ込みは当然入る。だいたいカメラ監視だけだと建物に入った瞬間、ロストするじゃねーか。

因みにRQ-1 プレデターの改良型MQ-1 プレデターが『シリアナ』という映画でも登場するので、もしかしたら今やハリウッドでは舞台装置として常識扱いなんですかね。くわばらくわばら。

あ、個人的にはラッセル・クロウの『グラディエイター』からの変貌振り(役作りでわざと太ったらしいが、それ以上に老けた)が最大の見所となっております。

プチ社長日記:『今更ながらエース・コンバット6』の話

「正月はゲームしかやってないだろ」という突っ込みが入りそうな連続エントリ。
いや、確かに正月はゲームでもしようかと思い、年末にX箱と当ソフト、及びCOD(コール・オブ・デューティ)を買ったのは本当だ。
だが、X箱の挙動を確認するついでに、あれよあれよと週末で2本ともクリアしてしまったので、実は今年に入ってからやってない。
レビュー書くのはちょっと時間を置いてからの方が良い、という自分の習慣に基づく。
おかげで元旦は領収書の整理とか、仕訳とかでうっかり仕事してしまったじゃねーか。
・・・いきなり話がそれた。ではレビュー。

■れびゅーのようなもの
当シリーズのX箱(次世代機)初のリリースとして、本格的な大規模オンライン対戦が可能となったのは大きな進歩。それはそれでいろいろとネット上では文句が展開されているが、一応、ここではオンライン対戦を除いたキャンペーンモードでの評価(というか、感想)に留める。

<世界観>
のめり込めるかどうかを大きく左右するのが世界観。
残念ながらPS2の前3作(エースコンバット4、5、ZERO)に及ばない。オーシア、ユークトバニア、ベルカの3国を通じた舞台設定をX箱移行に際し放棄したのは仕方ないとして、それでもこのダレ感溢れる展開はどうにかならんものか。
何といってもX箱とは言え次世代機であるにも関わらず、ZEROよりもぎこちない幕間の登場人物の表情はじめ挙動が萎える。しかも登場する意味がよくわからない。
初の女性(メリッサ)から見た世界だというのに、活かしきれていない。
メリッサは百歩譲ったとして、マクナイト軍曹は軍規そっちのけで勝手し放題でプレイヤーに何の影響も及ぼさない。何しに来たのだろう。そもそも王様の像が関係ないし。登場人物が多すぎ&それぞれが独自のストーリーを展開していて、話の軸が特にないのは残念。
敵エース達の描画が見事だった4及びZERO、上官の出自に迫りチームリードとしての成長を描く5に較べ、緊張感のないまま続くストーリーは、当作品の世界観構築という目的を全く満たしていないと言っていい。

<僚機への指示>
何で攻撃と防御しかないの。特殊兵装や散開コマンドは?
常に付いてこられると鬱陶しいんですけど。

<アライドサポート>
キャンペーンモードで当作品において賞賛できる唯一のフィーチャーがこれ。
たかだか1飛行隊長の分際で展開中の全部隊に指示出せるのがゴイス。
しかも、すんげー指示おおざっぱ。
そしてそれに文句も言わず二つ返事で引き受けるナイスな奴ら。最高。
あー、今、書きながら気付いたけど、僚機への指示で散開があったら、アライドサポートと被ってしまうんだな。

<ステージ構成>
これもいただけない。
面数が少ない&分岐なし。
複数ミッションから構成されるステージでは、サイドワインダーMAXのように開始地点を選べる面もあるが、結局複数こなすのであまり意味はない。(サイドワインダーMAXはミサイル保有数が実機と同じで少ない為、開始地点を慎重に見極めないといけないが、エースコンバットはバカスカとミサイルが撃てるので、どこから始めようが力づくでクリア出来てしまう。)
基本的に対地・対艦・対空ミッションしかなく、4の旅客機護衛、5の偵察任務や消火作業といったバリエーションはない(尤も電子戦機が撃墜されるとミッション失敗などはある)。
中盤の山場は巨大巡航機アイガイオン及び大型護衛機で、これが編隊で飛行する様は圧巻。ここが一番の見せ場。
しかし、中盤はここだけ。エース部隊はシュトリゴン隊しか出てこないし、旧作のシン&リムファクシ、エクスカリバーやストーンヘンジといった地上(洋上)物の見せ場も欲しいところ。
あと、2面でいきなりトレーニング。なんで?しかも何で2面?

<機体>
機種が減ってる。
もしかして全部出現させられてないだけかも知れんが、フォックスハウンドやプラウラー、ファントムなどはどうした?タイガーもないし。
ダウンロードできるかも知れんが、今まであった機体まで減らすのはどうなのだ?
ダウンロードするならするで、嘗てのエースカラーと新機種だけでよくね?

<結論>
・・・つーわけで、キャンペーンモード全体としては、PS2の3作に及びません。
はい。
褒めるとすればハードの進化により多数vs多数の乱戦が表現できた点かな。あまり映像の美麗さは変わらん気がしたな。
因みに、ソフト購入者の何割がネット対戦してるんだろうね?
結構大きな割合が、ネット対戦はしてないと思われるので、キャンペーンモードはもう少し力入れて作った方がいいと思うんだけど、どうよ?

プチ社長日記:『あけました』の話

本年もよろしくお願いいたします。
昨年において特に正月コメンツがなかったのは、喪中であったのと、「まぁ現状維持ができれば今年は御の字かね」と思ってたからであります。
・・・で、蓋を開けると、昨年は仕事では現状維持以上の推移となりました。
(相場もまぁまぁ。もうちょっと頑張れたな。。。)

周囲を見渡すと思った以上に死屍累々(元旦から縁起の悪い・・・)であることを鑑みると、よくやった、、というより本当にラッキーだった一年といえましょう。

ま、そんな運良く行く訳もないんで、今年が本当の正念場ですかねー、と思ってる元旦の朝だったりします。
逆に、今年が乗り切れれば、何とか形になるんじゃないでしょうか。なるかな。なったらいいなぁ。

とはいっても、周囲に明るい材料はあまりないですねぇ。

政治にしたって、「日本は今後、衰退の一途を辿る。課題はその速度を如何に遅めることにあるか」という見方なんで、外交だと親米ゴーゴー♪なんですが、そうすると当然、今の民主党政権には苦々しく思う点が多々あります。まぁ、良かれ悪かれ国民の総意でそうなったんで、引き続き頑張って欲しいと思いますが。事業仕訳で支持率維持、ってのが本当だったら、どんだけ世論てのは単純なんでしょうか。
まぁ、ボヤいてても仕方がないので、環境をありのまま受け止めた上で、少ないけれど転がってるいいネタを見極める一方、自分を今後どこに置くかも含めて、適宜対応できる年にしたいですね。

最後になりましたが、本年が皆様にとって最良の年(Time of your life)になりますように。
何だかんだと予測不可能な時代なんで、まぁ足掻くところはバッチシ足掻いて、終わりよければ全て良しという方向で1年過ごしたいっすね。
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