激忙しい中、実は結構前にクリアしていたアーマード・コア4。
アーマード・コア 4
睡眠時間、というより命を削ってクリアしたゲームだが、あんま評価はよろしくない。
最新バージョンはDLしてないのだが、ストップボタンで肩武装が自動ONになるなどのバグは修正されるであろうから良しとして、なんというか、『パラメータ遊び』より『アクションゲーム』に純化した感じだ。自分はどちらかというと前者好きなので、熱量パラメータが消えたのは正直残念。つーか、最初パーツカテゴリにラジエータが無いときはびびった。代わりのコジマパラメータをイマイチ理解してないだけかもしれんが、事前のチューニングよりも操作の腕で勝敗が決まる場面が多いゲームとなった。それが良いか悪いかはプレーヤの評価次第である。
また、パーツ数が明らかに減ったのが凄く残念なのは異論ないと思う。デザインが洗練されたが故に僕らの愛する『ロボット感』が薄いのも気にかかる。エヴァンゲリオンではなくガンダム世代だからか、ある程度ヒト型を意識できるスタイルに思い入れが沸くので、正直やり込めなかった。もうちょっと『もっさり感』が欲しいところ。兵器をヒト型にする意味なんてまるでない訳だし、デザイン性つきつめても壁にぶちあたるだけじゃね?
そして何よりフロート脚がないのが寂しすぎる。
メーカーからは『ブースト中は4脚タイプがフロートのようになります』とか言い訳めいたことが書かれているが、フロート脚の良さは何といっても『ふんわりした操作性』であり、積載量の無さであり、海面に浮かぶがキャノンを構えると沈むという使えなさである。グレネード砲の爆風で吹っ飛んでエリアオーバーとか、見るものの涙を誘うパーツを無くしてどうする。激しく復活を希望する。
でもまぁ、操作性は進化していて、爽快感というものは向上している。パーツ数も今後のDLによって増えることが予想されるので(ゲーム中にバージョンが変わるのはポリシーとして嫌いなので実施してなかったが)、やりこみ要素はあるかも。
対戦としてはやり込めるが、ストーリーモードはストーリー性が希薄なので、まぁ今のところは前シリーズの方が面白かった。ちょっとストーリー性という意味ではシリーズを重ねる毎に手を抜いているような気がする。企業が複数存在するのはいいが、シリーズ2や3のような企業間対立とか事実上ストーリーに影響ないのは寂しい限り。マルチストーリー何で廃止するかね。1本道かよ。
ただまぁ、このゲームの主眼はネット対戦に移りつつあるので、全体としての評価と言う意味では、ネット対戦での盛り上がり具合とバージョンアップ含め今後の巻き返しを確認してから、と言ったところか。
まぁ、ゲームヲタのつぶやきなんで、分らない方はそのままスルーの上、引き続きインターネットをお楽しみください。