プチ社長日記:『アフリカ陸路縦断#12:キガリ(ルワンダ)〜カンパラ(ウガンダ)〜ナイロビ(ケニア)』の話

■キガリ〜カンパラ
キガリに再び戻ってきたのは2018年の夏。
前回のルサカ(ザンビア)〜キガリ(ルワンダ)は雨後の悪路により相当てこずりましたが、めげずに無理めの日程でアフリカです。
隙あらばアフリカに行かないと、いつまでたってもアフリカ大陸縦断を達成できないので。。。

キガリには割と早い時間に到着。
今回も宿は『ホテル・ルワンダ』の舞台である『ミル・コリンズ』です。
前回は触れませんでしたが、映画『ホテル・ルワンダ』ではフツ族・ツチ族の内乱状態にあって、虐殺からフツ族を守った美談ではありますが、実際にはお金を徴収しており、且つ配給品についてもチャージしていたとかで国内では主人公がブーイングの嵐、結局、ベルギーに国外逃亡生活をしているという、寧ろこっちを映画化すべきではないかという、ナイスな話になっております。

従い、当ホテルには『ホテル・ルワンダ』関連の話は全く出てこないのがナイスです。

【虐殺記念館から街の中央を望む】
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さて、キガリ、、、というかルワンダはコーヒーでも有名で、前回もチラッと触れたフィエ農園などあります。
日程の都合でスルーしてしまったのですが、せめてもの慰みとばかりに、有名なブルボンコーヒーに行きます。

一応、店の名前ですが、ブルボンというのはコーヒー豆の品種の名前でもあります。
アラビカ種・ロブスタ種・リベリカ種が3大品種ですが、このなかではアラビカが仏恥義理で有名、というか高級扱いで、スタバなどはアラビカ100%主義ですね。
ブルボンはそのアラビカ種の1種とのこと。
甘味があるからか、アフリカではふつうにお菓子というか、ちょっとしたおつまみに食べたりします。

で、ブルボンコーヒーで朝からのんびりです。最近はチェーン店化してるみたいですが。
で、本店では豆も売ってるのですが、ミル無い人にお土産で配っても意味ないので、ひいたものも売ってほしいところです。

さて、仕事を片付けつつその日は普通に宿泊し、翌日にウガンダのカンパラへ向かいます。

あ、話が前後して恐縮ですが、今回の旅程はキガリ(ルワンダ)〜ウガンダ(カンパラ)〜ナイロビ(ケニア)です。
この3国、アフリカでも安定しており、モロッコやチュニジア、エジプト、南ア以外でアフリカにトライしたい方にはお勧めです。
ビザもこの3国周遊ビザが発行されており、便利です。
私もこのビザを取得しています。結論から言えば、この3国の旅は非常に楽でした。まぁ、その分、刺激は少ないんですけど。
期間も1週間足らずで、8/13にキガリ泊、8/14〜8/15はカンパラ泊、8/16は夜行バスで過ごし、8/17にはナイロビ泊と
割とタイトな日程だったんですが、余裕でした。
これがタンザニアやブルンジなら倍の日程は見た方が良いです。   


ルワンダは金曜日の一定時間帯をゴミ掃除の時間にしているので、非常に綺麗です。
スーパーなんかのビニール袋は国内への持ち込み禁止です。
日本でもビニール袋を有料化する方向ですが、ここまで徹底してほしいですね。
ストローを紙にするという議論が先行しましたが、誰もが「そこからじゃない」と思った筈です。
美化だけでなく、いろいろ秩序だっているのがルワンダなので、居心地はとても良いです。
独裁政権がいい方に転ぶとこうなのか、と考えさせられます。
なんていうか、「イケてる独裁と、衆愚政に近い民主政のどちらが良いか」という、銀河英雄伝説的なアングルで考えさせられるのは私だけでしょうか?

「千の丘の国」とも言われるルワンダ。首都中心部も丘にありますが、バスターミナルは丘を下ったところにあります。この国のバイクタクシーは赤いゼッケンを着けていて、客もヘルメット着用が義務付けられています。規律とれてるなぁ。料金も口約束ですが、ボラれる印象は全然なかったです。

【キガリのバイクタクシー】
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【バスターミナル周辺】
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で、バスターミナルでEasyCoach社のチケットを購入したのですが、午後3時過ぎの出発とのこと。
カンパラ行は頻発だと聞いていて、午前中に移動できると思ってたのでちょっと焦ります。
でもまぁ、思い通りにいかないのが旅の常ですんで、バイクタクシーにキロリンゴ・マーケットというルワンダ最大の市場に連れて行ってもらいます。
・・・といってもただの市場なんですけどね。生鮮食品コーナーや生活雑貨コーナーなど、モノがあふれております。衣料コーナーでは中国製の足踏ミシンが並び、繕い事なんかをしているのを眺められます。
気温も同時期の東京より圧倒的に涼しいので待つことは苦にならなかったですね。
で、バスターミナルに戻り、ウガンダのカンパラへ向けて出発です。

【キロリンゴ・マーケット】
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【瓶の蓋を駒にしたゲーム。相手を飛び越えると駒を取れる模様。】
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さて、さすがにキガリを出ると未舗装の道路も見られますが、基本的にはよく整備された道路なので
バスは特に問題なく走ります。
やはりインフラは国力ですぜダンナ。

【キガリから離れる】
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さて、さすがにカンパラについたのは夜21時ごろでした。
カンパラのバスターミナルはアフリカ最大級と聞いていましたが、私の到着したバスターミナルは明らかにそれとは違う、ガソリンスタンドの裏手の駐車場みたいな感じです。ちょっと街の南の外れっぽいです。
到着と同時にわらわらとバイクタクシーのあんちゃんが寄ってきましたが、適当にあしらい、流しのバイクタクシーを捕まえます。

途中、バークレーのATMで現地通貨を引き出し、市中のホテルにチェックインです。
ここでは2泊の予定です。
ホテルの名前はスピーク・ホテル。割と居心地の良いホテルです。ちょっと仕事をする関係上、仕事の日は惜しみなく良いホテルに泊まることにしています。使った分、仕事で稼ごうと気合も入ります。

翌日、ウガンダは銀行の口座を作りやすいと聞いていたので目ぼしい銀行を回ったのですが、混雑がひどく、係員の説明もわかりづらいので保留としました。
日本から書類も書いて持って行ったのですが、なんやかんやと盥回しの挙句、やはり現地企業の職についていない者には容易に口座を作らせてくれなくなったとか説明を受けます。
ウガンダで起業登録した方が早そうです。
ちょっとこの辺はまた再トライするかも。
街を散策しますが、普通に都会です。お洒落なカフェでアイスクリームなんぞを食べます。
アミーバ赤痢が怖いので、火を通していないものは遠ざけていたのですが、さすが首都だけあって問題もなく。
ウガンダやルワンダでビジネスをしよう、という人が多いのもうなずけます。


さて、カンパラは、ナイルの源流が近く、人気の観光スポットです。世界でアマゾン川に続いて2番目に長い河の源流ですから、これはちょっと拝んでおこうかという気分にもなります。
ただ、特にアマゾン川は季節によって長さが変わることもあり、ナイルはナイルで最長を主張しています。
因みに、宿泊している宿の名前のスピークはナイル源流を発見(再発見というのが適当ですよね)したイギリス人冒険家に由来しています。
ナイル源流がヴィクトリア湖という主張を証明したそうです。
身も蓋もないですが、どうやらヴィクトリア湖から流れ出るのがナイル川だけである以上、ヴィクトリア湖はナイル水系の一部であって、本当の源流はナイル川に流れ込む河川を含むことになるため、本当はルワンダ辺りだそうです。
うわー、それ、知りたくなかったわ。

宿をチェックアウトし、とりあえず、ナイル源流に向かう為、バスターミナルに向かいます。
カンパラのバスターミナルはその規模で有名です。
もうめちゃデカくて、まさにカオス。
写真では見づらいですが、奥にあるビルの手前までミニバスがぎっしりです。これは一見の価値があります。
一見、カオスに思えてもやはりルールは存在していて、「あ、ここは迂回するのね」と暫らく眺めていると理解できてきます。
これは見ていて飽きないです。

【カンパラのバスターミナル】
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【カンパラから移動】
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ただし、ナイル源流へ向かうバスはここから発ではなくて、ミニバスで目抜き通り1本南の通りから出発とのこと。
渋滞につかまり、3時間くらいかかりましたが、小さな町の郵便局脇で降ろされました。

ここからナイル源流へトボトボ歩きます。
ウガンダの小学生が遠足で来てたりして、なべて平和です。
付近は有料で、外国人は割高料金です。どう見てもアジアな私も当然割高に。

【外国人6倍ですよ。きっつー。】
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それよりもボート代金が高く50ドルくらいしたのですが、まぁ、実質貸切だったので良しとしました。
船って結構、お金がかかるもんですからね。

ナイルの源流と言われるのは、ヴィクトリア湖の北側の中州にあります。
ショボい看板が目印です。センスのないところが好きです。

【ハイセンス】
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カンパラから直接ナイロビを目指すのではなく、ナイル源流のポイントからナイロビ行きのバスを捕まえるのはちょっと面倒でした。
最初、「バスは郵便局の脇から出発する」と聞かされていたのですが、これはどうも信じがたく、郵便局の女性に聞いても「いやいや、バスは街の入口から出発するわよ」とのこと。
つまり幹線道路まで戻らないといけません。
街を抜け、何もない所をさらに2kmほど歩き、幹線道路脇で待つのですが、何しろターミナルではないので油断していると置いてけぼりになります。
しかも私のが買ったチケットのオペレータは、事務所が少し離れたところにあって、そこにバスが来るだの来ないだの、人によって言うことがまちまちであり、両方に睨みのきく高所に陣取って見張るという、ダルいことをやっておりました。
しかもバスが大幅の遅延であり、バスが来るたびに高所から駆け下りて確かめるという、シーシュポスのような苦行であります。

ようやく、バスを捕まえ、眠りに落ちます。

■ナイロビ
ナイロビは大都会で、治安が悪いことでも有名ですが、一時よりはだいぶ改善しているそうです。
と言っても、私が宿泊した後、ホテル街の駐車場に停めてあった車に搭載された爆弾で何人かお亡くなりになってるのですが。
ただ、ナイロビ銀座と言われる一角は、手ぶらなら歩ける感じです。
バスは、ナイロビ駅近くのビルの裏手にあるバスターミナルに到着します。
ホテルまでは歩いて移動しました。明るい内なら特に問題なく感じました。(個人差あり)
尚、ここから北進する場合は、別のバスターミナルから出発することになります。

人心地ついて、観光もそこそこ、仕事をして今回の旅程は終了です。
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