プチ社長日記 (旧:無職日記)
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無職から起業を経て、“日々思うこと”などを綴る一応社長日記。<br />
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ja
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プチ社長日記:『緩募:Blog引越し』の話
『最近Blog更新してないな、生きてるのか?』というメールをたまにいただきますが、僕は元気です。
ながらくJUGEMのサービスを利用していますが、事業がペパボから売却されてからいろいろサービス品質が落ちて、普通にアクセスすると「危険なサイト」扱いになるんですね...
ながらくJUGEMのサービスを利用していますが、事業がペパボから売却されてからいろいろサービス品質が落ちて、普通にアクセスすると「危険なサイト」扱いになるんですね。
別に僕のBlogがどうこう、という話ではなくて、JUGEMのBlog全体が。
なので、メジャーサービスへの引越しを考えているのですが、エントリも多いので、誰か引き受けてくれないかな、と。
ご興味ある方はご連絡ねがいます。
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仕事の朝
2023-06-04T17:00:42+09:00
いりー
JUGEM
いりー
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プチ社長日記:『おかんが骨★ブロークン』の話
おかんが実家の平らな床で転んで骨折というニュースが飛び込んできたのは先週のこと。
骨折経験のない僕は、「骨折なんて2週間くらいで落ち着くだろう」なんて高をくくっており、「身体を張ってしょうもないボケしやがって」くらいのテンションだったのだが、聞けば頑...
骨折経験のない僕は、「骨折なんて2週間くらいで落ち着くだろう」なんて高をくくっており、「身体を張ってしょうもないボケしやがって」くらいのテンションだったのだが、聞けば頑丈な筈の大腿骨であり、3カ月は入院であり、正月も余裕で病院で過ごすことになったと聞いて全米が涙した。
骨折したあと、携帯をとりにフロアを移動し助けを求めたおかんは、駆け付けた救急隊員に助けられた。フロア移動するガッツがあるおかんだが、そこで力尽きたのか、消防士は鍵がかかった窓を破り救出するという、ちょっとした騒ぎだったらしい。
おかんを助けてくれてありがとう、奈良消防署!!奈良消防署よ永遠に!!
そんなわけで急遽帰郷し、ガラスの修理やら草むしりやら何やらやっていたのだが、主のいない家はすぐに荒れそうで心配である。ま、しゃあないね。
そんなことより喫緊はおかんの「リハビリどうしよう問題」である。
これにヘタを打つと、歩けない⇒運動量減る⇒脳の刺激減る⇒ボケる という、崖を転がり落ちかねない。これはマジで阻止しなければ。
改めて、うちのおかんも他の人と同様、老人なのだと思い知ったのだが、怪我からこのまま介護問題に突入しないように諸々考えなおさないといけないと痛感した。
たとえばガレージに眠る車。
かねてから免許は返納してくれとお願いしていたが、これも兄貴と相談して問答無用で返納しようかと考えている。田舎に車は必要というのは或る程度首肯するところではあるが、なにしろ右足なので、完治したとしてもアクセル/ブレーキワークにもたつきは残りそうだ。頼むから他人を事故に巻き込まないでくれ。
しかも何故かおかんの車はポルシェ。
80歳過ぎてポルシェ。
なぜなのか。僕は自転車しか持っていないのに。
もっとも、あの車では重たいアクセル踏み込んだだけで骨ブロークン・アゲインもありうる。
・・・うん。おかんが帰って来る前に売り飛ばそう。
おかんが帰宅したとして、一人にしておくのも、どうも心もとない。
今回の原因が、例えば「階段を落ちた」というのであれば、
・寝室を移動するなど、同一フロアで生活が完結するように間取り変更
・階段に手すり設置
などの対応策を講ずることができる。
しかし今回は「平らな床で転んで大腿骨骨折」である。
「げにおそろしきは平らな床」ということだ。
転ぶたびに骨折して、消防士にご足労賜り、そのたびにガラスの修理代(10万弱)を払ってもいられない。
これ本当に困ったな。
平らな床が原因だとすれば、ジャッキ・アップでもして家ごと傾ければいーじゃん、という答えに落ち着くが、なんか違う気もする。
ふと思ったのだが、床をトランポリンみたいにして、コケても「ボヨヨ〜ン♪」とかいって骨折しないようにするのはどうだろう?
お茶とかご飯とか飛び散って阿鼻叫喚になりそうだが、そこで生活するおかんはともかく、僕は楽しめそうだ。いや、むしろはしゃいで天井に頭ぶつけて頭蓋骨陥没とかになったらシャレにならないな。
ダメだ、この案も没だ。
みんなどうしてるんだろうか。
・・・というか、こんなことで悩んでいる時点で、すでに介護問題化してるんだな。
うーん。困ったな。
どうしよう。どうしよう。
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オトコの休日
2022-12-04T23:45:00+09:00
いりー
JUGEM
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1486
プチ社長日記:『サウジアラビア訪問など』の話
9月の話になりますが、まぁ、昨今のエネルギー事情でキャスティング・ボードを握るサウジアラビアでございます。
正直、まだまだ閉鎖的でビジネス的にはなんとも、という状況ではありますが、将来の拠点探しの一環として訪問です。
サウジアラビアに観光ビザが発行さ...
正直、まだまだ閉鎖的でビジネス的にはなんとも、という状況ではありますが、将来の拠点探しの一環として訪問です。
サウジアラビアに観光ビザが発行されるようになったのが2019年9月、コロナが騒がれだす直前辺りでして、これまで外交ビザや巡礼ビザくらいしかなかったサウジへの訪問のハードルがググッと下がりました。
が、コロナで別のハードルがググッと上がり、「結果、行けません」というトホホな状況が数年続いておりました。
因みに巡礼ビザはイスラム教徒にしか発行されず、メッカ・メディナ(それと玄関口であるジェッダ)の3都市のビザです。観光ビザでは入れません。
割と厳格な管理なので、「ワンチャン、メッカとかに入れるんじゃね?」と考える不届きな人(僕だ)は諦めましょう。
昔は非ムスリムであることがバレて撲殺事件があったと言われています。
今はそこまで、、、と思いますが、そこはサウジ、何が起こるかわかりません。
だって反王室のジャーナリストのカショギ氏が大使館で(銃声)
まぁ、僕のような凡人には関係ないですが(当然)。
でも、絶対王政の国ですので、王室に対する悪口はご法度です。
さて、アラビア半島ですが、ドーハ(カタール)を中心にピボットしようと考えましたが、ドーハはまだコロナ規制が厳しく(おそらくサッカーW杯までハードルを上げる心算かと)、ドバイを軸にピボットとなります。
■旅程
東京⇒ドバイ⇒クェートシティ⇒マナーナ⇒ジェッダ⇒マナーナ⇒イスタンブール⇒東京
※マナーナなんぞに2回寄っているのはLTが必要な案件があったから
■クェートシティ(クェート)
さて、ドバイ空港でラーメンとビール頼んだら128リヤドで5,000円し、憤慨したまま降り立ったクェート・シティ。
短期の滞在だったのですが、往年の湾岸戦争の陰はなく、アラビア半島ではドバイやアブダビに並ぶ大都市です。
特に個性のようなものはないですね。「オイルマネー、すげーっ、くれっ!!!」ってな感じです。
【クウェートシティ町並み】
【クェート・タワーとペルシャ湾】
■マナーナ(バーレーン)
マナーナはバーレーン王国の首都です。
外交エリアにあるホテルなどは普通に酒も飲め、サウジと友好関係が深い割にその辺の自由度は高い感じです。
なんかやたらインド人多いです。タクシーの運転手なんかもインド人でしたね。
プールサイド・バーには各国の企業の人間が集まり、景気の良い話を聞きながらドバイ以来の酒で酩酊しておりました。
それでも空港でコロナ買ったら日本円で1,800円くらいするんですけどね。
円よわいよ円。
バーレーンは今でこそオイルで潤っていますが、その前は真珠産業が収入の柱でした。
日本の真珠産業に駆逐されたんですけどね。
バーレーンの博物館に行けば、真珠産業のコーナーなどがあって、なかなか面白いです。
因みにこの博物館の企画展が、日本の版画を取り扱ってまして、まさかマナーナで大量の日本版画を見るとは思いませんでした。
【バーレーン博物館:真珠産業コーナー】
【バーレーン博物館:企画展】
【旧市街にある真珠博物館】
※守衛が「サビシーイ」と挨拶?してきたので、なんじゃろな?と思ったら、びっくりするほど寂しい施設だった(展示1室のみ)。おそらく、来場した日本人が「寂しい」を連呼していたと思われる。割とトホホな施設。
■ジェッダ(サウジアラビア)
今回のメインのリサーチ対象。
なんせ景気がいいですからね。
ブルジュ・ハリファよりも高い、ついに高さ1kmを超えるビルを建設中です。
遠くから眺めましたが、なんというか、ブリューゲルのバベルの塔を地で行く趣。
途中、建設が止まったりもしていましたが、なんだかんだ言って作るのでしょう。
設計者はブルジュ・ハリファと同じらしいです。
クェートから入国したのですが、メッカ巡礼ツアーとカチあったのか、普段からそうなのか判然としませんが、サウナにいそうな巡礼服をまとった男性と、黒いヒジャーブを纏った女性で機内は占められております。因みにハッジ(ざっくりいうと巡礼推奨期間にする巡礼)の期間ではありません。シーア派のイラン系である僕の友人もクェート経由でハッジに行っていたので、割と集中するルートなのかもしれません。
サウナ着みたいな巡礼服は、神の前の平等を示すので王族でも同じ格好をします。なんだけど、巡礼の時に着るものと聞いていたので、まさか入国前から着替えているとは驚きです。
そういうものなのか、無駄に気合が入った一行なのかはわかりませんが。とにかく機内は白と黒で埋め尽くされてオセロ状態です。
【black & white】
その中にあってほぼ唯一の異教徒がワイ。小心者の私はちょっと心細くなります。
そして、寄りにもよって私が着ているTシャツが「平等院」のTシャツ。
なぜなのか。
別に敬虔な仏教徒じゃないんですけどね、というか宇治の平等院じゃなくて、ハワイにある在日の人たちが建てた言わば平等院の『コピー』でして、それがゆえに「Byodao-In temple」とか書いてあって、ご丁寧に海外の人にもわかる仕様になっております。なんでこれ着てたんだろ。
【Byodo-In】
街の南側に宿を取ったのですが、数少ない見どころは巨大な街中に点在しており、移動が大変です。勢い、Uberになるのですが、サウジはドコモの海外ローミング対象外なので、最寄の外資系ホテルかスタバかマクドを見つけてはUber呼ぶ感じです。お蔭でコーヒーで常に胃はタプタプです。
北部の方に先ほどのバベルの塔、、、ならぬ世界最高のビル『ジェッダ・タワー』を建設中なのですが、その南はF1サーキットになっています。何回かナイト・レースを実施したこともある、本物のサーキットです。
が、どうやらこのサーキットは急ごしらえだったらしく、首都リヤドの方に新しく作り直すそうです。
なにやってんの。
そんな暫定の位置づけの割に作りは確りしていて(じゃなきゃ開催させてくれないんだろうけど)、周辺の店なんかもそこそこ充実している感じでした。近くに『水の上のモスク』といのがあって、まぁ、海上に柱で支えられたモスクがありますが、んー、そんなもんかという感じでしたね。
【サーキット近く。水の上のモスクと左遠くに見える建造中の『ジェッダ・タワー』】
【ファイト・クラブ的な何か】
新しい、大きい、キレイ、というドバイをはじめとした典型的な産油国の大都市イメージであります。
一方で、南側には旧市街が残っており、バーレーンと同じく真珠産業で潤っていた商館などの名残があったりします。さすがに建物が古く、地震がきたら一発倒壊は免れない(よく見ると、まっすぐ建ってる建物ない感じ)のか、いろいろと補強・保全工事が入っています。
時期が時期なのか、見物は私くらいしかいなかったですね。
【旧市街】
そのあとは街のビジネス・センターに行って市況などを確認していたのですが、こちらも閑散としておりまして。メールの雰囲気とは違って、割と無愛想といいますか。
休憩代わりに近所のショッピング・モールに行ったのですが、巨大な箱の割になかは惨憺たる状況で、空きテナントの方がおおいようなメガ・モールでした。中国でもありますよね、こんなの。
人口のホット・ゾーンがゆっくり北上している感じを受けました。あくまでも一個人の所感ですが。
IT産業なんか見ても、市場はあるはずなのに有望なものは見えてこず、って感じです。
そういう意味ではすごく不思議。
とりとめもなく書いておりますが、まさに滞在中も攻め所がわからない、なんともフワフワした実りのない旅でしたね。
メッカの玄関口として歴史もある街なのですが。
ダイビング等、お金を払えば一通りの遊びはできる街です。あえてここでやる必要あるかどうかは別として。
途方に暮れて夕方に沿岸を散策しました。
紅海に沈む夕日を見ようと思ったのですが、ちょうどキングファハド噴水が噴き上げる時間でした。
こちら、世界最高の噴水でギネスブックにも載っているらしいです。
が、ただただ噴き上げるだけ。消防庁の出初式じゃないんだから。
もうちょっと、こう、なんかないの?世界一なんでしょ?なんでこんなみんな大味なんだよ?と突っ込み待ちのような噴水でした。
なんだろう、「街のシンボル」としては、これ以上ないものだとは思うだけど、ね。
【紅海に沈む夕日とキングファハド噴水】
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仕事の朝
2022-10-24T23:59:00+09:00
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1487
プチ社長日記:『今年も関東財務局に手紙をしたためるぜ』の話
ねむい。
仕事の朝
2022-09-25T00:11:00+09:00
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1485
プチ社長日記:『リモートワークあるある』の話
内職しつつラーメン食いつつリモート会議やると、ヘッドセットのマイクがスープに浸かる。(1週間ぶり3度目)
仕事の朝
2022-08-31T00:29:00+09:00
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1484
プチ社長日記:『どうも世界報道写真展は日本で開催されなくなったらしい』の話
なんでしょう。毎年みにいっていたので悲しいですね。
尚、webではここで見られます。
https://www.worldpressphoto.org/collection/photocontest/2022/global-winners
尚、webではここで見られます。
https://www.worldpressphoto.org/collection/photocontest/2022/global-winners
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くつろぎの夕べ
2022-07-31T14:14:51+09:00
いりー
JUGEM
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1482
プチ社長日記:『アイスランド訪問』の話
【首都レイキャビクの象徴:ハットルグリムス教会】
アイルランドに続き、アイスランドに訪問してきました。
この2国、名前が似ている上に場所も近所であり、紛らわしいみたいですね。それを立て続けに行くのだから、「結局、おまえはどっちに行くんだ?」と聞かれ...
アイルランドに続き、アイスランドに訪問してきました。
この2国、名前が似ている上に場所も近所であり、紛らわしいみたいですね。それを立て続けに行くのだから、「結局、おまえはどっちに行くんだ?」と聞かれたりもしました。
答えは「両方」なんですけど。
でも多分、僕にそう尋ねてきた皆は知らないのでしょう。
世界にはエストニアとエリトリア、またはギニア、赤道ギニア、ニューギニア、ギニアビサウ、ガイアナといったトラップがまだあるということを。
でも当該国の国民が自国を勘違いされてるのを聞いたら傷つくかもしれないですね。
子供の頃、熊本と宮崎の位置を反対におぼえていたことがあったのですが、両県の人は怒るかもしれない。(子供の頃なので勘弁願いたい)
そういえば何年か前、オーストリアが日本国での表記を「オーストリー」に変更してほしいという声明を出した記憶があります。確かこのブログでも書いたと思う。
でも、いまだに「ウィーンが首都なのはオーストリア」であって、「オーストリー」や「オストリッチ」と表現する日本人にはついぞお目にかかっていないところを見ると、ガン無視されたようですね。可哀想、オーストリア。
まぁ、変更した理由が「オーストラリアと間違われるから」というもので、僕自身も「なんやねんそれ!!」ってツッコんだ記憶があります。今、改めて思うと、それはそれで僕の感覚は正しかったという事でしょうね、多分。よかったよかった。
で、話をアイスランドに戻します。
アフリカは依然としてコロナの規制が厳しかったので、今回も早々に諦め、この状況で訪問先として真っ先に浮かんだのがアイスランドでした。まぁ、結構前から狙ってたんですけどね。
因みにアイスランドは五十音順で最初に出てくる国です。
外務省の海外安全ページで、アイスランドの文字が渡航禁止から外れたことに気づいた(先頭なのですぐわかる)のはうれしい瞬間でしたね。
アイスランドは、とても注目すべき重要な国です。日本も見習うべき点が多いと思います。
(まぁ、どこの国にも、日本が見習うべき点はたくさんありますが。)
まず、日本と同じ火山国で、地熱発電で安価な電力が手に入ります(日本の地熱発電の比率は低いですが。。)。
そして冷涼な気候を利用して世界中のIT企業がサーバーセンターを置いていたりします。企業が税金を負担してくれるのはいいですね。
勿論、サーバセンターの場所は企業秘密なので正確な場所はわからないんだけれども。
あと、ヨーロッパでは珍しく人口が増加していますね。
増加と言っても総人口が37万くらいで、新宿区民が33-34万人程度なので、新宿区民よりちょっと多い人口しかいない。因みにほんの数年前の本など見ると30万人と記載されていたりするので、比率的には激増と言えますね。
一方で面積はざっくり日本の1/4なのですから、人口密度はスカスカと言えるでしょう。
人口密度と犯罪発生率は負の相関があることが知られているけど、ここにも当てはまって、世界で最も治安の良い国の一つとされています。
文句なしに寒いことと物価高を除けば悪くない国だと思います。特に、寒いことが苦にならない人には。
移民にも寛容な様子です。ただ、物価は本当に高いです。スウェーデンほどではない体感でしたけど。。。
・・・寒い気候は人を内省的にさせる、と僕は信じています。
内省的かどうかはともかく、中学・高校と天文部所属で、本当の趣味は「鉄道模型」だったけど、対外的には「読書」と言っていたネクラの僕とは親和性の高い国です(と信じている)。
村上春樹さんも指摘していましたが、人口当たり作家の人数が最も多いのもアイスランドで、本屋やレコード屋なんかもセンスがあって良い感じです。この辺は北欧デザインで知られるフィンランドなんかと通じるところがありますね。
(首都での比較でいうと、アイスランドのレイキャビクは「最北の首都」になります。)
町並みもきれいで、僕はレイキャビクに降り立った瞬間からこの街が好きになりました。
(まぁ僕は、どんな国でもだいたい好きになるんですけど。)
北極圏に近く、安全保障上でも重要な土地でもあります。ビジネスチャンスも多くあるでしょう。
リーマンショック後のバブル崩壊で強烈な経済的ダメージを被ってましたが、今は立ち直っている様子です。
かの国の重要性は今後も上がり続けると確信しました。
※残念ながら僕たち日本国はその重要性にあまり気づいていないように感じました。在アイスランド大使を訪問した時の印象ですが。
レイキャビクで僕が泊まった宿は小さいながらも、やはり清潔で、道を挟んでレコード屋があったのが気に入ったので、期間中はずっとその宿に泊まっていました。
そのホテルの向かいにあった「Lucky Records」という店はCDだけではなくビニールレコードも品揃えが豊富で、そっちが好きな方には楽しめるかと。(確か今って、CDよりレコードの方が売れてるんですよね。)
仕事で缶詰の日などにも顔を出していたが、気に入ってTシャツを買いました(今この瞬間も着ている)。スタッフの方も気さくで、店内の写真撮影も快諾してくれましたね。
【Lucky Records】
そうそう、アイスランドの音楽と言えば、ビヨークが有名ですよね。
僕はオーラブル・アルナルズが好きで、最近は仕事中にずっと聞いています。その他、シガーロスやLowRoarあたりかな。 LowRoarはゲーム「デス・ストランディング」のテーマ曲だから知っている人も多いのでは。(そんなことないか。)
レイキャビクでは調べ事をしたり、大学を訪問したり(これは大体どこの国に行ってもやってることですが、大学楽しいですよ。その国の市場が手っ取り早く分かります)していました。
ご飯は、なぜかベトナム系の移民の方が多いお国柄か、ベトナム人がやっているフォーの店などは美味ですね。アイスランドの食文化もここ最近、急激に進化しているらしく、美食家にも楽しい国になってきたんじゃないかな。
安価な電力を利用したビニールハウス栽培で、野菜なんかも美味しいです。
逆に言えば一昔前は瓶詰できる保存食がメインだったとのこと。なので、アイスランドのオリジナル料理という意味では、そんなに種類は多くないですね。ただ、魚料理はなべておいしいです。あと、ほぼヨーグルトのデザートが有名かな。
アイスランドのビールは昔の禁酒法(!)の影響からの税率のためか、今でもアルコール分が幾分か低いのが多かったです。2.5%とか。
【アイスランドビール】
ホテルのすぐそばにフード・コートがあり、これは僕らが想像するAEONのフード・コートなんかよりも全然小規模なものなんだけど、びっくりするくらい美味しい。びっくりするくらい高価だけど。(どこ行っても高価。今は円安だからもっとしんどいよね。)
途中で気づいたのですが、柱にミシュランの盾が無造作にたてかけられていました。そりゃおいしいよね。
フード・コートにあるのはちょっと新鮮だったけど。
レイキャビクではここでランチとワインをとっていたことが多かったです。
早い(近い)し、美味いので。(でも、アイスランドだから安くはない)
明るいうちから酒を飲むのですが、そも5月のレイキャビクは日没が22時くらいです。そして日の出も早い。
沈んだ太陽も、地平線のちょっと下をかすめるように動くので、なんだかんだでほぼ一晩中、薄ら明るいです。
従い、明るいうちから酒を飲むのは宿命だし、なんとなく夜中(というより朝方まで)活動してしまう。
時差ボケを直すのには今まで一番苦労した国でしたね。
僕は宵っ張りで、夏なんかは夜が白み始めた頃に寝ることが多いのですが、それでも夜のとばりは生活リズムに影響しているようで、「ずっと明るい」というのは、リズムを作るきっかけがなくて苦労していました。
週末はツアーでレイキャビク近郊のゴールデン・サークルというエリアを回りました。
数々の温泉や間欠泉を見学し、大西洋プレートとヨーロッパプレートが湧き出る(といっても年間数cmなんですけどね)エリアを歩いたりと、大地の凄みを感じるには十分でしたね。
日本でも温泉街で時折感じることができる、大地からのエネルギーみたいなものはありますが、ここは格別でした。
アイスランドの景色は独特で、何しろ寒いので、過去に燃料として木が伐採されて自然に生えているものは少なく、今こそ植樹もされていますが、環境も厳しいので生育に時間がかかります。なので木はあまり見ません。
火山国なので溶岩台地にはそもそも木が生えるエリアも限られています。
で、代わりに苔に覆われています。
日本人が想像する苔とはちょっと違いますが、苔に違いはありません。
僕は奈良の生まれで、奈良・京都の寺社仏閣にある苔をよく見ている自負があったのですが、いままでの人生でみた量の苔の数十倍〜数百倍を数日で見ることになりました。
木がなくて溶岩台地なので見通しがよいですね。ガイドが教えてくれたのですが、
「アイスランドで『帰る方角がわからない』という人がいたら、こうアドバイスすればいい。『立ち上がれ』と。」というジョークがあるくらい、見通しは良いです。
なので、風を遮るものもなく、「風の強い国」としても有名で、ちゃっかり風力発電も盛んだったりします。
観光名所でもある、ブルー・ラグーンにも行きました。
よくテレビなんかにも紹介されているので、知っている方も多いと思います。
地熱発電所の排水を利用した施設なので、天然温泉とは言い難い気がするのですが、温泉という紹介がされています。
ここが最っっ高なのは、風呂につかりながら酒が飲めることですね。
持ってい入るというより、風呂につかりながらバーで注文できるのです。
お風呂で酒飲んだら、ぶっ倒れる方が続出しそうですが、風が冷たいので、立ち上がるだけで酔いは飛びます。
因みに、ここの泥を利用した化粧品はとても好評で、お土産におすすめです。(空港でも売ってます)
【ブルー・ラグーンのバー】
ただ、アイスランドでもっとも印象深かったのは、
国際空港に近いエリアにある、小さな漁村でした。僕は2日間だけ、そこで過ごしました。
ヴィラ形式の宿に着いた時、海からの風がとても強かったのをおぼえています。
なんてことはない漁村で、漁港の側は切り立った崖になっており、それが港内にはいる風と波を防いでいるようでした。
そこは風の音を除くと、とても静かで、美しい場所でした。
崖から海を眺めながら、以前に読んだ、村上春樹さんのアイスランド紀行文を思い出していました。
もしかしたら本人もこの場所に立っていたのではないかとさえ思われました。
・・・それらの風景は、写真に撮ることさえはばかられた。
そこにある美しさは、写真のフレームにはとても収まりきらない種類のものだったからだ。
我々の前にある風景はその広がりと、そのほとんど恒久的な静寂と、深い潮の香りと、遮るものもなく地表を吹き抜けていく風と、そこに流れる独特の時間性を「込み」にして成立しているものなのだ。
そこにある色は、古代からずっと風と雨に晒されて、その結果できあがったものなのだ。
それはまた天候の変化や、潮の干満や、太陽の移動によって、刻々と変化していくものなのだ。
いったんカメラのレンズで切り取られてしまえば、あるいは科学的な色彩の調合に翻訳されてしまえば、それは今目の前にあるものとはぜんぜん別のものになってしまうだろう。
そこにある心持ちのようなものは、ほとんど消えてしまうことになるだろう。
だから我々はそれをできるだけ長い時間をかけて自分の目で眺め、脳裏に刻み込むしかないのだ。
そして記憶のはかない引き出しにしまい込んで、自分の力でどこかに持ち運ぶしかないのだ。
どんなに情報が多くなっても、すべてを「込み」にして味わうには、やはりその土地に足を運ぶ必要があります。
【漁村にて】
ふと気づくと、あんなに強かった風はやんでいました。
水面にはさざ波ひとつなく、完全な静寂でした。
一瞬であり、永遠でもあるような不思議な景色を前にして、僕はしばらく感じたことのなかった多幸感に包まれながら、しばらくの間、立ち尽くしていました。
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オトコの休日
2022-06-07T22:00:00+09:00
いりー
JUGEM
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1483
プチ社長日記:『ダブリン』の話
某社の本部もあるダブリン。
税率も安かったのですが、最近はEU加盟国の最低法人税率導入が義務化されたのでどうするんでしょうか?
僕も日本の税制、、、というか、税務調査官のいい加減さ具合に嫌気がさして、会社引っ越しをそろそろ真剣に考え始めております。
【中...
税率も安かったのですが、最近はEU加盟国の最低法人税率導入が義務化されたのでどうするんでしょうか?
僕も日本の税制、、、というか、税務調査官のいい加減さ具合に嫌気がさして、会社引っ越しをそろそろ真剣に考え始めております。
【中心部】
【基本的にレンガ造りの町並み】
【バーガー屋にて】
アイルランド・ミュージシャンでまっさきに思い浮かぶのはU2だけど、アイルランド人/イギリス人を両親に持つエド・シーランさんも大人気。そのエド・シーランさんの好きなバーガー屋「FiveGuys」にて。
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仕事の朝
2022-05-08T15:52:00+09:00
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1481
プチ社長日記:『在アイスランド大使館が仕事しないから、こちらで日本人入国審査用PCRテスト@レイキャビクの情報を書くよ』の話
100以上の国と地域(台湾とかチベットとかを独立してカウントするという意味ね)を回ってきたのですが、まさか洗練されたアイスランドで問題にあたるとは、杏寿郎もびっくりの「よもやよもや」ですわ。(古い)
普通、どこの国でも日本の入国審査に必要なPCRテスト...
普通、どこの国でも日本の入国審査に必要なPCRテストが受けられる場所を大使館がサイトで共有してくれるんですけどね。在アイスランド大使館には無いわけですよ。大使のブログは充実してるんですけどね。
入国審査ですが、日本はこの辺でも無駄に特殊性を発揮していて、検査方法の指定が厳しいんですよね。
なので、アイスランド保健省が推奨しているサイトや、在アイスランド米国大使館の公開情報を見ても参考にならないのです。
日本にいればYahoo!知恵袋とかに掲載されているのかもしれませんが、ひとたびヨーロッパに来てしまえば、Yahoo!のサービスは一部を除き今は使えないんですよね。旅の時は結構、あてにしてたのに。「みどりのくつした」さんの情報とか。
結論を言います。
■結論
travel.covid.is にアクセスしましょう。
これで、登録を進めていくウチに、日本の検査条件をパスする検査を提供してくれる場所をおしえてくれます。
testcovid.isとかの検査は日本の基準をパスしないので注意です。
■問題
で、もしかしたら曜日などによっても異なるのかもしれませんが、Mjodd-Alfabakka 16-109の場所が出てきます。
僕はこれ一択でした。尚、GoogleではAlfabakkiと出ますが、同じ場所です。
ダウンタウンの中心街から直線5km、タクシーだと4500ISKくらいかかるといわれました。(アイスランドだから仕方ないね)
でも、#17のバスが出ています。490ISKです。
ただし、受付は午前中しかしていないようです。
なので、レイキャビクから直接日本に帰国しようと考えている方は要注意です。
結果は、当日の夕方にメールで送られてきました。検査時間がどれくらいかかるかは不確定な部分があるので、各自で確認してください。
■Mjodd-Alfabakka 16-109への行き方
#17のバスに乗り、Mjoddのバスターミナルまで行きます。
ターミナルビルの裏側に、ショッピングモールのビルがあります。
その中にあります。が、入り口は外側にあるのでぐるっと回りましょう。
下の写真左側が入り口です。
それではみなさん、良い旅を。
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仕事の朝
2022-05-04T19:00:00+09:00
いりー
JUGEM
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1480
プチ社長日記:『四谷税務署もひどいが、アイスランド日本大使館もひどい』の話
在アイスランド大使館が(自分の中で)熱い。
他の主要大使館は日本入国時に受ける適正なPCR検査場所を公開してるんですが、アイスランド大使館は一切なし。
一年以上前のアイスランドの入国制限に「New!」とかついてるんですよ。
アイスランドの入国/出国制限は...
他の主要大使館は日本入国時に受ける適正なPCR検査場所を公開してるんですが、アイスランド大使館は一切なし。
一年以上前のアイスランドの入国制限に「New!」とかついてるんですよ。
アイスランドの入国/出国制限はもうとっくに解除されてますってば。
掲載されている情報としては鈴木亮太郎大使 のブログ みたいな情報ばかり。
なんと鈴木亮太郎大使コーナー なる、自分のページも設けています。
税金でやることか?
こっちはご執心なのか頻繁に更新されてて脱力します。
親しみやすさは重要ですが、アイスランドの方に日本の重要性を訴えるならこの記事はクソの役にもたたないし(日本語だし)、日本人にアイスランドのすばらしさを説くには、そも日本人が訪れやすいように他の大使館に倣ってPCR検査場所(アイスランドで一般的な検査法は、日本が定めた検査基準を満たしていないことになっている)を示すのが先じゃないでしょうか?
いや、これはこれで面白いんだけどさ。もっとこう、大事な情報あるでしょ?って話です。
アイスランドは地熱発電などのクリーンエネルギーによる安い電力と冷涼な気候で世界中のサーバーセンターが集まる重要拠点ですよ。なんかこんな呑気な体制でほんといいんですかね?
もうちょっとこう、外務省も力を入れてほしいんですけどね。
応援しています。
※四谷税務署はまた時間あるときに書きます。
■追記
文句言ってても仕方ないので、朝イチで在アイスランド大使館に出向いて改善を申し入れました。
対応していただいた女性職員は親切にしてくださいましたね。
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仕事の朝
2022-05-04T04:59:00+09:00
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1479
プチ社長日記:『日本M&Aセンターのサービス(売却側)を利用してみた#3』の話
このBさんとのやりとりに入っていた、上長であるCさんが窓口交代を申し出てくださいました。
同時に、成約手数料を半額(1,000万)に引き下げてくれました。
この辺を加味すると、株式売却のみ考えた場合、清算と売却の差は1,000万程度に縮まりそうな見込みでした。
...
同時に、成約手数料を半額(1,000万)に引き下げてくれました。
この辺を加味すると、株式売却のみ考えた場合、清算と売却の差は1,000万程度に縮まりそうな見込みでした。
ただ、もうすでにM&Aセンターに対する信用を失っていた私は、「どうしてそのような見積を提示したのか? なぜ勝手に土地売却とセットで話を進めようとしたのか」の2点を聞いたのですが、結局、Cさんからは回答は得られませんでした。
そうこうするうちに、自分で設定し、日本M&Aセンターにも伝えていた期日が迫ってきました。
僕はストック・フォトの資産評価がゼロのままだった(Bさんは無形資産に算入と言っていたが、あいかわらずゼロのままだった)こともあり、清算という方向性を伝えました。
社員のことを考えれば、多少の損失でも売却しようかなと思っていたのですが、信用できない相手と商売するの嫌なんですよ。
ところが、日本M&Aセンターはここで粘ります。今までさんざん放置だったのが嘘のように、頻繁に連絡をくれます。
結局、一度考え直すか見てみましょう、ということで、別途テレカンを開くことになりました。
Cさんのほかに、部長であるDさん、相手側の担当であるEさんが参加ということでした。
■最後のテレカン
夜22時開始でした。みんなスーツで映っています。僕は私服ですが。
で、集まってもらって申し訳ないんだけど、過去の経緯からあんたがたは信用できないし、その弁明の機会も与えたが明確な回答はないので、清算するよ、と伝えました。
いたずらに時間も消費したくないしね、と。
もう詳細は割愛しますが、本当にひどい会議でした。
Cさんは会議を開催しておきながら置物。
Dさんは部長なのに言ってることが支離滅裂であり、Eさんに、「何を言ってるかわからないから要約して」と頼んでも、Eさんもわからない始末。
そのEさんも、「清算の手続き(社員への告知)と売却交渉を並行ですすめさせてください」と意見を出すものの、そんなものは社員への告知の要件を当然満たさないので僕に一蹴される始末でした。
「スーツ着てる暇あるなら、論点を箇条書きでいいから書いてきたらどうですか?」と言ったのを覚えています。
結局、期待した僕がバカだったのかもしれませんが、日本M&Aセンターのレベルに終始苛立ちを覚えるばかりで、交渉は打ち切りとしました。
■その後
上記の交渉は昨年秋のことです。今は建物も取壊し、株式会社UPフォトスは解散、清算手続き中です。
解雇された社員はご厚意で僕が知らないうちに(これはあるべき姿ですが)交渉先が抱えてくれました。
そして、あとからニュースになりましたが、ちょうどこの時期、日本M&Aセンターでは売上不正計上で社内調査が進められていた時期 でした。
調査報告書 があがり内容に目を通しましたが、本当に酷い会社だな、と思いました。
僕は日本のM&A市場は整備されるべきだと思いますし、創業当初の日本M&Aセンターは本当に良い会社だったと思っています。成長を焦って自爆したようにも見えますが、却って日本のM&A市場の後進性と停滞を招くことになりかねないので、厳に戒めてほしいと思います。
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仕事の朝
2022-05-03T16:01:00+09:00
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1478
プチ社長日記:『日本M&Aセンターのサービス(売却側)を利用してみた#2』の話
さて、日本M&Aセンターの清算とM&Aの比較シミュレーションとやらを見ました。
彼らが謳っている、高い評価能力とやらを拝見しましょう。
■端的に言って、日本M&AセンターのDDは素人レベル
?清算の際の建物取壊し費用
さて、わざわざ名古屋から出張で大阪にまで確認...
彼らが謳っている、高い評価能力とやらを拝見しましょう。
■端的に言って、日本M&AセンターのDDは素人レベル
?清算の際の建物取壊し費用
さて、わざわざ名古屋から出張で大阪にまで確認にきたBさん。
彼はM&Aを勧めてきます。清算だと着手金の100万だけになっちゃいますからね。
利用者としては、その100万で「あ、これは清算の方が得ですよ」と言ってくれればいいんですよ。そのアドバイスに100万払っても惜しくない。
ところが彼は不思議なムーブをします。
清算の際は汎用性のないスタジオという建物を取り壊して、土地を売却するか別途運用しようと考えていました。
で、Bさんは
「建物を処分するのに高額な金額がかかります!M&Aなら8千万(日本M&Aセンターは2千万取るけどね)」で売却できますが、清算なら建物取壊し費用に4千万 かかります!」
・・・そうですか。
いや、そうですかとしか言いようがないですよね。
その規模の建物壊したことないし。まぁ、プロが言うんだからそういうこともあるかな、と。
でも、調べてみたんですよ。クラッソーネというサービスで簡単に相見積もりをとれます。
このサービス、UIはいけてないですし、なぜかSMSでやりとりするんですが、めっちゃいいです。もともと紹介料などで孫請けが当たり前の世界に、直接契約できるんですからいいですよね。
結果、716万で解体できました。近所への挨拶なども込みです。
716万ですむことを4,000万かかるよ、というのが日本M&Aセンターです 。
?勝手に土地売却とセットで話をすすめ、しかも評価価格が超絶低い
さて、僕はもともと会社の株式のみの売却を念頭に動いているということは常々Bさんには伝えていました。
ところがBさん、まるで「土地込みで2億」が既定路線のように動きます。
買い手からそう言われていたのかもしれません。別にそれは買い手の希望なので構わないのですが、Bさんは僕側の担当なので、僕の意向に添って動くべきです。
で、頼みもしないのに勝手に土地の評価をしてきます。
「見積とりましたー、3社の相見積もりです!」と、意気揚々とPDFを送ってきました。
・・・これがどう見ても頗る低価格なんですよ。
1億1千万とかなんです。
無論、買い手と売り手の価格差があるのですが、あまりにも周辺の相場と違いすぎる。
なので、売り手側の見積もりを自分で見積ると、普通に「1億6千万で売れると思いますね」と返ってきました。私は5社くらいに見積もり取ったんですけどね。
1億6千万で売れるものを1億1千万だよ、というのが日本M&Aセンターです 。
気になるのは、DDにとって肝になる土地評価を〇〇という会社に委託してるんですよね。
その会社が不動産会社に見積をとっている、という構図なんですが、なぜそんな会社を噛ます必要があるのでしょうか?ちょっと調べようかな、と思ったのですが非上場会社で手間がかかりそうだったので一旦、保留としました。
さて、この数値を突きつけ、「どういう見積なの?」と責めると、「稟議回してウチもちで再度見積もりを出させてください」と言ってきます。
・・・え?じゃあアンタの出したこの値段は何なの?
「いや、僕が第三者に調査してもらうのでいいです」というと、「ぜひウチで」と言ってくるではありませんか。
もう流石に信用できず、これ以上、Bさんと話をしても埒があかないと確信しました。
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仕事の朝
2022-04-30T03:24:00+09:00
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1477
プチ社長日記:『日本M&Aセンターのサービス(売却側)を利用してみた#1』の話
これ、ひとつ前の話の続きでもあるんですけど、ちょっとここでは、同じような境遇にある方(そんな方、多くないと思いますが)に向けて、どのようなものだったかを書こうと思います。
断っておきますが、あくまでも僕個人のケースで僕自身の経験として書きますが、もし...
ひとつ前の話の続きでもあるんですけど、ちょっとここでは、同じような境遇にある方(そんな方、多くないと思いますが)に向けて、どのようなものだったかを書こうと思います。
断っておきますが、あくまでも僕個人のケースで僕自身の経験として書きますが、もしサービス利用を考えておられる方は、ご自身の判断でおねがいします。
まぁ、「サンプル数=1」で、それをもとに判断するのは無理だよね、ということで。
■(僕個人の)結論:
中小企業の売却を考えている方は利用しない方がいい。少なくとも僕は二度と利用しない。
一方で、買い手側に立つと、妙味があるかもしれない。企業を買う際はコンタクトすると思う。
■理由:
?管理が雑で信用できない
?手数料形態が中小企業の売り手には不利になっている
?一過性のケースが多い売り手よりも、得意客となってくれる(取引が継続する可能性がある)買い手を優先するとみられる言動が多く、信用できない
?思ったほど社員が優秀でない
■上記理由に至った経緯(ありのまま起こったことを話すぜ!)
?管理が雑で信用できない
僕が日本M&Aセンターを訪問したのはもう数年前ですね。僕からお願いして、メールのやりとりでアポをとりました。
鉄鋼ビル(そういうビルの名前なんです)で、クライアント先のビルに近かったので、気軽に訪問しました。
前回にも書いたとおり、処分を考えていた会社は、収支トントンの会社で、資産を遊ばせておくのはどうかと思い、清算を考えはじめました。ただ、動きとしてはとりあえず親族・関係者に散らばっていた親父の会社の株式を、頭下げまくって買取したくらいで、どうしたものかという状況でした。
そんな中で、選択肢を増やすために日本M&Aセンターにコンタクトを取ったのです。
受付に行き先を告げると、エレベータホール内の指定エレベータに乗るように指示され、そのエレベータの行き先階は既に決まっていました。僕みたいな、しょうもないことにも興味を持つ男が(女が)他の階を見物するのを避ける処置なのかなと思ったのを覚えています。
会議室でAさんとお話をしました。僕の希望で定時外なのに快く対応してもらえたのを覚えています。
とても豪華なオフィスなので、場慣れしていない人は怯んじゃうんじゃないでしょうか。僕は商売柄慣れているのと、こんな環境がフィーに上乗せされているんだと思うとちょっと嫌な気分になりましたが。
Aさんの指示もあって、会社の過去数年の決算資料などをお渡ししました。
清算または売却を考えている大阪の会社はとても古い気質で、紙なんですよ。決算とかが。厚い封筒で送られてくるんです。21世紀なのに。ワンダーですね。税理士も最初は電話でコンタクトしてましたからね。
その後、本業が忙しいのと、一時業績が盛り返したのでしばらく様子見していました。
その後、しばらくたって、今度は日本M&Aセンターの方からコンタクトがありました。
前回と違う方(Bさん)です。
BさんはAさんの引継ぎであると名乗り、その後に「いただいた資料をなくしました」と言いました。
「は?ウチの決算資料をなくしたのですか?」
「はい」
この時はAさんの責任だと思いましたが、今となってはわかりません。
見込み顧客の資料を紛失するというのはどういう了見でしょうか?
これが「?管理が雑で信用できない」 と僕が思った背景です。
仕方ないのでBさんには返却されないままの原本ではなく、コピーを再度お渡ししました。
【Bさんメール抜粋】
退職者の進行中の商談の引継ぎが適切に行う体制・仕組みができていないことは
会社としての責任です。大変失礼を致しました。
日本M&Aセンター、上場企業のなかで最も給料の高い部類の企業で有名です。まぁ、割と優秀な方がいるんだろうな、と思ってたんですよ。
(この僕の思い込みが裏目に出たんですけどね。勿論、思いこんだ僕の責任ですが。)
でもまぁ、たまたまそんなこともあるのかな、と思い、目をつぶりました。
まぁぶっちゃけ、僕は決算を見せることに抵抗ないんですよね。
選択肢は多い方がいいので、着手金100万を払い、様子見としました。
?手数料形態が中小企業の売り手には不利になっている
さて、売却側の手数料です。
まずは日本M&Aセンターのサイト より。
このように書かれていますが、大事なことが記載されていません。
成功報酬は2,000万円から です。
5億円以下の分は5%の成功報酬ですが、要は4億以下の案件に関しては日本M&Aセンターの成功報酬は2,000万円で固定です。
なんかこういうところも明記しない辺りが、誠意を感じないんですよね。
結局、終盤の交渉で成功報酬を1,000万円まで減額できましたが、4億以下の売却価格の案件については、日本M&Aセンターとしては高く売却しようというインセンティブが効かない点は注意すべき と思います。
?一過性のケースが多い売り手よりも、得意客となってくれる(取引が継続する可能性がある)買い手を優先するとみられる言動が多く、信用できない
ここからが日本M&Aセンターがドイヒーだと思った点です。
最初に、中国地方の某企業を紹介されました。特に写真にシナジーがある業態でもなく、まぁ、節税で企業買収を繰り返している企業という印象でした。社員のことを考えお断りしましたが、その会社は日本M&Aセンターと継続して取引があるらしく、その時から売手の僕より買手の顔色を窺っているのが気になってました。
その後、関西の別企業を紹介されました。
このマッチング能力は、流石だなと思いますね。褒めるべき点は褒めることとします。
すごいよ日本M&Aセンター!!
で、いろいろ会社のヒアリングとかして企業評価(Due Diligence)が始まります。
まぁ、中小企業なんで、評価≒純資産ですよね。全然4億に届きません。
因みに僕が交渉の表に出ていますが、持ち株比率は低く、家族ボランティアみたいな割のあわない役割でやってます。
のれん代なんて全然載りませんよ。
企業評価(Due Diligence)ですが、ひとつ、僕が密かに期待していた部分がありました。
弊社には僕が代表になったときに着手指示を出した唯一のストック型ビジネスのストック・フォトが芽を出してきていて、ほぼノーリスクで毎年200万以上利益を稼ぎます。
全然少額です(笑)。でも、ですよ?毎年コンスタントに200万の純益を出す、たとえば毎年200万の家賃収入があるマンションなんかを想定していただければ、いくらくらいのマンション価値か想像つくと思います。
この辺の評価をお願いしたのですが、「無形資産として勘案します!」とBさんは言い放ったきり、結局売却価格には載りませんでした。仮にPER10倍としてもプラス2,000万。さきほども申したように総額で4億超えないと日本M&Aセンターの手数料は増えません。自慢じゃないですが、この会社の純資産、4億なんて遠い世界です。
買い手に買ってもらいさえすれば2,000万入る(と思っている)日本M&Aセンターにとっては、確実に売買が成立する方向にもっていく動機付けしかない(要は安くしたい)と僕は理解しました。
このあたりから、Bさんのスタンスに疑問を抱き始めます。
ここで、上記「?手数料形態が中小企業の売り手には不利になっている」が効いてきます。
仮にこの会社の純資産が1億あったとしましょう。ないけどな!!(涙)
・清算:1億から清算に必要な費用を差し引いて、残金を出資比率に基づいて分配
・売却:売却額から日本M&Aセンターの手数料(2千万)を差し引いて、残金を出資比率に基づいて分配
つまり、売却額に2千万以上のプレミアが純資産に載らないと、そもそも清算の方が得に決まってるんですね。
勿論、社員のことを考えると、事業を清算するより優秀な方に経営していただきたいという思いはありました。
僕は普段東京にいて、決算の時期に方向性を伝える程度だったので、抜群に優秀な経営者でなくても、キチンとみていていれば安定して黒字を出せると考えていました。
今回、2社目にご紹介いただいたのは経営者として信用・実績のある方だったので、まぁ、実質的に清算が損であっても、納得できる範囲なら仕方ないかなと思っていました。(ただ、スタッフの方々は優秀なので、別に放っておいても勝手に喰っていく可能性は高く、僕の老婆心だったかもしれませんが。。。)
僕が売却も考えたのは、このストック・フォトの資産価値が2千万を超え、よって売却の方が手許に残る金額が大きい可能性に掛けたからです。僕の持ち株比率は低いので、社員のことも考え、且つ、他の株主に説明ができるように持っていくにはそこしかありません。
僕は常に清算と売却の2面建てで考えていて、日本M&Aセンターさんにもその旨を明確に伝えていました。
ところがBさん、買い手の方を見ているのか、土地もセットで買取を希望している先方企業の方針に忠実に、土地とセットの売却を勧めてきます。
「仲介だからBさんは買手の方も見るのは当たり前ではないか」と思われるかも知れませんが、「買い手には買い手側の担当がついており、だからこそ公平な仲介が出来るキリッ」、というのが先方の説明でした。
・・・あ、すみません。「キリッ」の部分は盛りました。
私は売却するとしても、売るのは会社(株式)だけという条件でした。どうしてもセットでないとダメなら、それは別で考えるという話はしましたが。ところがBさん、勝手に土地とセットで話を纏めにかかろうとするではありませんか。
で、Bさんに、「セットで売るなら、まぁ、致し方ないので、相場で売れるなら考える。相場を調べるので少し待ってくれ」と伝えました。
因みに、清算の場合は、フォトスタジオという建物の特性上、写真・映像業を営む企業に売却できなければ取り壊す心算でした。まぁ、買手の気持ちに立てば、土地とセットに拘るのも理解できます。あとから地代を上げられても困りますし。
ただ、言うまでもないですが、日本M&Aセンターにとっては、清算に倒れると困るでしょう。いや、損はしませんが、手数料の2千万が取れなくなります。
ここで彼は清算と売却のケースをシミュレーションした!と意気揚々と伝えてきました。
そして「清算は愚策 」と言い切りました。・・・ほぅ、そうですか。
ところがこれがまぁ、酷いものでした。<つづく>
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仕事の朝
2022-04-18T11:48:00+09:00
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プチ社長日記:『謹告:親父の残した会社を解散しました#2』の話
コロナが猛威をふるい、世界中の人が未知の体験に手探りで進んでいた2020年5月に社員の方々に集まっていただき、現状をありのままに説明しました。
2019年度は何とか3期ぶり黒字でした。コスト削減も追いついて来たし、このまま微妙なプラスなら無理に潰す理由もないと思...
2019年度は何とか3期ぶり黒字でした。コスト削減も追いついて来たし、このまま微妙なプラスなら無理に潰す理由もないと思えなくもない状況下、コロナがやってきました。
4月から新年度でしたが、その数値は惨憺たるものでした。
一瞬、「お、なんだ、ほぼ例年通りじゃん」と思ったがよく見ると桁が1つ少ない売上の月別試算表を見たときは衝撃でした。
実際、僕が本業でやっているコンサル業は人材不足で、コロナの影響を殆ど受けてなかったんですよね。リモートワークとか言われても、複数プロジェクトにアサインされる職種の人間にとっては、もともと働く場所を選ばないという意味で何の抵抗もなく受け容れられましたし。
現場でお手伝いしてくれるアシスタントの方々も、なんだかんだと僕の知る限り、その職を維持していました。
だから、どこか対岸の火事のような気分で見ていました。さすがに飲食とか箱物はヤバいだろうな、と思っていたものの、こんなに広告全体の売上がさがるとは。
まだ直近だったし、すぐに影響はなくなると思っていました。なので、その時は通年で30%の売上がさがってもトントンとなるよう、社員の方には申し訳ないですが、さらなる減給をお願いすることになりました。後は家賃の減免ですね。因みに僕は一律給与を下げるのは反対で、パフォーマンスの低いメンバ(役員含む)の解雇が良いと考えたのですが、現場からは一律給与引き下げという案を支持されました。社保とか考えるとヘッドカウント減らした方が得策と思うんですけどね。まぁ、ここは現場を尊重ということで。
まず役員にはかなり強烈な削減を、社員の方にも20-25%の削減をお願いすることにしました。
ただし、この見通しがきつすぎて営業黒字が出た場合、社員の方から優先して充填するという策としました。
会社員にとっては、なかなか人生の計画が狂いかねない下げ率です。が、社員の方は受けてくれました。
まぁ、職人肌の会社ですし、腕の立つ人はフリーでの仕事もこなしていると踏んでいました。その辺は明確に咎めないと言ったのを記憶しています。
・・・と、同時に、「当体制によっても営業赤字計上となった場合は、翌期以降の売上見通しなどを慎重に検討の結果、別途経営判断を致します。」の文言も資料に大きく(フォント28で)記載しておきました。
投資家としてみた場合、ここまでコスト削減しても利益出ない仕事なんてやらない方がマシ、という強い思いがあったので、この一文を盛り込みました。
で、(明示的に僕に対する批判や罵声は特になく)平穏に会は終わったわけですが、その頃から僕は事業売却を視野に日本M&Aセンターとコンタクトを再度持ち始めました。
以前にも相談はしてたんですけどね。
<つづく>
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仕事の朝
2022-01-17T01:46:00+09:00
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1475
プチ社長日記:『謹告:親父の残した会社を解散しました#1』の話
おおみそかですね。
お世話になった方も、お世話した方も、オマエなんか知らねぇよ、という方も、一年間おつかれさまでした。
私事ですが、標記にあるとおり、家業である株式会社ユーピーフォトスを解散しました。
昭和55年7月1日に設立登記、令和3年12月29日解散と...
お世話になった方も、お世話した方も、オマエなんか知らねぇよ、という方も、一年間おつかれさまでした。
私事ですが、標記にあるとおり、家業である株式会社ユーピーフォトスを解散しました。
昭和55年7月1日に設立登記、令和3年12月29日解散となります。
41年あまりのご愛顧を賜り、ありがとうござました。
実はそちらの会社でも社長(平成28年5月10日〜)をやらせていただいておりましたが、
何しろ僕が就任する前からジリジリと赤字を積み上げる経営状況であり、僕の給料は雀の涙。
会社のある大阪1泊出張だけでマイナスになる金額です。
経費で請求できたのですが、会社の状況的に経費請求をしてこなかったですね。
それでも僕にしてみれば、僕が曲がりなりにも大学を卒業して就職して自立するまでに「喰わせてもらった」会社ですので、微力ながらお手伝いしてきました。
お手伝い、と言っても普段は東京で忙しくしておるので、できることは限られます。
単純な話、会社が黒字に浮上するには売上をあげるかコストを下げるかの2択しかなく、確実性が高いのは後者なんで、まず不要な経費を削ります。
なんか無駄な経費ってあるんですよね、どこでも。誰も読んでない新聞の購読とか。
でも、そんなネタはすぐ尽き、次に家賃下げ交渉、減給のお願い、そして最後に来るのは整理解雇ですね。
きっつー。
平日に無理やり時間作って大阪行くじゃないですか。自腹で。
・・・なんか目とか合わせてもらえないんですよね。
「いやぁ、入江さん(僕)が来ると『あ、またロクでもない話をしに来たな』というキンチョー感が走るんですよ」ですと。うそーん。。。
まぁ、解雇予告なんで、受ける側からすればそうなんだろうけど。
詳しくは書けないですが、売上伸長に慎重、というか消極的だった理由を端折って書くと、「写真広告の先駆けであるが故のしがらみを脱することができず、下手に動くと手許の売上を潰す可能性もあった」というものでした。
ここはもうちょっと何とかなったかもな、と思います。
少なくとも、もっと自分の目で見て、諦めるところは諦めてもよかったな、とは思います。
・・・とにかく、僕のできる範囲での経営努力はしたものの、資本として回転できていない状態が何年も続きました。
収支トントン近くでも、雇用を守るとか、社会への貢献とか、続ける(やめない)理由はいくらでもあります。
政府も雇用を守るという方向を強く打ち出していますしね。(その雇用が社会の発展に貢献するかといった視点は抜きにして、ですが。)
でもね、僕は嫌だったんですよね。
「社員10人からが一生懸命働いて赤字(または収支トントン)でした」って、投資家としての僕から見たら
「あ、なんだ、何もせずに寝てた方がマシだったんですね。おつかれ。」以上の何ものでもないんですよね。
働いてくれた方には、ほんっっっっっとうに、申し訳ないんですけど。
特殊な業界なんで、好きでやっているなら、まぁ当人はいいんでしょうけど、特に若い人はライフ・ピボットする方が幸せなんじゃないの?と余計な気を揉んじゃいますね。まぁ、僕の人生ではないんですけど。
とにかく、有効に活用されていない「資本」を見ると、モヤッとした気持ちになります。余計なお世話ですかそうですか。
勿論、成長産業でこれからの市場が有望で投資的に赤字はOKですよ。
でも、いまのビジネスモデルのまま、写真という産業で生き残りをかけるイメージが、僕には浮かばなかった。
そもそも「生き残り」というアングルで考えざるを得ないくらいなら、とっとと他の事業にリソースを振り向けるべきだ、という思考が染みついていて離れなかった。
なので、体力のあるうちに清算(解散)という動きに出ようと決意しました。
創業40年、「もういいだろ」という気持ちもありました。
そうはいってもすぐには出来ません。作るのは簡単なんですが、畳む方がダルイんですよね、会社。
とりあえず、いつ畳むかは別として機動的な判断ができるよう、手始めとして、持ち株も一族や旧経営者に散らばっていたので、1年間かけてそれらを買い集めました。
収支トントンだと配当もないわけで、そういう意味で割と交渉は楽でしたが。
そうこうしている内にコロナもやってきましたね。
<つづく>
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仕事の朝
2021-12-31T17:57:00+09:00
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1474
プチ社長日記:『最近』の話
コロナ対策のクソっぷりを国税局に指摘した件で某四谷税務署(その後、しっかり税務署で感染発症)、内部利益の斡旋疑惑を指摘した件で某所属組合、そしてロクに査定もできないので担当者を交代させた件で日本最大M&A会社、、、、まぁ、いろいろ無駄にヘイト稼いでいる絶...
仕事の朝
2021-11-09T21:14:00+09:00
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1473
プチ社長日記:『PCR検査』の話
検査のための唾液が少しでも出るように、検査場に梅干しやレモンの写真貼っている気遣いにほっこりする。
くつろぎの夕べ
2021-10-12T23:22:28+09:00
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1472
プチ社長日記:『iDecoやめて401Kにするでござる』の話
今までiDecoやってたんですよ、iDeco。
NISAに比べると資金の拘束期間が半端ないし、額も(NISAも天井が低いですが)低いし、浸透度はイマイチなようです。
節税も含めて評価して、「まぁ、やっていいんじゃない」というレベルでしょうか。
僕も(一応FPですが)、やっ...
NISAに比べると資金の拘束期間が半端ないし、額も(NISAも天井が低いですが)低いし、浸透度はイマイチなようです。
節税も含めて評価して、「まぁ、やっていいんじゃない」というレベルでしょうか。
僕も(一応FPですが)、やってない人には、検討をお勧めするレベルですわ。
この辺を見ると口座開設率は11.9%ですな。
まいなびニュース
僕も一応、iDecoやってたんですが、掛け金がビミョーすぎるので効果のほどは実感できない感じでしたね。
で、今回、youtubeで401K導入に興味をもったので、導入の申請をすることに。
VIDEO
上記で紹介されていたSBIベネフィットを利用することに。
今までのMonexからSBIに移管するとか、みずほ口座を新規に開設したりとか、年金局の領収済み通知書のPDFを送ったり、就業規則・賃金規定の見直しなどのちょっと面倒な手続きはあるものの、サポートを受けて何とかクリア。
1月から弊社も401K導入と相成りました。
これ、特におひとり様企業にはおすすめです。
掛け金を法人負担とすることで法人所得税の減税になります。
法人⇒個人の資産転嫁が税金捕捉ポイントなので、ここを節税できるのが大きく、いろいろ状況に応じて異なりますが、僕のケースでは年間27万近くの得になります。
iDecoの運用成績関係なしに、ノーリスクで27万余計に手許にお金が残るのは大きいですね。
ちょっと運用手数料取られるのがイラッ☆とするポイントではありますが、それを差し引いても上記金額です。
今後、競争激化して手数料が下がることを期待しています。
1月からの導入後も確認し、何かあれば書こうと思いますが、今のところいい感じなので、皆様もご検討いただければと思います。
※別に案件とか関係ないですよ。念のため。
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仕事の朝
2021-09-26T15:36:22+09:00
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プチ社長日記:『そろそろ撤収』の話
これはやばい。
仕事の朝
2021-09-15T22:06:27+09:00
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プチ社長日記:『最近の日本株』の話
菅さん総裁選降りる⇒自民党が選挙で勝てる⇒株上げ
というのがメインストーリーとしてあるものの、普通にコロナの新規罹患者が減っているのが大きい。
というか、そっちがメインと考えている。
新規罹患者が天井打ったように見えたころから買い始め(買い推奨し)、今に...
というのがメインストーリーとしてあるものの、普通にコロナの新規罹患者が減っているのが大きい。
というか、そっちがメインと考えている。
新規罹患者が天井打ったように見えたころから買い始め(買い推奨し)、今に至る。
さすがに何回も波が来ると読みやすいよね。
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仕事の朝
2021-09-07T00:20:56+09:00
いりー
JUGEM
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1469
プチ社長日記:『約35年振りにタッチを読み返す』の話
コロナで在宅勤務となってから昼飯も自宅周辺でとることになり、近所の喫茶店によく行くようになった。その店の漫画が驚きの充実度である。
そして、『タッチ』があったので、久しぶりに読み返した。
1回行くにつれ、2巻ずつ読み進むので、タッチ読みたさに13回喫茶店...
コロナで在宅勤務となってから昼飯も自宅周辺でとることになり、近所の喫茶店によく行くようになった。その店の漫画が驚きの充実度である。
そして、『タッチ』があったので、久しぶりに読み返した。
1回行くにつれ、2巻ずつ読み進むので、タッチ読みたさに13回喫茶店に通い、そのうち9回はオムラバーグ(オムライスとハンバーグの看板メニュー)、4回くらいはカレーバーグを食べたことになる。
尚、コーヒーがついてそれぞれ1,000円、900円である。
因みに喫煙もできる、古き良き喫茶店である。
【ウソみたいだろ。。。初版なんだぜ。。】
僕がタッチを初めて読んだのは中学生の時である。
小学校を卒業しても友人の河野(こうの)くんの家に転がり込んではファミコンをやっていた。
僕の家はファミコンを買い与えてくれず、僕も小遣いの全額をゲームセンターにつぎ込んでいたので買うことはできず、河野くんの家にいたのである。
因みに僕は中学受験だったのだが、奈良県では名門の東大寺学園にスベった不合格連絡も、河野くんの家でオカンからの電話で知ったのは覚えている。なに電話してんだよオカン。
僕はゲームばかりやっていて、部屋のすみにあった漫画にはあまり興味なかった。
まして恋愛漫画に興味はなかった。だって、恋愛に興味なかったから。それまで僕の好きな漫画は「Dr.スランプ アラレちゃん」であったくらいだ。
そんな僕がいつものように河野くんの家でダラダラしていると、ふと本棚の『タッチ』に手を伸ばした。
なんだったかな、ヴォルガ―ド2だったかな?なんかそんなシューティング・ゲームをやっていたのだが、上手くなりすぎて延々と終わらないようになっていた。当時のファミコンの処理速度では後世の名作シューティング「怒首領蜂」のように敵が弾幕を張れず、或る程度以上は難しくできないという事情もあったと思う。根が尽きるまでやってコントローラーを放り投げ、ふと手に取ったのである。
中学生になりたての僕に高校生の恋愛事情は、ちょっと早すぎた。
今の僕からすれば3年なんてあっという間なのだが、当時13歳の僕にとって高校生は先輩すぎた。
それでも一気に読んでしまったのをおぼえている。
因みに僕は「あだち充」の読み方がわからなくて「あだちじゅう」と読んでいた。河野君が「『あだちみつる』らしいで」と突っ込むのは、だいぶ後の話だ。
賛否両論あるだろうが、やはり『タッチ』は一時代を築いた名作だと思う。
あとからどこかの雑誌で読んだのだが、『タッチ』は主人公が都度、着る服が異なる初めての漫画だという。
これにはちょっと懐疑的だが、でも、服装が異なる漫画が出たのがこの頃であるように思う。ドラえもんのジャイアンは常にオレンジの服を着ている。しずかちゃんは白シャツにピンクのスカートだったかな?季節感もあったもんじゃない。だが、『タッチ』は私服感があるという話だ。そうかもしれない。
当時の高校野球(今もか)は、坊主頭が基本なので、新田君などが髪型が普通なのは当時の僕でもちょっと違和感あったが、まぁ、漫画ですから。
個人的にツボだったのが、当時かろうじて好きと言える子が、実は僕と同じ誕生日で、なんと河野くんの向かいに住んでいたのである。僕が河野くんの家に入り浸っていたのは、もしかしたらその子が向かいに住んでいるという理由が25%くらいあったかも知れない。
僕がその子を南ちゃん、河野くんと僕はとても仲良かったので上杉兄弟のような感覚で読んでいた。いきなり和也死んでびびったけど。まぁ、僕も河野くんも甲子園とは縁遠い存在だが、そこは許してくれ。
・・・あんなに仲良かった河野くんと僕が疎遠になった理由は、今でもはっきり思い出せない。僕が中学生の環境になじみ、その友達とつるむようになったというのもあるが、河野くんが引越してしまったというのが理由だったと思う。
「俺、実は『こうの』じゃなくて『かわの』なんだよね」とある日、ボソッと彼が言った。僕としては「こうの」だろうが「かわの」だろうが関係ないので特に気にしていなかった。
そして、僕が中学生になったころ、引越するかもと言いだしていた。「親戚のところに行くかも」と言っていたような気がする。
僕は中学生になってから、英語だけ母の知り合いの方に教えてもらうことになった。学習塾ではなく、寺子屋に近い雰囲気だ。で、僕は週に2日程度、自転車でそこに通っていた。
帰り道に河野くんの家のそばを通るので僕はちょっとだけ遠回りして、いつも河野くんの家の前を通っていた。それはつまり、好きだった子の家の前でもある。河野くんの部屋に電気がついていようものなら窓をノックしようと思っていた。彼の家は県営住宅の平屋建てで、言葉は悪いが「長屋」である。道を挟んだ彼女の家は同じ県営住宅なんだけど戸建てっぽく、そしてその一つ奥のブロックからは、いわゆる「団地」と言われて想像がつく、大きなビル状の集合住宅だった。それらには、おしなべてB-14みたいな番号が壁のどこかに大きく書かれており、「なんか軍用機みたいだな」と思っていた。
平屋だったので、河野くんの部屋に明りがついていたら簡単に話しかけられるのだが、中学生になってからすぐに彼の部屋の窓に明かりがともることはなくなった。
向かいの彼女の家の窓(どれが彼女の部屋かは正確にはわからなかったが)は普通に明りがともっていたが、漫画のように偶然窓を開けた彼女と目が合うなんてことはやはりなく、僕はそれから2年間ほど、週2回の頻度でむなしく二人の部屋の前を自転車で素通りしていた。
今と違ってLINEやらSNSがない時代だ。PHSもない。関係性を維持するコストは今とは比べようもない。河野くんとは連絡がとれなくなった。彼が僕の実家に電話することもなかった。
今になって思えば、彼の家は夜逃げした、もしくはそれに近い状況だったのではないかと思う。違ってたらごめんなさい。
僕の中学時代に仲良かった友人も、突如謎の引っ越しをしたのだが、今考えたら夜逃げだった。
僕の近所にも長屋のような集合住宅があったが、そういう街だったのだ。
だから僕の予想は、今となっては確信に近い。
僕が好きだった子も、その後どうなったのか、僕は知らない。
実は小学校の卒業前、5分ほどだが二人で話したことがある。僕の6年間の小学校生活の中で、最高の5分間だった。別に手をつないだわけでも、それ以上でも当然ないのだが、小学生だったのでそれで満足だった。
(余談だが、今の小学生向けの漫画はかなり過激になっていると僕の友達は子供の将来を心配していたが)
今思い出すと、ほほえましいというか、アホらしいというか、童貞の青さ全開だっただけの話だが、その純粋さが、僕には『タッチ』と重なるのである。
今回、読み返して、河野くんやその子のことが鮮やかによみがえった。
同時に、やはり時代の変化も感じた。
野球のカウントがボール/ストライクの順ではなく、ストライク/ボールの順である。僕は実は今でも後者のカウントに慣れているので、「カウント3-1」とか言われると脳内で「1ストライク3ボールで打者有利」と読み替えているので、そんなに違和感ないけど。そのほか、今は女子マネージャーがベンチに入れるのに『タッチ』ではネット裏から応援しているし、監督はスポ魂だし、『ブス!』という今では普通に問題になりそうなセリフも連呼されたりしていた。
一方で、今の高校生の恋愛事情は『タッチ』の世界ではアウトなんだから面白い。
当時の僕のようにスマホは勿論、ポケベルもない。そのもどかしさが、(いや、今の世界に慣れてると不便で仕方ないのだが)愛おしい。
ただのおっさんの回顧録になってしまったが、やはりあだち充作品の中で別格かと思う。
・・・まぁ、僕の青春漫画第1号であったが故に、すっかりインプリンティングされてしまい、「(浅倉南のような)あんな女子はいないのである」と気づくのに数年かかるという強烈な副作用もあったのだが。
ところで河野くんは今、どこでなにやってるのだろう。もし、これを見かけたら、実家にでも連絡くれよ。
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くつろぎの夕べ
2021-08-22T18:15:00+09:00
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1468
プチ社長日記:『ある若き四谷税務署の税務調査官のご高説に思う』の話
結局、損金として認められたのだが、非常にしょーもない件として、弊社の自転車購入費用が経費として認められんと若い税務調査官が吠えていたのが印象的だった。
若い税務官は、無駄に張り切って鬱陶しいというのは割と通説だったりするが、たかだか8万円のバイクは贅沢...
若い税務官は、無駄に張り切って鬱陶しいというのは割と通説だったりするが、たかだか8万円のバイクは贅沢だから損金として否認するというのだ。
社用車として認められているのがベンツであったりレクサスであるように、物の値段の高低が損金算入/不算入の境界ではない。仕事に使用しているか否かが問題なのである。(因みにベンツも自転車を作っていて、26万円くらいから買えるよ。たけぇ。)
結局、この件は課税されなかったのであるが、こんな恣意的に税金が決められるというのは日本税制の限界であろうと思う。
結局、この若い税務官は「これを機会に御社の経理をきれいにしましょう」とか大風呂敷を拡げたわりには、私が飛行機の中で1時間程度で割り出した金額も解明できず(しかも情報は税務調査官が持ち去っていたので、彼らの方が多い)、「法律は知っていないとダメなんです」ともっともなことを言う割には「地方税制度は知りません」というズコーってな感じであった。
別に悪いことをしようとしている訳ではないし、税務調査官もお仕事だろうから、ここだけ見れば仕方ないのだろうけど、より大きな視点に立てば、とっとと銀行口座含めすべてマイナンバーに紐づけてエストニア(かなり大げさに言われているが)のように透明化し、税理士や税務調査官といった職業の人々が見事に失職し、よりよい職業につけるよう、社会を活性化すべきだ。結果として、やっぱITだよな頑張ろう、と思えたのはひとつの収穫だろうか。
そも税制というのは恣意的にややこしく作られすぎだと思う。
それはややこしくすることによって微妙な増税がバレないようにするという意図があるからだと推測するが、結局はその複雑化が社会的コストを押し上げ、実は徴税側/納税側でナッシュ均衡云々以前の明確な解があるにも関わらず、税理士や調査官といった無駄な仕事を生み出すのはなんとかしないといけないと本当に思う。
税務調査官の仕事もストレスが大きいらしく、やめる人も多いという。まぁ、税理士の仕事に就くものも多いというが。彼らのスーツの汗臭さに困惑と同情の気持ちを持ちながら、この社会的コストなんとかならんもんかなぁ、とぼんやり思う。
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仕事の朝
2021-08-17T22:03:00+09:00
いりー
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いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1467
プチ社長日記:『TENETその後』の話
なんだかんだ言って、8回くらい観てる。
暇かよ。
暇かよ。
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オトコの休日
2021-08-15T23:21:54+09:00
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1466
プチ社長日記:『映画TENETを一市民が観た感想(ネタばれあり)』の話
■あらすじ
全世界規模での出来レース大会
■感想(ネタバレあり)
NETFLIXで見たのだが、間違いなくスゴイ映画である。
いや、ホントに。
48年生きてきて、ノート取りながら映画観たの初めてだわ。
・1回目:
まずわからない。っていうか、1回目で解るようにこ...
全世界規模での出来レース大会
■感想(ネタバレあり)
NETFLIXで見たのだが、間違いなくスゴイ映画 である。
いや、ホントに。
48年生きてきて、ノート取りながら映画観た の初めてだわ。
・1回目:
まずわからない。っていうか、1回目で解るようにこの映画は作られていない。
舞台装置として順行⇔逆行を切り替える機械が、計4カ所登場するのだが、最初の機械が登場するのがすでに中盤にさしかかる辺りである。
タイムリープではなくて逆行するだけなので、3日前のシーンに登場するにはどこかで逆行状態に入ってから3日もの間、時を経過しないといけない。3日前から現在に至る順行の一般人からはその人は逆再生状態に見えるので、「そんなんおかしいだろ」と周囲も気づきそうだが、そこには触れられていない。(一応、コンテナの中などでひっそりしている模様)
当然、暇つぶしをするために逆行している訳ではなく、逆行する人は過去を自分にとって「良いもの」にしようとして目的を持って逆行している。つまり、「原因と結果」「目的とそれに向かった行動」が逆転しているので、基本、順行している視点に立つ視聴者からは、最初に逆行してる人の突飛な行動(結果)を見て「え?なんで?」と思わせられ、後になってから原因を見て「あぁ、そういう訳だったのね」となる構造である。言えば簡単そうだが、宙ぶらりんな時間が長く、モヤモヤしたまま2時間ほど過ごす(映画は2時間半くらいある)羽目になる。
自己評価で理解度30%程度。いや、もっと低いかな。
・2回目:
ようやくストーリーの主旨が理解できる感じ。
順行・逆行両サイドの目的が最初から(何となく)わかっているので、「あぁ、そのセリフってそういう意味なのね」というのがわかる。
と同時に、「どういう理屈でその装置は存在しているのか」、「ちょっとここおかしくないか?」というのが気になり始める。
自己評価で理解度55%。
2回見ないとわからない映画だが、コスパ考えるとこの辺で引き返すのが賢明か?
実は映画の中でも「理解するな、感じろ」というブルース・リー的なセリフがあり、監督からの「深入り注意」ともとれるシーンがある。
とりあえず初見要素はクリアしたので、まとめサイトを見てみるが、特に目新しい情報はない。
・3回目:
もしかして翻訳より英語で理解した方が簡単なのではないか?と思い英語字幕で再生。
ノートにタイムラインを記載しながら、難解な英単語の意味を調べながらで途中停止を繰り返し、4時間くらいかかったのではないか。結果、わからなかったポイントを洗い出すことはできた。
自己評価で理解度65%。(と、思っていた。)
ここでわからなかったポイントを理解すべく、もう一度webに頼ることとする。
「陽電子は時間を逆行する」というセリフがあったので、その辺も調べた。
その過程で通常サイトではなく、youtubeで解説動画を見つけたのだが、これがとてもよく纏まっている。
このシリーズ: たてはま
この人、ノーラン監督を(良い意味で)変態と呼んでいるが、自身も相当な変態とお見受けする。
・4回目:
上記TENET関連の動画をすべて確認し、それを踏まえて鑑賞することで一気に理解度があがる(結果、3回も観ていたのに勘違いしていたところも多々あった)。
例えば、タイトルのTENETはクライマックスシーン「スタルスク12」における10分間の時間挟み撃ち作戦、及び組織名からだけ由来しているのかと思っていたが、SATOR式 から来ていることに動画見て初めて気づかされた。(この文字列、過去に見たことあんだよなー、どこだったか思い出せないが。)
こういうのなんかを踏まえて観ると、ちょっと印象が変わって良い。
いろいろ奥が深く、あぁ、ワイ全然理解できてなかったわ、と気づかされる。
自己評価で理解度75〜80%。
と、これまで4回も観てしまった。動画サイト含めると15時間くらい見てるんではないか。
でも理解できないところがやはり残る感じ。
そのほとんどが「最初から脚本に無理がある」「不可避な矛盾点」だと思いたい。
※因みに最初のシーンのオペラハウスの逆行弾がわからない。ニールは順行しているので逆行「弾」を使用している。その後も逆行「弾」の下りは研究所でされているが、発射後⇒発射前の状態として逆行できても、それって時間の逆行じゃないよね?とか。
そもあの装置は時間の逆行じゃなくてエントロピーを減少させるだけの機械であるとするならば、運命は決定づけられているという土台が崩壊する。
そうじゃないなら、ニールがマイケル・ジャクソンみたいにムーン・ウォークしてないと辻褄あわなくね?ムーン・ウォークで階段上れるんだとしたらニール凄くね?(別にムーン・ウォークである必要はないのだが)
ねぇ、誰か教えて?
・・・っていうくらい、まだ基本的なところでコケてたりする。
割と忙しい日々を送っているのに何度も観てしまった。
評価は分かれる映画だと思う。
個人的には「スゴイ映画なのは間違いないが、良い映画かと聞かれるとそうでもない」 という感じ。
?2回目観てストーリー抑える程度にとどめる
?最初から観ない
?しつこく観る
これの3択かな。
とにかく、かけるコストとそれから受ける感動が釣り合わない 。
だが、?は観ないことには評価できず(イソップの葡萄)、モヤモヤした気持ちが気になる人にとって?は選択肢にならず、そういう人は結局あきらめるまで(心が折れるまで)?となる。
映画というより、映画とその解説動画をトリガとして(エントロピーとか陽電子の)勉強になったのが最大の収穫という感じ。
4回も観ておいていうのも何だが、?が正解という気も、実はしないでもない。
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オトコの休日
2021-07-27T07:33:00+09:00
いりー
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いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1465
プチ社長日記:『こりゃもうわかんねぇな』の話
中古車価格の値動きと住宅着工の数値みると米国強いな。
バブルは最後がおいしいといえるが、降り時が難しいので逃げ足鍛えつつ、ちょいちょいついていくスタンスですかね。
一方、日本はあいかわらずしんどそうですね。まぁ、円安だから連休明けは追い風だろうけど。
バブルは最後がおいしいといえるが、降り時が難しいので逃げ足鍛えつつ、ちょいちょいついていくスタンスですかね。
一方、日本はあいかわらずしんどそうですね。まぁ、円安だから連休明けは追い風だろうけど。
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仕事の朝
2021-07-25T11:47:34+09:00
いりー
JUGEM
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1464
プチ社長日記:『わかりやすくダウ下がっててウケる』の話
ボクいいましたよね。
まぁ、日本株はすでにダメダメですが。
まぁ、日本株はすでにダメダメですが。
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仕事の朝
2021-07-20T03:02:00+09:00
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1462
プチ社長日記:『はいダウト』の話
市場での自分の位置とか、当業界の市場動向をチェックするサイトにて。
―――――――――――――――――――――――――――――――
■新着人材49
―――――――――――――――――――――――――――――――
[基本情報] <Y.S.> 男性 27歳 [ID:XXXXX]
[国籍] 日本
[所属] 自社社員
[可能な契約形態] 業務委託(準...
市場での自分の位置とか、当業界の市場動向をチェックするサイトにて。
―――――――――――――――――――――――――――――――
■新着人材49
―――――――――――――――――――――――――――――――
[基本情報] <Y.S.> 男性 27歳 [ID:XXXXX ]
[国籍] 日本
[所属] 自社社員
[可能な契約形態] 業務委託(準委任)/業務委託(請負)/派遣契約
[ステータス] 稼働が空いています
[単価] 50万円 〜 55万円
[経験PR] コムユニケーション能力が高く積極的
[希望条件]
[希望作業場所] 東京都/神奈川県
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仕事の朝
2021-06-20T23:16:00+09:00
いりー
JUGEM
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1461
プチ社長日記:『ひと相場終わったのかね』の話
2営業日前ほどからFRB睨んでCP増やしましたが、10月くらいですかね、次に動くのは。
今回はいつもとだいぶ違いますが、オリンピック開始天井も考えると、ちょっと今は動きづらいって感じですかね。
今回はいつもとだいぶ違いますが、オリンピック開始天井も考えると、ちょっと今は動きづらいって感じですかね。
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経済の昼
2021-06-18T16:23:25+09:00
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1460
プチ社長日記:『反面調査』の話
4月から税務調査で結構、拘束されておりまして。
まぁ、任意調査(でも、なぜか断れない)なんで、黒字法人なら定期的に来ると思った方がいいですな。
今回は銀行調査もされたのですが、なんで銀行調査されたかわかるかというと、銀行から電話がかかってくるんですね...
まぁ、任意調査(でも、なぜか断れない)なんで、黒字法人なら定期的に来ると思った方がいいですな。
今回は銀行調査もされたのですが、なんで銀行調査されたかわかるかというと、銀行から電話がかかってくるんですね〜。
「税金のことでお困りではございませんか?」
「税務コンサルタントを紹介させていただきますよ!」
ってな感じです。
えぇ、面倒くさいことになってますよ。
お前らがワイの口座情報教えるからな ( ´∀` )
結局、ワイは割と現金決済を多めに実施するので役員所得認定はされなかったんですけどね。(なぜか現金を数えずに帰ったので、捕捉しようがない)
それでも、銀行調査入ったタイミングで営業かけてくる三〇住〇とかプ〇スティ〇には「なんだかなぁ」という気分ですね。クソ高い投資信託の営業とか、ろくな電話かけてこないので、ネット銀行に変えるのもありかなー、と思う昨今です。
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仕事の朝
2021-06-15T01:16:00+09:00
いりー
JUGEM
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1459
プチ社長日記:『なんだかなぁ』の話
この、どっちに転んでも恨まられる展開で敗戦処理の徹夜とか、どうにかならんもんかね。ねぇ?
仕事の朝
2021-06-02T06:12:37+09:00
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1458
プチ社長日記:『おかしいな。。。』の話
ある管理がグダグダな組織の長に
『貴殿は管理という面では控えめに言って無能なので、誰か他にその地位を譲られる方が良いと思います。
以上、よろしくご高配おねがいいたします。』
という内容の丁寧なメールを打ったにも関わらず、1週間たっても返信がない。
『貴殿は管理という面では控えめに言って無能なので、誰か他にその地位を譲られる方が良いと思います。
以上、よろしくご高配おねがいいたします。』
という内容の丁寧なメールを打ったにも関わらず、1週間たっても返信がない。
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仕事の朝
2021-04-18T15:32:00+09:00
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1457
プチ社長日記:『こうして僕らは大人になっていく』の話
世の中の圧倒的多数の方にとってはどーでもいーですが、表参道のNidカフェが4/22(木)で閉店になるそうで。
一見さんにはわからないロケーションの為すぐに入れることが多い、喫煙可という条件から延々と仕事の話をしたり、彼女と待ち合わせしたりと、表参道では多用する...
一見さんにはわからないロケーションの為すぐに入れることが多い、喫煙可という条件から延々と仕事の話をしたり、彼女と待ち合わせしたりと、表参道では多用する店だったのに残念である。
20年の歴史に幕ということで、寂しい気持ちである。
コロナもあって、僕がよく行く思い出の場所が次々と閉店していく。
でも、七海さんが言うように、生きるというのはそういうことなのだ。
そういう小さな絶望の積み重ねで、僕らは大人になっていくのだ。
いま、再起の場所を探し中とのこと。
いまはその時を楽しみに、とりあえず和めて喫煙可の喫茶店を探すか。
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仕事の朝
2021-04-13T01:37:12+09:00
いりー
JUGEM
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1456
プチ社長日記:『疾走するJDI』の話
嗚呼、いつ見ても良い。
途中からいきなりギアが変わって、株主全員置き去りにする、気合溢れる決算説明書。
まさに仏恥義理。
イケてるパワポが書けなくて煮詰まった時、僕に勇気をくれる。
もしかしたら後日、この日がJDI復活の狼煙が上がった転換点だったと言われ...
途中からいきなりギアが変わって、株主全員置き去りにする、気合溢れる決算説明書。
まさに仏恥義理。
イケてるパワポが書けなくて煮詰まった時、僕に勇気をくれる。
もしかしたら後日、この日がJDI復活の狼煙が上がった転換点だったと言われる日が来るかもしれない。
株は買わないけど。
JDI2020年第三四半期決算説明資料
※いちごの時から注目してたけど、なにげにキャロンさんて「いい人オーラ」出てて、今回も本気なんだろうなと普通に思う。。
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仕事の朝
2021-03-02T01:23:00+09:00
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1455
プチ社長日記:『カード会社に煽られる』の話
最近、三井住友銀行さんで法人クレジットカードの申し込みをしたわけですよ。まぁ、法人カードといっても中小の法人経営者をターゲットにしており、事実上の個人向けカードとあまり変わらないかもだけど。
それでも、経費の精算とか楽になるかな、と思って。
個人では...
それでも、経費の精算とか楽になるかな、と思って。
個人ではSMBC信託(旧シティバンク)のカードを使用しているのですが、そちらに比べて(そのままだと)ポイント交換の幅が狭いのがちょと不服で。酒もないしなー。
で、その中で異彩を放つのがこれ。
GT-Rですよ。カードのポイントでGT-R。
2500万ポイント。確か200円で1ポイントだから、たったの50億のお買い物でGT-Rがついてきますよ!
そしてどうやらこちらのカードポイントの有効期限は3年らしい。ということは3年で50億の買い物すればGT-Rだね、ひゃっほう!!
・・・なんかムカついて来たので、今日は12時前には寝たいと思います。
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仕事の朝
2021-02-14T22:22:00+09:00
いりー
JUGEM
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1454
プチ社長日記:『近鉄特急スナックカーの思いで』の話
殆どの日本人にとって、どーでもいーニュースなのであるが近鉄12200系が2/12に引退した。昭和44年登場なのだから、特急列車としては貫禄の古参であろう。
僕が生まれて初めて特急列車というものに乗ったのは、覚えていないが高確率でこのスナックカーである。
電車に電...
近鉄12200系が2/12に引退した。昭和44年登場なのだから、特急列車としては貫禄の古参であろう。
僕が生まれて初めて特急列車というものに乗ったのは、覚えていないが高確率でこのスナックカーである。
電車に電子レンジを積んでおり、軽食できたからスナックカーというのが名前の由来である。
もっとも、僕が物心ついた時にはすでに電子レンジは取り去られ、なんか意味不明なスペースが残っていたことだけは記憶にある。
「スナックと言えばオトナが好きな場所」であると勘違いしていた僕は、なぜか淫靡な雰囲気をそこから感じ取っていた。
もちろん、まったくの勘違いなのであるが。
電子レンジを乗せただけでは飽き足らず、近鉄は2階建ての特急電車ビスタカーも作っていたのだが、2代目ビスタカーにあこがれていた私はたまに親と特急に乗る機会があってもスナックカーが入線してくるとハズレ感を否めなかった。
ごめんよ、スナックカー。
因みに、スナックカーと似た外観にエースカーと呼ばれるものもあり、ハズレ双璧であった。
尚、外観上は特に特徴のないエースカー はもう30年も前に引退していたことを今日知った。
少し年をとって、予備校なぞに通うようになり、たまに親父と上本町駅のホームにあうと一緒に特急に乗せてもらった。それは少年の僕にとっては非常にラッキーなことであった。たとえそれがスナックカーであったとしても。
当時は携帯も何もなかったから、予備校帰りに親父に駅と会うのは本当に偶然でしかなかった。
多忙な親父は、あまり僕らの相手をしてくれなかった。いや、今考えたら忙しい時間を縫ってよく相手してくれたと思うのだが、当時はそう思っていた。だから一緒に帰れるというのは僕にとってとても貴重な時間だった。
そんな思い出の場所が消えることは寂しくもあるが、それでも正直、今までよく頑張って走ってくれたという感謝の気持ちが大きいかな。
是非、近畿日本鉄道株式会社様におかれましては、新世代スナックカーとして酒が飲めて僕らを小僧扱いする手練れのママがパーサーを務める、そんな素敵で真の意味(?)でのスナックカーを作ってほしい。
そんな昭和な列車が1編成くらいあっても、別にいいんじゃないかな。
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仕事の朝
2021-02-14T21:48:00+09:00
いりー
JUGEM
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1452
プチ社長日記:『そろそろリバランスですかね』の話
ぼちぼち商品に少し振り向けるかなー。
通貨の価値下がってるし。(ポジトーク)
経済の昼
2021-02-14T18:37:00+09:00
いりー
JUGEM
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1451
あけました
新年の挨拶と見せかけて、12月の請求書送ったり貸金の返済プレッシャーをかけたりする安定の年始です。
新年の挨拶と見せかけて、12月の請求書送ったり貸金の返済プレッシャーをかけたりする安定の年始です。
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仕事の朝
2021-01-01T08:20:26+09:00
いりー
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いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1450
プチ社長日記:『英国面の趣たっぷりアプリについていけない』の話
若干DMM英会話にも飽きてきたので何か他の英語鍛錬ツールはないものかと思いDLしたのが「OxforEnglishListening」というアプリ。
なにか神アプリの予感がしている。
何が神がかってるかというと、このアイコン。
え?どこをどう押せばそのチョイスになるの??ミーわ...
なにか神アプリの予感がしている。
何が神がかってるかというと、このアイコン。
え?どこをどう押せばそのチョイスになるの??ミーわかんない。
英国面はデートで吊り輪するの?戦車をバスとして使用しているの?図書館でサッカーしちゃダメだよね?
ダメだ、、、どうやら紅茶が不足しているようだ。
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くつろぎの夕べ
2020-12-14T00:41:00+09:00
いりー
JUGEM
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1449
プチ社長日記:『論文が佳作に選ばれました』の話
新型コロナウィルスに対する自粛期間中、久しぶりに書き物をしたのですが、それが公益財団法人北野生涯教育振興財団の佳作に選ばれました。
ありがとうございます。
「入選作品は、毎年1冊の本にまとめて出版」とあるとおり、出版されるそうです。
図書館などに寄贈...
北野生涯教育振興財団の佳作に選ばれました。
ありがとうございます。
「入選作品は、毎年1冊の本にまとめて出版」とあるとおり、出版されるそうです。
図書館などに寄贈されるそうで、一般の本屋の棚に並ぶものではないと思いますが。
それでも、早く他の入選作品を読ませていただきたいものです。
学生時代はちょこちょこ書き物をしていたのですが、社会人になってからは筆が重くあまり書いていませんでした。
別に日の目を見なくてもいいので、思うところを書き綴っていこうと思いなおすようになったのは、年齢のせいでしょうか。
いずれにせよ、背中を推していただいた気持ちなので、これからも精進しようと思います。
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思索の深夜
2020-11-09T01:05:00+09:00
いりー
JUGEM
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1448
プチ社長日記:『ダウ上がってんな』の話
バイデンさん当選見込んで上がっておるようです。
「NYダウ、一時680 ドル高 「バイデン政権」見越した動き」
私はほぼノーポジにしておるので影響ないのですが、トランプさんが敗北宣言して勝者を讃えるまでがセットの大統領選において、最後にトランプ大統領が駄々を...
「NYダウ、一時680 ドル高 「バイデン政権」見越した動き」
私はほぼノーポジにしておるので影響ないのですが、トランプさんが敗北宣言して勝者を讃えるまでがセットの大統領選において、最後にトランプ大統領が駄々をこねて「ダメだこりゃ」となって ♪デーン、チャチャチャチャッチャララッチャチャッチャララチャチャッチャララ♪というドリフの音響と共に株価下落というパターンをちょっぴり期待しております。
ちょっぴりだけどね。
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オトコの休日
2020-11-04T01:29:00+09:00
いりー
JUGEM
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1447
プチ社長日記:『がんばれボクらの公取委』の話
たまに下請取引の公正化を目的とした調査依頼が公取委から来て、無論、協力するわけですよ。
調査項目は代金の支払や減額などを問うもので、特に消費税の転嫁については消費税転嫁対策特別措置法の観点から委託元の調査をするものです。
いや、ぶっちゃけ私は取引先...
たまに下請取引の公正化を目的とした調査依頼が公取委から来て、無論、協力するわけですよ。
調査項目は代金の支払や減額などを問うもので、特に消費税の転嫁については消費税転嫁対策特別措置法の観点から委託元の調査をするものです。
いや、ぶっちゃけ私は取引先に恵まれているので、言うべきことは公取委以前にストレートに物を言える関係を築けており、全部「該当なし」というしょうもない回答を毎回返送しておるだけなのですが。
ただ、それはたまたま私の運が良かっただけで、やはり周囲を見渡してみると委託元先の力関係を痛感する事案をよく目にするので、このような活動は頑張っていただきたいと思うわけです。
特に委託元が委託先に物の購入・サービスの利用要請をするケースは頻発している印象です。
まぁ、ここは忖度の世界であり、営業の「持ちつ持たれつ」感の世界なので難しいところではあるのですが、調査上では「購買担当者(発注担当者)を通じて購入・利用を要請してきた」場合はアカン項目に該当ということになります。
ただ、僕ら小規模のところって、購買担当者兼社長とかいうケースも往々にあるので、だいたいアカンことになるわけです。
難しいですね。
メールなどで証跡を残すバカはさすがに少ないので、そこは空気をよんでやっているようなのですが、「積極的に営業としてやっている」と「やらされている」の分水嶺を見極めるのはまぁ無理でしょう。
派遣の世界で建付けは違いますが、かつてグッドウィルグループがやっていたデータ整備費問題や備品押売り問題に通じる闇の深さを感じる話でゲンナリするわけです。
日銀統計では年末に向かっているにも関わらず資金需要にピークアウト感 が出て、いよいよ景気が心配になってきた状況なので、この先この手の話が増えるのでしょうか。
或る程度の自由放任を維持したまま、適度なレベルで管理をすすめていってもらいたいものです。
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仕事の朝
2020-10-31T15:28:00+09:00
いりー
JUGEM
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1446
プチ社長日記:『いつも疑問に思うのだが』の話
これ(証券会社の告知)見て、「お、ワイのことやな」って思う人おるんやろか?
しかも日本語やし。。。
しかも日本語やし。。。
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オトコの休日
2020-09-25T04:46:28+09:00
いりー
JUGEM
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1445
プチ社長日記:『ふと』の話
アイコンもしくは写真だけの状態で、オンラインでしか話したことがないという人がコロナの影響で増えてきた。
それなりに一緒に仕事してるんだけど、声(と写真)しか知らない。
・・・こういう状態でも、「いや、あの人とは面識ないですね」と言い切れるのかどうか、...
それなりに一緒に仕事してるんだけど、声(と写真)しか知らない。
・・・こういう状態でも、「いや、あの人とは面識ないですね」と言い切れるのかどうか、ちょっと悩む。
どうでもいいですかそうですか。
面識:互いに相手の顔を見知っている事。顔見知りのこと。一般的には、有る無しで表現される。
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仕事の朝
2020-09-16T03:05:03+09:00
いりー
JUGEM
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1444
プチ社長日記:『DMM英会話で10000分経ちました』の話
・・・そして、その結果ゲットした称号は「クリスタル」でした。
「ゴールド」の次の「プラチナ」(6000分〜)までは予想できましたが、その次の「クリスタル」は予想できなかったわ。予想は「ダイアモンド」だったが、「何となくクリスタル」でした。ふっるー。
因...
・・・そして、その結果ゲットした称号は「クリスタル」でした。
「ゴールド」の次の「プラチナ」(6000分〜)までは予想できましたが、その次の「クリスタル」は予想できなかったわ。予想は「ダイアモンド」だったが、「何となくクリスタル」でした。ふっるー。
因みに画像にURLを入れているのは「英会話 10000分」などで検索してみると、英会話アフィリエイトの記事に多くぶつかり、雰囲気から「あ、この人たちホントは10000分やってないな」と感じられた(当然画像なし)記事が散見されたので、悪用を避けるためです。
さすが私、器の小ささには定評があります。
勿論、何年も前に10000分超えてる方もたくさんいらっしゃいますけどね。
まぁ、10000分と言っても、なぜか予約したまま忘れてもカウントされてしまう辺り、イマイチよろしくない仕様なのですが、まぁ、それはそれとして。
肝心の英語力は向上したかというと、まぁ、5000分くらいまでは英語慣れという意味で向上の実感はあったのですが、その後は割と伸び悩んでましたね。ただ、これは私の使い方が悪くて、途中でメダル集めに走ってしまったからなんですよね。
DMM英会話というのはレッスンをこなした講師の出身国のメダルが受講回数に応じてもらえる(1〜3:銅、4〜9:銀 10以上:金)のですが、どうしても新しい国を見つけるとその講師を予約してしまうんですな。
もっとも、これがサービス継続のモチベーションになってることは否定できないんですが。
いろんな国々の人と話せるのは魅力ではありますし。
ただ一方で、1回25分という制約上、初対面だと話がテンプレ化してしまうんですよね。
まぁ、自己紹介して、渡航歴のある国だとその時の話、なければ逆に渡航の際の注意点や観光ポイントなどを聞いたら25分終了です。時間余ったらコロナの状況とか。
おかげでワイ、各国政府のコロナ対応の温度差に一時えらく詳しかったです。
因みに金メダルの国々をテンプレにするとこんな感じ。
・フィリピン:ワイ将ドゥテルテ大統領の大冒険。
・アイルランド:U2とかジェームズ・ジョイスとか。某外資系コンサルの本社あるよね。
・ガーナ:野口英世って知ってる?
・南ア:ワインうまいよね。ランド弱いよね。ジョーバーグあぶなくね?
・セルビア:NATO空爆時の話(その2年後に私が訪問したので)。治安悪くてクソ。
・モンテネグロ:コトルいいよねコトル。
・マケドニア:首都が銅像だらけでマジ政府頭おかしい。国名でいちゃもんつけてきたギシリャがクソ。
・ジャマイカ:レゲエ。仕事なくてクソ。
・ジンバブエ:ヴィクトリアの滝。西部と東部で仲が悪いので、東部もしくは西部がクソ。
・合衆国:俺たちのトランプ。よくも悪くもゴイス。
・イギリス:Brexitがクソ。
・ボスニア:対立乗り越え、頑張ってマス。
今後はちょっと方針を変えて、相性の良い講師と深イイ話をするようにすれば、英語力が伸びる気はしています。
というわけで、他にこれといったサービスもなさそうなので、しばらく続けます。
はい。
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仕事の朝
2020-09-14T01:12:00+09:00
いりー
JUGEM
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1443
プチ社長日記:『荒木町にて』の話
オッサン二人で「寿司喰いたくね?」ということになり、
目ぼしい寿司屋に飛び込み 一人1,2000円也のコースを頼んだところ、
いつまでたっても寿司が出てこず(手の込んだ料理が出てきた)、
「あれー、おかしいなー、こわいなー」と稲川淳二のように暖簾の方に振り返...
目ぼしい寿司屋に飛び込み 一人1,2000円也のコースを頼んだところ、
いつまでたっても寿司が出てこず(手の込んだ料理が出てきた)、
「あれー、おかしいなー、こわいなー」と稲川淳二のように暖簾の方に振り返ったところ、
実は寿司屋でも何でもなかったということにメインが来てから気づく47歳の夏。
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オトコの休日
2020-09-01T02:52:00+09:00
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1442
プチ社長日記:『1社目の申告書書きました』の話
税金たけぇえええええええええええええ。
仕事の朝
2020-08-31T02:47:51+09:00
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1441
プチ社長日記:「『世界報道写真展2020』は行けなかったので図録だけ買った」の話
ここ10年ほどだが、初夏の頃になると恵比寿の写真美術館に足を向ける。目的は世界報道写真展だ。
今年は日本の千葉康由さんが大賞受賞で、例年にも増して楽しみにしていたのだが、生憎のコロナで開催は中止となってしまった。因みに下記引用をご覧いただければ、日本人の...
今年は日本の千葉康由さんが大賞受賞で、例年にも増して楽しみにしていたのだが、生憎のコロナで開催は中止となってしまった。因みに下記引用をご覧いただければ、日本人の大賞受賞が如何に偉業かはわかる。
実に41年ぶりの大賞受賞である。ゴイスー。
過去の日本人大賞受賞者は3人で、日本社会党の浅沼稲次郎委員長刺殺の瞬間を捉えた写真で1961年に毎日新聞の長尾靖氏、ベトナムの戦場を撮った写真で65、66年に沢田教一氏が2回、さらに1979年に成田闘争で反対派の一人が火炎びんに包まれる瞬間を写した写真でAP通信の三上貞幸氏が受賞しています。 (青字HPより転載)
・World Press Photo のHP
・世界報道写真展 のHP
仕方ないので、図録を購入。
毎年のことながら、内容に圧倒される。
もっとも衝撃的な一瞬を切り取ったのが写真なのだがら、当然と言えば当然なのだが。
家業が衰退産業と言われる写真業である私にとって、この写真の底力を確認するのは、一種の儀式でもある。
大賞の写真は、スーダンのハルツームで軍事政権への抗議の詩を叫ぶ青年の写真。強制的な停電の中、周囲の者のスマホによって照らし出された中で青年の「まっすぐな声」(タイトル)を切り取った写真が美しい。
文句なく大賞に値すると思う。
尚、最終的に軍事政権側の譲歩でこの抗議運動は一定の成功を納める。
私はこの時期、隣国のエチオピアを訪問しており、北上を続けるにはスーダンを避けられないのだが、当時は諦めて東側のソマリランドやジブチに転進した記憶がある。
当時のハルツームでこのような現場にいた報道写真家の勇気と戦略には敬服する。
大賞の他にも素晴らしい写真はあったが、その中では長期取材の部3位のイシル族大量虐殺を追ったものが白眉か。
その他、香港の民主化デモを切り取ったものなども良かった。
残念なのが、今、ウィグルで何が起こっているのかを伝える写真が1枚もなかったこと。
他力本願で申し訳ないが、やはりここにも切込んでほしかった。
それ以外は、例年どおりの良い出来栄えだったと思う。
上記リンク先からも閲覧※できるが、図録の購入もお勧めする。
※Collection>>archiveと遷移した先のこちら で過去作品含め確認できます。
ただ、、この、、、しょっちゅう装丁を変更するの、統一感ないからやめていただきたい。
なんでこうも自由奔放なの?ねぇ?
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くつろぎの夕べ
2020-08-23T16:04:00+09:00
いりー
JUGEM
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1440
プチ社長日記:『決算だぜ!!!!』の話
道端に落ちてる領収書拾いたくなるぜ!!(拾わない)
仕事の朝
2020-08-11T23:39:13+09:00
いりー
JUGEM
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1439
プチ社長日記:『なんで最近のスマホって画面デカイんだよ』の話
なんか前の屋久島で、大雨なのに一人で縄文杉見に行ったバチでもあたったのか、スマホ壊れたんですよ。
で、せっかくだからネットで探したのですが、正規のネットショップでは私が愛用していた小さいサイズが売ってなくてですね。まぁ、一応メニューにはexperia ace とし...
で、せっかくだからネットで探したのですが、正規のネットショップでは私が愛用していた小さいサイズが売ってなくてですね。まぁ、一応メニューにはexperia ace として残ってるんですが、在庫ないという。
在庫ないっていうか、これもう売ってないよね?
ということで渋々その他の中ではミリでも小さいexperia10?ってのを買ったんですが。
やはりデカイ。
おいこら、片手で操作でけへんやんけ。
左上のメニューボタンとか押しに行こうとする親指が攣りそうになるんですけど。
私、掌の大きさには自信があるんですが、これ無理じゃない?
ということで、昨今愛用しているモードがこちらです。
ご清聴、ありがとうございました。
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くつろぎの夕べ
2020-08-10T22:46:36+09:00
いりー
JUGEM
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1438
プチ社長日記:『コロナ時代の働き方について思うこと』の話
もともと7月くらいには元に戻るんじゃね?と楽観視してたのが、緊急事態宣言解除後の罹患者増でグダグダになり、思ったよりも長丁場になっている。
それでも「ワクチンできれば大丈夫」と思っていたのが、変異の速さからワクチンの効力も疑わしく、これはインフルエンザ...
それでも「ワクチンできれば大丈夫」と思っていたのが、変異の速さからワクチンの効力も疑わしく、これはインフルエンザのように長く付き合う種類の問題のようにも思える。
実際の死者も1000人を超えたとはいえ、1000人と言えば年間に「餅が喉に詰まって窒息死」という、人生の花道を飾るに最もふさわしい、言わば憧れの死因と同数レベルであり、年齢別死者数を見ても「これ、もう寿命じゃね?」という高さであり、実はそこまで警戒すべきレベルじゃないのではと思う一方、後遺症の問題で要警戒レベルは変わらないという説も説得力を持つ状況。
・・・要はいろんな意見があり、見る側も統計の見方を始め、十分な知識と深堀がないと真贋の見極めが難しく、大阪府知事もうっかり未検証な発言(イソジン発言)をして、それまで英雄視されてたのが一気にアホ扱いされてたりして、非常にダルイ世の中になっている。
ただ、リモートワークという働き方は、エッセンシャルワーカーとか現場に出ないとどうにもならない業種以外はそれなりに定着しそうだよね、というのは見えてきたように思う。
特にIT系(最近はICT系とも呼ばれるが)はリモートワークとの親和性が高く、比較的若い人材(若すぎても困るが)が多いので定着しそう。
因みに、ジジィ(ババァ)率が高い職場で、「皆で集まって仕事しないとダメだ!」とか言ってた人も、昨今の暑さでリモートワークに好意的になっていると聞いて、みんな自分勝手だなーと思うのである。
未来のことは相変わらず不透明であるが、蓋然性が強いシナリオに沿って準備するのがセオリーであるとするならば、こと働き方という意味では現状の延長になるのかな、と思う。
その見立ての上で、僕の知りえた感じでは、下記の感じなので、どういうところに気を付けて今後は働くべきかと腐心している。ここまで書いておいてなんだが、いつものとおり個人的な感想なのだが、書いておく。
■リモートワークがもたらしたもの
どれも「あたり前やんけ」というものだが、一応、おさらい。
A.言語化できないコミュニケーションが非常に弱くなった。言語化マジ重要。
B.移動がない。
C.勤務時間/勤務態度が不透明になった。
■コロナ後の分類
【全然変わらない層】
やはりそこはIT業界。感覚的には変わらない層が多い。
もともと管理職以上は複数のプロジェクトを見るなどで拠点にいないことも多い。
加えて、リモート会議などにもともと長けているので、「通勤がなくなって楽になったな」という以上の感想がないという者も多い。
かく言う私もそうである。通勤ないのマジ最高だが、たまに微妙な内容の話などは相対でやりたい気持ちは今でもある。
裏を返せば、Aが重要で、日本語・英語問わず、今までの以心伝心が通用せず、言語化の重要性が高まった。
もうこれは作文などで文章力を鍛えないとどうにもならない世界である。困った。
【埋没層】
IT業界でも結構いる。僕はIT業界以外にもいろいろ首を突っ込んでいるが、サービス業である限りは比率はそんなに変わらないイメージ。
?自分の得意領域がはっきりしない若い層。(一貫性の無い転職を続けた人も同じ)
?指示待ち層。
?物理的な管理業務(書類管理、PC棚卸など)。
今回、若い人の扱いが難しいというのはよく聞く(?)。
実際、雇用調整が先行していると言われるイギリスやドイツでも、若い人の失業が多い。
将来ある若い人が職を失うのは心痛む。新入社員でリアルに社員にあったこともないのに配属されている人も多いのだが、その方たちの苦労は察するに余りある。
一方で、使う側から見れば若い人は怖いこと限りない。
社会人としてのイロハも怪しく、最もサポートを必要とする時代にこれでは管理する方も労力を消費する。
加えて、特に何かできるという評価も定まっていないので、どの程度の戦力かのアテもつかない。
若い人がその可能性を発揮できないのは社会の損失なので、ここは何とかしないといけないが、妙案がないのも事実。
同様のケースになるが、(別に若いわけでもないが)中途半端な転職で核となるスキルがない人間も非常に扱いづらい。
将来的にはそれまでに培った経験がジョブスの「点を繋ぐ(connecting dots)」のように生きる場面があるかもしれないが、当面は期待できない。
要はジョブ・ディスクリプション型の仕事になるので、「〇〇ができる」とはっきり言えない、アピールできない層は埋没しちゃうよね、という話である。きっつー。
せめて職を失った人が有効に再就職できるように、企業も存続のためには人員を削減できるように、平たく言えば人材の流動性を高める施策にリソースを配分すべきだと思うのだが、どうも無駄弾政策にお金を使われている気がしてならないのは残念である。まぁ、仕方ないのかもね。
?は?とほぼ同義。
ジョブ・デイスクリプション型のアサインになるので、どうしてもある程度の粗い指示(目標)を提示すれば、それに向けたタスクを洗い出し、進めていく能力が要求される。
逆に言えば具体的なアクションまで指示しないと何をすればいいのか分からないというのは使う側から見れば面倒の極みであり、役に立たない。無論、それは作業を指示する上長の能力との合算値の話であって、分かりやすく伝えるという能力が上長にも求められるので非常にダルイ。
以前なら昼飯時や煙草休憩の時にスススッと先輩の側に言って、いろいろ温度感を探ったりアドバイスを求めれられたのが、リモートワークではどうしてもモニタの前から去らないと休憩感が乏しいので難しいのかなと。
これは本当に若い人気の毒だよなぁ、とは思うのである。
?は言わずもがな。ハンコの為に出社するというのはもはや笑い話である。
幸い、IT業界にはそのような部署にハイコスト人材が配置されることは少なく、どうしても必要な時は専門部署がバイク便で対応してくれる。
余談だが、電子認証系の株を触っていたが、リアルなハンコじゃなくてもいいなら、別に電子認証も必要ではないというのが法律的解釈らしい。電子認証はその過渡期のあだ花かもしれないね。
話がそれたが、ハンコは別にして、これまでのPC棚卸などの業務は消えた。まぁ、在宅なのでPC紛失とかのリスクもぐっと減って、これはこれでよかったのだが。
要員管理は重要性をより増したが、それ以外の備品管理などしていた方は本当にやることがなくなったというのはダルイ。人を雇うために仕事を創造するのは避けたいので、一度労働市場に出して、より良い仕事についていただくほかなさそう。
【覚醒層】
?今まで遠方に住んでおり、終電も早い&タクシーだと高額で付き合いが難しい、あるいは最初から非業務での付き合いが苦手で飲み会に顔を出さなかった層。
?遅刻などの常習者。挨拶しない、目を合わせないなどの非言語のコミュニケーションに問題があると言われていた層。もしくは中途半端なこだわりから、職場に不適切な服装で客からクレームが来ていた層。
?ストレス耐性弱めな層。
??ともに、こういった層が今回のコロナ禍で弱点がすべて帳消しになり、躍進が半端ない。
?は通勤に消耗してハイパフォーマンスを出せなかった層、?は勤務態度や見た目で損をしていたが、仕事の実力はあった層である。
加えて、英語ができる層。これは埋没層の裏返しだが、これまでの、開発プロセスなどブリッジで入っている技術者を介してハブ&スポークでコミュニケーションをとっていたものが、直接コミュニケーションをとるようになった。
現地に日本人いないし。しかしこれにより英語できる/できない層がはっきりと分断された感じになった。
無論、長期的には日本の人口が減少して市場規模が小さくなるにつれ、日本語圏市場も当然縮小となるので英語できないと厳しい時代が待っている。自動翻訳その他の機能で補完できれば良いが、あくまでもそれは補完であって全体の重要性は拡大するといえよう。海外に行けばその人口比を考慮すれば異様とも思える程、多数の韓国人のコミュニティを見かけるが、それと同じように海外の市場を見込んで外に出ていくように今後なってくる。
僕ら40代はギリ逃げ切れるが、20代とかはこの辺のスキルがないと逃げ切れないだろうなぁ、と思ってしまう。
今まではハブ&スポーク型コミュニケーションのハブになっている人間が英語力を高く評価されていたが、今後はできて当たり前の世界がすぐそこで、コロナはそれを早めたに過ぎないのだが、今回の件で浮き彫りになった。
実際、今回の条件全てに合致している人とも接しているのだが、ウチに来てから覚醒してくれてとても助かっている。
?は周りにほとんどいないが、実は地味に戦力化されているのではないか。
体感には乏しいのだが、コロナで自殺者数は減少している。
私の周りには経営者が多いので厳しい状況の者も多く、てっきり自殺者が増えるのかと思っていたが、足元は減少している。どうやら従業員が会社に行かなくてよくなったのでストレスが減ったことが理由らしい。
数的には「経営者<従業員」なのだから、そういわれればそうだよね、という印象であるが、なんとも言えない自殺数減少の要因である。
とはいえ、若い人が衝動的に命を落とすのは社会にとって甚大な損害である。理由がイマイチであっても、その結果の自殺者数減少なら、これは「禍転じて福となす」として積極的に評価したい。
まぁ、リモートになっても一部のクラッシャーは相変わらず人を潰してたりするけどね。
------------
真に実力がある人が顕在化して、その人に見合った報酬が与えられるように。そうでない人にはそれなりになるか、自分に適した市場に異動できるような、そんな社会になるような契機になればいいよね。
とりあえず日本語への言語化能力と英語かなぁ。
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仕事の朝
2020-08-09T12:41:00+09:00
いりー
JUGEM
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1437
プチ社長日記:『雨の中、縄文杉を見に行った』の話
ワーケーションであります。
前から思っていたんですが、「リモートワークってどこでやっても一緒じゃね?」と思っている輩はやはり多いらしく、緊急事態宣言解除後は温泉その他で過ごす人も出てきたようです。
かくいう私も屋久島に行ってきたクチなんですけどね。
終...
前から思っていたんですが、「リモートワークってどこでやっても一緒じゃね?」と思っている輩はやはり多いらしく、緊急事態宣言解除後は温泉その他で過ごす人も出てきたようです。
かくいう私も屋久島に行ってきたクチなんですけどね。
終業後に鹿児島に移動し、翌日の昼飯後の時間帯にシレッと屋久島に移動さえしてしまえば、誰も屋久島にいるとは気づかない。(別に気づかれてもいいのだが)
勿論、それなりに忙しいので日中はまじめに宿に籠って仕事をします。
で、夜になったら飲みに出かける、、、はずが、18時50分が最終バスであり、飲み屋があるような街までタクシーで片道5,000円也、辺りは真っ暗、そして雨、というコンディションで平日はずっと宿で過ごしておりました。
いや、マジで仕事しかできることがないんですけど。まぁ、これはこれでいいんですけどね。
・・・なので、週末を待ち、唯一自由に動ける土曜日に唯一にして最大のイベント(唯一なんだから当然だが)、縄文杉訪問に全集中。思わず水の呼吸になります。
けれど、雨。というか、九州の方は大変なことになってるらしい。つまり、相当強い雨。
東京ではコロナがぶり返して、緑のおばさんが外出自粛めいたことを再勧告したとか。遅いよ、戻りたくても戻れないよ。
そして荒川登山口までのバスは雨の為、運休。
いろんな要素が外出を禁じているが、ずっとホテルに缶詰めだったのでとりあえず行くだけ行ってみることに。
安房という街までバスで出て、タクシーの運転手と相談。
「上の方は意外に雨、少ないんじゃないかな」という言葉を信じてGo!!
途中、ゲートが閉まってて「おや、これは無理か?」と思ったのですがおっちゃんが明けてくれて先に進めることに。
つまり、本日の一番乗りです。7時過ぎてるけど。
荒川登山口には森林軌道(トロッコ)の始発でもありますが、普段は運転していないようです。
車庫の車両はこんな風だし。
とりあえずこの軌道にそって大株歩道までの道のり(片道8.1km)を歩きます。雨の中、淡々と。
雨が続いているせいで地盤が緩んでおり、警戒は必要なんでしょうが、この軌道の真ん中には踏板が整備されていて、歩きやすいです。いや、これ整備した人の偉業に頭が下がります。
そして大株歩道入り口。本当はここに朝10時までに着かないといけないらしいのですが、10時半頃到着。
因みに、写真右手の方から登ってくることになります。
で、ここからが本番。縄文杉までは2.5kmまでしかないのだが、既に登山道が川のように。
でも、なぜかハードルがあがると燃える性格。
結構、縄文杉は女性に人気のあるスポットなのか、過去に『縄文杉行ってきたのー♪』という女性には何人か会っているので、たとえ激しい雨でも『あ、ボクは無理でした』と言いたくない気持ちが私の背中を全力で推します。
そして大株歩道から入って最初の目標、ウィルソン株。
株の中には小さな祠があり、掌を合わせます。
そして株の中からは小さな泉が沸いています。
切り株から見上げた様子。輝いて見えるのは雨がめちゃくちゃ降っているから。
どうもこの見上げた景色がハート型に見えるとか聞いていたのですが、ロマンスに溢れる人々の妄想だったようです。
で、その後は大王杉を目指します。個人的にはウィルソン株と大王杉の間の1.1kmが一番きつい。
因みに、ここまで誰一人会っていません。ずっと一人。
もはや気分はリアル・デス・ストランディング(ゲーム)です。
ここで初めて、ポーター、、じゃない登山者3名とすれ違いました。
前日に新高塚小屋に宿泊した人たちです。
そして大王杉を過ぎ、今度は夫婦杉の横を通ります。この時がちょうど正午ごろ。
【夫婦杉】
大きな杉がそばのやや小さい杉の肩に手をかけているようで興味深いです。
もうこの頃には雨が激しさを増して「もしかしてヤバいのでは。。」と思い始めたのですが、あと数百メートルの筈なので進みます。そしてついに雷が。ヤバい、雷はヤバい。でもやり過ごす場所ないんですけど。
・・・そして縄文杉。
昔は根本まで行けたそうですが、2つの展望デッキからの鑑賞に制限されています。
まぁ、大事な自然なのでみんなで守る必要があるのは当然ですな。
でも、やはり圧巻で、思わず掌を合わせてしまいます。
実はこの時が(遮るものもなく)雨のピークで、雨粒が痛いほど。縄文杉を見上げるのも辛い雨足です。
写真ではちょっと白っぽく映っているだけですが。
本当はここで待望のお弁当ですが、踵を返し、元来た道を戻ります。実は縄文杉の写真を最後にスマホのカメラが壊れてしまいました。一応防水なのですが、以前に落とした亀裂から浸水したらしく、まぁ、そのくらいの雨です。なので、復路の写真はありません。
そして、リュックの中で厳重にくるんだSurfaceもやられてしまいました。前回、ジブチの砂漠で壊れてから日も浅いのに。。。(Surfaceは修理に出しても事実上、交換になります)
ちょっとSurface保護対応は今後の課題ということで。
往路ですでに川のようだった登山道は、さらに激しさを増しております。
幸い、雨は穏やかになってきました。
雨の中ではありますが、濡れながら弁当を食べます。味ではなくエネルギー補充のため。
そして大株歩道入り口まで戻ってきました。ここまでくれば一安心。
ここで本日2組目にすれ違います。
こちらは今夜、山小屋に泊まる人たちです。
聞いたわけでもないのに、なぜ知っているかというと、登山バスが運休で皆、タクシーで登山口まで来ており、タクシーの運転手が連絡を取り合ってるからですね。
本日の日帰り登山は私一人だったので、私のことも話されているのでしょう。
帰りは下りなので速く、特に問題はありませんでした。
屋久島の自然は本州のそれとは違った見ごたえがあり、非常に見事で1日をかける価値は十分あります。
加えて、険しいながらも要所要所で登山道を整備するスタッフと、ゴミひとつ見られない他の登山者の登山者魂に感銘を受けます。
こういった人たちのお蔭で、ここの自然は守られているんだなと、素直に感動できます。
できれば、また来たいですね。
スマホとパソコンは壊れてしまったけど。
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オトコの休日
2020-07-13T02:17:00+09:00
いりー
JUGEM
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1436
プチ社長日記:『メモ』の話
なんか超長期金利が微妙に上昇しとる。
インフレシナリオが現実味を帯びてきたということでしょうか?
実体経済が停滞し、雇用や賃金が低下するならスタグフレーションですな。
今後、マーシャルのkなんかがマスコミで取沙汰されるかもしれないですね。
緩和期待によ...
インフレシナリオが現実味を帯びてきたということでしょうか?
実体経済が停滞し、雇用や賃金が低下するならスタグフレーションですな。
今後、マーシャルのkなんかがマスコミで取沙汰されるかもしれないですね。
緩和期待によるものであるのはまぁ間違いないんでしょうけど、大きく勝負できる状況じゃないですねぇ。
どうしたものか。
あまり実現してほしくないシナリオではあります。
まぁ、GMOクラウト触ってる時点でギャンブルですが。
フィッシャーの交換方程式
MV=PT
M : 貨幣量
V : 貨幣の取引流通速度
P : 物価
T : 1期間における財・サービスの取引量
マーシャルのk
k=M/PY
Y : 実質GDP
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経済の昼
2020-06-28T23:05:00+09:00
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1435
プチ社長日記:『キャリア美人が増資とな』の話
なんかキャリア美人からプレスリリースが来たので。
次世代女子に特化した採用マッチング「CAREER BijiN(キャリア美人)」、個人投資家を引受先に資金調達及び役員就任のお知らせ
・・・そうですか。
今年は社長の(朝まで続く)誕生祭がコロナで流れて正直ホッと...
キャリア美人からプレスリリースが来たので。
次世代女子に特化した採用マッチング「CAREER BijiN(キャリア美人)」、個人投資家を引受先に資金調達及び役員就任のお知らせ
・・・そうですか。
今年は社長の(朝まで続く)誕生祭がコロナで流れて正直ホッとしてたのですが、元気そうで何よりです。
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仕事の朝
2020-06-28T13:33:00+09:00
いりー
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いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1434
プチ社長日記:『富士急の社長はすごいな』の話
私も見習おう。
VIDEO
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仕事の朝
2020-06-18T00:39:00+09:00
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1433
プチ社長日記:『さすがに』の話
一服感あるやろと思って昨日買いポジ解消したんだけど、はてさて。。
経済の昼
2020-06-10T07:28:33+09:00
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1432
プチ社長日記:『売上見通し』の話
どんだけ削減しても足らん気がする。。。
そもそも、客の決算発表見てても来期予測が非開示なんだし、もう何がなんだか。
今月末乗り越えられても、来月末を乗り越えられない企業とかも出てくるんだろうねぇ。。
まぁ、粛々と対応するだけなんですけどね。
そもそも、客の決算発表見てても来期予測が非開示なんだし、もう何がなんだか。
今月末乗り越えられても、来月末を乗り越えられない企業とかも出てくるんだろうねぇ。。
まぁ、粛々と対応するだけなんですけどね。
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仕事の朝
2020-05-31T22:16:00+09:00
いりー
JUGEM
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1431
プチ社長日記:『経営について語るとき私が語ること』の話
コロナ禍である。
あまり株価が崩れないから実感ない人も多いだろうけど、コロナ禍である。
「コロナ」という言葉を聞くたびに、コロ助が「コロナナリよ」と言っているイメージが浮かぶのだが、頭の中のフラワー具合が知れるので、とりあえず黙っている。
つーか、誰...
あまり株価が崩れないから実感ない人も多いだろうけど、コロナ禍である。
「コロナ」という言葉を聞くたびに、コロ助が「コロナナリよ」と言っているイメージが浮かぶのだが、頭の中のフラワー具合が知れるので、とりあえず黙っている。
つーか、誰だよ株買ってるやつ。
インフレヘッジ以外の理由が見当たらんし、それでもあがるもんは買うんだけど。
一方、本業周り(IT業界)は今のところ平穏。特に日本は不思議とダメージ軽い。
まぁ、リーマンショックの時に流れたデカップリング理論を信じなかった(だから損害出したけど致命傷ではなかった)ワイ的には安心していない。日本だけ何とかなると思える方がワンダー。
まぁ、リーマンショック以降、デカップリング理論聞かないけど。
業界的に強く、一部はコロナが追い風になってるところもあるけど、それでも中期の減衰は否めない感じ、という程度である。
ところが、出資先や経営関係先の中には”コト消費”で成り立ってるものが多く、そのダメージたるや惨憺たるものである。
土曜日にも関わらず、テレカンで状況を聞いていると、ワーストシナリオで売上50%減。しかも、ワーストと言いつつまぁまぁ実現性ありそう。
・・・なにそれ死んじゃう。
つーか、リーマン前の売上1/4ってマジすか学園。
リーマン直後に大幅赤字を出し、ふうふう言いながら4年でトントンまで来た。
売上は減ったままだ。リーマンショックで売上が30%減となり、「そのうち売上は戻るだろう」と当時の社長も言っていた。一方で、産業的に斜陽と言われるこの業界では戻らないだろう、とワイは思っていた。
でも、現場を掌握している人間がそう言ってるんだから、門外漢の私は忙しかったこともあり長らく様子見だった。
実際には、対応は後手後手に回り、それも全員が等しく耐える戦法で、ぬるかった。
社員を大切にするあまり、社員を切れない社長だった。
自分にも責任の一端はあったから釈明すると、仕方なかった面もあった。
で、2011年になってもリーマンを言い訳にされたのに内心キレ、痺れを切らして割に合わなくても積極介入に転じ、コストカットして収支トントンまできた。
でも、その4年で大きく体力は削がれてしまった。
もっと早く介入しておけばよかった、と今でも思う。
アベノミクスでも、売上は伸びなかった。
で、その後、主要顧客の体制変更でダメージを受け、30%の売上減である。
70%×70%=49%、リーマン前の半分である。
その時には割と言うことが通る立場にあったので(ただし、より薄給になった)、
1人の自然減の他に2人の社員に身を引いていただき、ようやく浮上した。
因みにその時も「そのうち(売上が)戻るだろう」という方がいた。
引いていただいた内の1名は、その方だ。
なんで、こんなに危機意識が低いのだろう。当時はイライラばかりしていた。
そして、今回も似たような感じなのである。50%減の見込みが出てるのにだ。
「どうすればいいと思いますか?」と、敢えて聞いても具体案は出ない。
取締役は経営が仕事なんだが、通常のルーティンをこなすのに精一杯なのか、現場からはアイデアが浮かばない。
いや、求めているのは対応策であって、アイデアというハードルの高いものではない。
「マスク売りましょう」とか言い出されても困る。画面叩き割るわ。
ここまでのブラック・スワンだと、まぁ、わからなくもない。
確かに、一過性かもしれない。多少はコロナ禍が過ぎれば戻るだろう。
でも、元通りにはならない確信がある。
だって、ワイらにとっての売上は、客にとってのコストだから。
当たり前である。で、コスト減らして耐えることが出来れば、不確実性の高まっている状況でコストを元通り払おうなんて奴は、いない。
だから、売上減ったら減った分、コストを減らすのが鉄則。
「コストカットしかないですよね?」とワイがいうと渋られるのである。
私がコストカットという言葉を使うとき、雇用を指す。だから渋る気持ちもわかるけど、それやるのが経営の仕事だよね?
そりゃ、無駄なコストあったらそこから削るけど、売上が50%になってトントンにしてるんだから、これ以上削れるところは既にない。むしろ、ワイが参画する前はどんだけガバガバだったんだよ。
コストカット、それしかないってば。
このままだと、あなたも1年後には立派な失業者ですよ。まだ年金受給できないよね?転職、無理だよね?
どーすんの?つーか、なんでワイが心配するの?ワイは笑うくらいの薄給(マジでワイの日当くらいしかない)がなくなるだけで済むんですけどね。
あ、資本整理で今年数百万使ったからそれも無駄になるか。でも軽傷である。
(それでも、1円とて損するとムカつくけど。)
それ以上に、経営陣は責任ある立場だからいいけど、一応、経営陣を信用してくれている(ことになっている)スタッフに申し訳ない。
「何の対策もないです。バンザイです。」なんて言えない。
というわけで家賃の減賃交渉と、さらなるコストカットをまたやるのである。
中小企業の補助金200万ももちろん申請はするけど、正直、桁が違う。
ボロい社屋も、今年は修繕費を予算に計上したかったが、それも見送りである。つーか、予算立てられないし。
・・・ぶっちゃけ、憂鬱である。
でも、やるだけやる。
それでも無理なら、名誉ある撤退しかない。金策なんてコストの塊をやるくらいなら撤退である。
債権者に迷惑かけるくらいなら、「キレイに撤退」は前から決めていたことだ。
だが、今は潰さないと決めている。
無傷ではいられないけど、潰さない。
まずは、その意識を浸透させることからだ。
・・・とういわけで、頑張りますのでボクの報酬、せめて日当2日分に増やしてください。
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仕事の朝
2020-05-24T03:19:00+09:00
いりー
JUGEM
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1430
プチ社長日記:『失敗の本質』の話
言わずと知れた名著の再読。今読んでも示唆に富むのはさすが。
本書は、ノモンハン事件から沖縄戦に至るまでの日本軍の失敗を組織の問題として捉え直し、戦略的合理性よりも組織内の融和と調和を重視する情緒的性質及び、初期の成功体験を踏まえた「過剰適用」...
本書は、ノモンハン事件から沖縄戦に至るまでの日本軍の失敗を組織の問題として捉え直し、戦略的合理性よりも組織内の融和と調和を重視する情緒的性質及び、初期の成功体験を踏まえた「過剰適用」による組織としての自己革新能力を得られなかったことに、その敗因を求めている。
無論、物量や技術的蓄積の差はあったが、すでに得ているリソースの活用の仕方で、組織として既に敗北が決していたと言えるまでの説得力を持つ。
どの階層を取ってみても相似形だと思うが、例えば個々の作戦をプロジェクトとして自組織に当てはめて考えてみるだけでも、ちょっと背筋の冷える思いがする諸兄がたくさんおられるのではないだろうか。
かくいう私も、規模としては吹けば飛ぶようなものであるが、自組織について当て嵌めて考えてみると硬直した組織になっており、好景気時には全てが覆い隠されていたものの、潮目が変わる中で見据えると改善点が幾多も挙げられる。
折しも、コロナ禍の昨今である。
直撃を受けている業種(航空など)や、地方経済(地銀など)は、公的資金注入の(再)国有化も可能性として今後議論されるかも知れない(一部で議論されている)。
言わば戦時経済のような趣になる可能性もある。
周囲を見ても、「人との接触を8割減らす」前に「売上を8割減らす」を先に達成して困窮しているケースが身近に多々あり、実態としても非常時であることは間違いない。
このような状況に適切に対応できる組織は少ないだろうが、ウィズ・コロナ、アフター・コロナと言われる状況が常態化する世の中になっても生き残るのは、結局は環境の変更に合わせて適切に自己変革できる組織であろう。その変革に向けた補助線として、本書を今、改めて読む意義は小さくないと感じます。
・・・まぁ、これ読んでも失敗するときは失敗するんだろうけどね。
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読書の夜
2020-05-09T18:18:00+09:00
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1429
プチ社長日記:『本日のDMM英会話』の話
割とDMM英会話の話を書いてるので、DMMの回し者みたいになってますが、亀山会長とはお会いしたことはあるものの、絶対向こうは私のこと覚えていない自信がある、そんな程度です。つまり関係ないやんけ、ってことです。
さて、本日の先生はアンティグア・バーブーダ人で...
さて、本日の先生はアンティグア・バーブーダ人でした。
どこやねん、それ?
国旗みて「あー、なんだかあったかも」と探り探り話をする私。
東カリブ諸国機構(OECS)の一員だそうな。
OECS =Organization of Eastern Caribbean States +There are nine member countries who make up the OECS. Antigua Barbuda, St. Kitts, Nevis, Montserrat, Dominica, St. Lucia, Grenada and St. Vincent and Grenadines
そしてやはり話題はコロナ。もうこのトピック避けたいんだけどね。
Antigua 26 cases, 15 recovered, 3 deaths, 1 critical
26人感染だそうな。人口10万人だからそんなもんすかね。3人死亡は多いけど。
一方で、隣のセント・ルチアは死者ゼロだそうな。
curfew = 7pm to 5am
今回の騒ぎで外国人と話す際のキーワードがcurfew(外出禁止令)。
夜は出歩くなっていう程度だそうな。割と緩い感じですね。
ただ、カリブ海諸国は何しろメインの産業が観光業なので、仕事がなくて途方に暮れているそうです。
まぁ、そうだよね。
最後に、「海賊でもやったら?」 とボケてみましたが、全く通じなかったことだけ申し添えておきます。
現場からは以上です。
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オトコの休日
2020-05-05T06:01:00+09:00
いりー
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https://ayleeds.jugem.jp/?eid=1428
プチ社長日記:『東京貧困女子』の話
結構、評価の難しい一冊である。
登場する「貧困女子」が同情を求めてるかというと、そうではないケースが多いだろう。
ただ、理解はされて然るべきである、とは思う。
筆者である中村淳彦氏は筋金入りのノンフィクション・ライターなので、淡々と、状況を詳...
結構、評価の難しい一冊である。
登場する「貧困女子」が同情を求めてるかというと、そうではないケースが多いだろう。
ただ、理解はされて然るべきである、とは思う。
筆者である中村淳彦氏は筋金入りのノンフィクション・ライターなので、淡々と、状況を詳らかにしていく。
若者を貧困に捉える貸与型奨学金制度やブラックの温床である介護業界、セーフティネットとしての生活保護支給の制度についての怒り等は吐露するものの、基本的には状況をポンと投げるだけの姿勢である。
出てくる女子について、冷たい言い方をすれば「運がなかったな」というケースは多い。
親が離婚(母子家庭)、親の収入が低い、本人の離婚(男の見る目がない)、ブラック企業に就職してしまい病気になった等、逆に言えば些細なこと(運が悪い)がきっかけで貧困に転落してしまう話ばかりである。
無論、うまく立ち回れば回避できた問題も多く、読んでて「あ、その判断は間違いだろ」と思わせる箇所もなくはない。
だが、(書いてあることをそのまま受け取れば)仕方ないと思われるケースも多い。
奨学金も貸与型が全部ダメという話ではないだろう。確かに、大学卒業とともに多額の借金を背負わされるが、(就職に有利なそれなりの大学であれば)奨学金の返済は可能であるし、私の周りにもキチンと返済できている方は多い。奨学金という借金を背負ってまで卒業するに値する大学かどうかは、考えた方がいいだろう。
(もっとも、この本に出てくるように、子の奨学金を親が召し上げるケースは例外だが。)
ただ、やはり全体の流れとして、少子高齢化の進む日本においては、明るい未来を見いだせず、セーフティネットや介護についても財源を考えると厳しい状況にならざるを得ないのは仕方ない面もある。
この救いようの無い現実にどうしても行きついてしまうため、重たい読後感になるが、これは即ち日本人が目を背けてはいけない問題でもある。
つまり、彼女たちこそ今後の日本のニュー・ノーマルの先兵とも言えるのだ。
そういう意味で、読んで損はない一冊である。
・・・・ところで、なんでこの表紙の写真がNews Picksの宣材に使われてるんでしょうか?
貧困女子がイキナリ意識高い女子みたいになってますが。
キャプションで見た印象が端的に変わる例になっております。。
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読書の夜
2020-05-04T02:14:00+09:00
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