プチ社長日記:『江ノ島へ自転車』の話

頭の中につまらないリミッタをつけてしまうというのはよくあることで、そういうリミッタを打破するのは『バカさ』というのも、またよくある話で。

今回も、ふと『自転車でどこか行くかぁ』と思いつき、目的地を思案していると、『鎌倉は無理っしょ』という声が返ってきたので、それならばと行って来た。

のんびりしたかったので鎌倉プリンスに一泊することにし、土曜の午前にゆるゆると出発する。
ちゃんと出発前に空気入れでタイヤ圧を調整するのも今や習慣になった。マジこれでだいぶ違う。

気になる道どりであるが、実はiPadとLTEさえあれば、道には迷わない。
大きな交差点ならどの隅に自分がいるかも解るという精度には、毎度のことながら感心させられてしまう。

・・・みれば往復100km程度である。
『なんだ行けるじゃん』と悟る。まぁ楽勝ではないかもしれないが、トライアスロンでも自転車で60kmほど走るという。これならば行けない距離ではない。

途中、自分の職場に寄ったりもしたが、13時代には多摩川を抜け、14時には横浜につく。道すがら、昔のお客様の工場などを見つけ、当時のことを思い出したりもする。ドライブスルー形式のスタバを見つけるまで、適当な休憩場所を見つけられずに困ったが、五反田から横浜で1号線を進むと約2時間半で横浜である。あっけない。
スタバでカプチを飲みながら、経過をメールで報告する。余裕ぶっこきモードである。
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ただ、その後の江ノ島までの道のりは三浦半島を横切る形になるのであるが、そこはさすがに勾配があり、向かい風に歯を食いしばりながらも、ゆるやかな登りをただひたすら進む羽目になる。
何故か常に向かい風である。気のせいだろうか。いや、そんな訳は無い。

途中、工場への引き込み線があるが、それは廃線となったようだ。かつては電化もされていたようだし、工場もそれなりに存在するようだが、トラックによる運送で事足りるようになったのであろうか。
ふと思い出したのだが、この辺りの道をとおったのは、20年ほど前になるだろうか。東京に来て、仲間でレンタカーを借りて江ノ島に来たことがあった。夜中だったので地道できたのである。江ノ島には早朝について、何も無かったのを覚えている。
この廃線も、その様子から当時は現役だったと思われる。
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さらに進み、さすがに少し疲れも感じ始めた頃、ふと潮の香りがすることに気付く。みなとみらいなども通ってきたが、風向きのせいだろうか、それとも海岸の形状の違いのせいだろうか、間違いなくそれとわかる。
暗くなる前にはつきたかったので、大いに安心する。ペダルを踏む足に力が入る。

そして道が開け、江ノ島前に出る。思わず『やった、着いた』と声が出る。
湘南には電車でしょっちゅうくるが、自転車で来るとまた違って見えるから不思議だ。

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夕暮れの海岸線を走る。余りにも気持ちよいので朝も周辺を走り回ることを心に誓う。
もっと早く来ればよかった、と後悔する。

走りながら思う。「『無理だろ』と言ってた友達に勝利の報告をしよう、『やってみれば、なんともなかった、お前も来ればよかったのに』と言ってやるのだ」、と。

■追記
翌日は八幡様にお参り。装備は見ての通りで、サイクリングヘルメット(私は鮪メットと呼んでいる)は嫌いなので、私は帽子の上からカスクを被っている。
もう少し時間があればもう少しいろいろ行ってみたかった。。
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