有限会社Ayleeds社長日記。継接ぎだらけですが、新しいビジネスを求めて世界一周旅行もやってます。

プチ社長日記:『納税準備完了』の話

多分。ミスってなければ。
いやまぁ、国民の義務ですからね。
いいんですけど、何かこう、もちっと簡素化できんもんですかね。ああ、Eタックス導入してない私が悪いですかそうですか。まぁ正直、税率は今の日本を見てたら仕方ないかな、とは思うんですけど。。。
せめて有意義に使っていただきたい、そう思うわけであります。

因みにこれで終わりではないんだよな。。。先は長い。

今年は「生きた」金使いの場面が殆どなかったのは猛省すべきですな。別に僕自身は贅沢してないですけどね。
とはいえ、世界的に資金の流れが詰まり気味な昨今、1にも2にも資金は遣わず溜め込む、というのが現時点での方向で。
今頑張って拡大やってるところはチャレンジャーですな。いろんな意味で。とりあえず無駄な消費は勿論押さえ、小銭で観測気球って感じですかねぇ。。。

プチ社長日記:『誰も寝てはならぬ』の話

金曜の夜だというのに、家帰っても朝までやること満載。やべぇ。寝れねぇ。
無名なカラフは働くのであります。王子でなくてオサーンですけど。
まぁ、オサーンであることよりも問題は、夜明けと共に勝てるほど、甘くはないってことかな。


ラーメンでも喰いに逝くかな。
■追記
しょっちゅう忘れるのでウィキペより歌詞拝借。イタリア語はサパーリ解らんね。

<>
Nessun dorma!
Nessun dorma!
Tu pure, o Principessa,
nella tua fredda
stanza guardi le stelle
che tremano d'amore e di speranza...

Ma il mio mistero è chiuso in me,
il nome mio nessun saprà!
No, no, sulla tua bocca lo dirò,
quando la luce splenderà!
Ed il mio bacio scioglierà
il silenzio che ti fa mia.

<>
Il nome suo nessun saprà...
E noi dovrem, ahimè, morir, morir!

<>
Dilegua, o notte!
Tramontate, stelle!
Tramontate, stelle!
All'alba vincerò!
Vincerò!
Vincerò!


<<名の知られていない王子(カラフ)>>
誰も寝てはならぬ!
誰も寝てはならぬ!
姫、あなたでさえも、
冷たい部屋で、
愛と希望に打ち震える星々を見るのだ…


しかし私の秘密はただ胸の内にあるのみで、
誰も私の名前を知らない!
いや、そんなことにはならない、
夜明けとともに私はあなたの唇に告げよう!
そして、私の口づけが沈黙の終わりとなり、
私はあなたを得る。

<<コーラス(女声)>>
誰も彼の名前を知らない…
私たちに必ず訪れる、ああ悲しい、死が、死が訪れる。

<<名の知られていない王子>>
おお夜よ、去れ!
星よ、沈め!
星よ、沈め!
夜明けとともに私は勝つ!
私は勝つ!
私は勝つ!

プチ社長日記:『グーグルに勝つ広告モデル』の話

グーグルに勝つ広告モデル (光文社新書 349) グーグルに勝つ広告モデル (光文社新書 349) 岡本一郎
JUGEMテーマ:ビジネス
決算作業でクソ忙しい中、合間を見て積んであった本書を読了。
えーっと、タイトルを見て(今更)グーグルのビジネスモデルの検証をして、その上で次世代の広告モデルを考える、、、というものかと思ってたが、正直その期待は外れた。
テレビを中心としたマスメディアの今後の有り様について考察したもので、特に放送(マスに対して同時性をもって情報を与えるには適しているが、対象の絞込みなどのリーチが甘い)は今後どうやってその領域を守るか、という点を重視している。そういう意味では副題の「マスメディアは必要か」という方がタイトルに適しているかな。
まぁ、IT屋が見ても参考には殆どならないね、って感じです。何でこのタイトルつけたのか正直微妙。

全体を通してみると何となく著者の言いたいことはわかるのだが、どうもマスメディア贔屓の視線というか、ちょっと楽観的かなー、と言う部分もある。
細かいことだが、議論の積み上げで精緻さに欠けるのも気になった。まぁ、言及しているのが多方面にわたるので、多少は仕方が無いかもしれないが。

「例えば、東京キー局を取り上げてみると、近年の決算では7−8割を放送事業による広告収入で上げており、いわゆるコンテンツ販売等の事業収入は1−2割しかありません。一方で放送事業の原価構成比は6割前後で、その他事業のそれは2割前後となっています。つまりテレビ局というのは、地上波放送に広告を流すと言う非常に儲かるビジネスのほかに、それほど儲けの出ない事業を細々とやっているという構図になっているのです。」
って、そりゃ放送事業が「その他事業」に対して収益構造で優位であるのは判るけどさ、「非常に儲かる」とか「それほど儲けのでない」なんて議論は売上げ比と原価構成比だけ見ててもわかんなくて、売上げ原価比出さないと判んねぇじゃねーか。調べりゃすぐ判るけど。
あと、「その他事業」ってのはこの文脈では新事業と置き換えて良い訳だし、だったらせめて直近何年かの成長性も併せて議論しないと、「その他事業」に投資することの是非には結びつかない。

別の箇所を見ると、「知の拠って立つ基盤」という議論で、よく知られる英国誌「ネイチャー」の調査結果である「ブリタニカとウィキペディアの正確性は大差ない」という議論を踏まえた上で、「でもウィキペディアの記述も元々はブリタニカなどの権威に依拠している」というのは別に否定しない。
でも、だから(放送/新聞などの)マスメディアは必要だ、というのはどうもね。当の権威といわれている新聞社がウィキペと同じネット上で無料で情報配信している訳だし。
勿論、世論形成とかの意味では放送の意義ってのは大きいけど、昨今の質の悪い放送を見るに付け、それも諸刃の剣という感じですねぇ。

そもそも既存のマスメディアvsインターネットという視点で語られているのか、既存のマスメディアの担い手である放送局・新聞社とウィキのようなインターネットでの情報形成を対立させる視点で書かれているのかよく判らん箇所がチラホラする。私の読解力の問題かもしれんが。
前者の視点だと、ネットでガンガン配信している出版社とか東京ローカル(番組をyoutubeにアップしている)を常に考慮に入れないといけない。

加えて、著者は地方紙などで地域密着性の強さを武器に対象をプロファイリングした広告(チラシ)の挿入やスプリット版の提案をしている。
アイディアとしては悪くないが、実際に広告チラシを配布家庭毎に色分けするなんてコストを誰が負担するのか?また、スプリット版(仕事に出る夫と家庭にいる妻で分割できるアイディア)も、例えば共働きの家庭はどうすんだ、という素朴な疑問にブチあたる。
仮に、これを実現できたとしても、ネットではシリウステクノロジーが開発しているような地域性のある広告露出アプローチなどの研究・実用化が進んでいる。こちらの方が低コストで実現できるのは間違いない。これでは地方紙は勝てんよ。

一方で、終章で述べられるメディアアウト・パラダイムに対する打ち手の事例として紹介されたのがリコーGRとブラザー工業のブログというのもちょっと引いた。
後者なんて筆者が認めているとおり2007年3月以降新規エントリがないのであるし、死にコンテンツと言って良い。未だにそんな昔の成功事例を引っ張ってこざるを得ないこと自体が、現時点では広く成功する手段ではないということを認めていることになるのではないか。

まぁいろいろ書いたけど、現状のマスメディアの抱える問題を総花的に見るには良く、今後の考察の一助にはなるかもしれないが、逆に言うとピントがボケてて既存メディア頑張れよ応援してるぜ俺は的なものしか感じられないかもしれない。

私自身もマスメディアは必要だとは思うが、それは放送などに代表される、同時に同じ情報を共有することによる「社会との一体感」の形成でとりあえず意義としては充分なのかなと感じている。
まぁ、どうでもいいですけど。私はテレビ持ってないし。明日も忙しそうだから寝るか。

プチ社長日記:『映画版SATC(ちょっとだけネタバレあり)』の話

※これは映画ポスターではないですが。
Sex and the City Sex and the City Candace Bushnell

あらすじ:4人のWASP(一人ユダヤ教に改宗)の浮世離れした恋愛譚、その結末

1998年から続く同タイトルのドラマ(『セックス アンド ザ シティ』という、タイトルだけでPTAに力強く拒否されるドラマ)を見ていて、じゃあ映画も観ましょうそうしましょう、ということで映画館へゴー。

先にドラマの話をすると、初期の頃はまんま『西洋版だめんず・うぉーかー』(SATCの方が先だったかもしれんが)であり、さすがにこのままじゃヤバくね?という流れから『西洋版負け犬の遠吠え』(SATCの方が(略))となり、ある程度主人公クラス4人の女性のパートナーが固まりだしてからは割とドロドロしだすという、やはり6年もやってれば風呂敷は大きくなるのだなぁ、というドラマである。

初期の頃は主人公キャリーが視聴者に『○○って、思うでしょ!?』と語りかけるシーンも幾つかあったのだが、中盤以降そういうシーンがなくなったのは人気が出て視聴者層が広がったからかも知れない。
一方で、初期の頃の、バナナ・リパブリックに服を買いに来て店員に注意されるシーンでの『ここはGAPではない』という台詞など、かなりアメリカの時代を反映した言い回しが中盤以降は少なくなったのは残念である。
(バナナ・リパブリックは昔、GAP追随路線を取り、大やけどでブランドが廃止寸前まで行った。その後、GAP路線と決別し、差別化を強く進めることで現在の地位がある。)

いずれにせよ、『だめんず・うぉーかー』がそうであるように、悲壮感があるわけでは当然なく、娯楽作品として楽しめる内容であり、N.Y.スタイルの英語を聞いて自身の英語の錆びを落とすには良い教材と言える(ビジネスシーンでは使えないが)。

勿論、ここで描かれている生活スタイルがN.Y.の一般的な水準からは程遠く、オトコが悩みのトップリストに来る(世間から見て)幸せな4人を描いていることに変わりは無い。原作者のキャンディス・ブシュネルの思惑はともかく、浮世離れしていることに変わりはない。まぁ、典型的なWASPのキャリアウーマンですから。

主人公クラス4人の職業がライターにPR会社社長にギャラリー勤務(その後弁護士夫人)に弁護士(パートナーにまでなっている)って、どんだけ優秀な4人組だよ、って感じである。
まぁそもそもN.Y.が舞台と言う段階で、アメリカ全土で見るとかなり所得高めな設定になるのは不可避ではあるが、金持ち達の恋愛譚というのが人気の必勝パターンであるのは洋の東西を問わないらしい。

で、映画の方は、前半は協力している各種ブランドによる力強すぎるサポートによる浮世離れした話や舞台設定が続き、後半はドラマのエンディングに向かって突っ走る、というもの。突っ走る、とはいっても基本、先は読めているので安心して観ていられる。

彼女達にはサブプライム問題は無縁であり、そこから波及する猛烈な経済の調整による失業・売上の減退等の危機感も当然ない。リーマン破綻とか。
娯楽作品はこうでなくては、というある意味で王道を走る映画であります。

プチ社長日記:『ブルーマン@インボイス劇場』の話

2年以上前、R社社長のKさんとラスベガスにきてて、『ブルーマン』を知ったのが始まり。と言っても、結局ブラックジャックとルーレットばかりやってましたが。
それ以来、ちょっと気になってて、日本公演開始と聞いて『あー、観にいきたいな』と思いつつも何だかんだと忙しく過ごしていたさなか、何とチケットを貰えたので勇躍インボイス劇場へ。
しかもチケットをくれたのが当のKさんという、何というか世の中の巡り合わせを感じる35歳の9月であります。

因みにインボイス劇場、けやき坂下であり、六本木芋洗い坂下という立地でありながら、階段登って連絡橋わたって緑の中という、意外すぎる場所にあって驚く。ブルーマンのために作られたそうだが、よくこんな場所探したなー、という感じ。
関係ないけど、スポンサーが木下工務店というのもかなり意外。

さて、ショーの方は終始ノリよく、まぁ細かくは実際に見ていただくとして、観客参加型で盛り上がる。
何かテーマ性があんのかな、と思っていたが、特にそういうわけではないようだ。
世界中で人気のブルーマンだが(つまり実際には3人ではなくて何人もいる、ということだが)、ちゃんと日本公演向けにフィーチャーしている。
プロ意識の高い技が見られてお奨めであります。

プチ社長日記:『福田首相アボーン』の話

何でこのタイミングなんだよ。。。公明党の圧力でしょうか。最後まで使えない人でつね。
麻生さんはバラマキやらかして外国人投資家の顰蹙かいそうですねぇ。騰がる株はブロッコリーとかまんだらけとか、どうでも良い奴だけの予感。

プチ社長日記:『さようなり〜トランスデジタル』の話

トランスデジタルさんが2回目の小切手不渡りですと。
ここはまぁ入ってる金筋が金筋ですからなぁ。とりあえず潰す判断を下した三菱UFJの良き仕事っぷりを褒めるところかと。
頑張ってるみずほさんの方が当然、痛手を蒙るわけで、昨今のあんな案件やこんな案件を考えると、みずほって結構やばいですよねー、といったところでしょうか。どうなんでしょうか。この件に関しても、ちゃんとUFJさんがみずほさんに仁義切ってる訳ではないでしょう。まぁ、1回不渡り出してる時点でry。勿論、この件はそんなに額が大きくなくても、スカパーのコンテンツとかモロ影響受ける訳で、チャンネルあっても見るものなし、といった方向に拍車がかかるんでしょうかねぇ。どうでもいいけど、不良企業が滅びるのを良しとする一方で、今後この手の企業がバタバタさようなりする可能性もあるわけで、今が良いタイミングなのかどうかは正直微妙。まぁ、スリル目的以外でこの株手掛けている方がいたら、相場やめたほうがいいですよね、くらいしか言えないですね。昔、触ってた僕に言われたくないですかそうですか。
この会社の、一応、本業となっているらしい(苦笑)システム開発業全般に目を向けても、システム統合やらSOX法による特需も一段し、私の周りを見渡しても青息吐息といった御仁も結構多い。桃色吐息だったら良かったのに残念。
大手絶好調SI会社も事業の中身みてたらSIからアウトソーシングにドメインがちょびちょび移動してるわけで、アウトソーシング後の世界ってやっぱり国内全体需要が減るわけで、サポセンとかで月17万とか貰ってるオペレータのお姉さんの仕事は月2万の外国人とかに取って代わられて失業ってな感じです。満員電車で痴漢にあったりしながらも、あんなに頑張って働いてるのにご愁傷様です。
因みに丁度一年くらい前、だったかな、友達の池袋でサポセンやってる子から「ウチの派遣元が倒産したー、金と仕事はどうなるの〜!?」という、非常にダイレクトな相談を夜中にされたことを思い出しました。あぁ、これもどうでもいいですね。あ、もちろん保護されてましたよ、まだ良心的なところでよかったですが、まぁ、派遣業界ってのもシュリンクすると急な領域ですんで、ちょうどその頃、別案件で話題になっていた「俺たち求職サイト立ち上げるよプロジェクト」が没になったのは僥倖でありましたなぁ。
IT系は良い所と悪い所がはっきりしてきましたねぇ。僕は風向きの悪いときはじっとしてるタイプなんでケンを決め込んでますが、良いところは開発ベンダじゃなくて複数のドメインをやっていたり、流通やってるところはまだ強いですよね。いいなぁ。
もうちょっとしたら打ち手を出していくほうがよさそうですけど、年内は厳しそうですねぇ。
一時の意気軒昂だったベンキャピの皆様も遊び場ではめっきり見なくなったそうですが。
僕もしばらく大人しくしてよっかな、といった今日この頃です。
日本の先行きは暗いですが、とりあえず表向きは平和なんだからそれで良しとしましょうよ。さて、デニーズでも逝くかな。
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