有限会社Ayleeds社長日記。継接ぎだらけですが、世界一周旅行もやってます。

プチ社長日記:『親子で楽しめるアニメってなんだろね』の話

日本が誇る世界に冠たるアニメ業界(失笑、だって市場規模で見るとry)、の主力艦といえばジブリとガンダムであることに異を唱える方は少数派であろう。
エヴァとかディープな支持者を持つ良質な作品も多い(因みに私は押井守好き)が、やはり知名度等では適わない。

この両作品を、よせばいいのに下手な証券アナリストが分析すると『親子2世代で楽しめる作品であり(お財布握ってる親が支持するから金額ベースの市場はでかいぜ)、、』みたいなことを書いてくる。
いやまぁ、作品をどれだけ見てるかとか、愛しているか、という次元ではなくて、どんだけカネを遣うか、といえば、ポンとDVD箱買う世代の共感を得るかどうか、という点で見極めるのは正しいよ。
アニメについて私は、普通の人よりは好きだが、マニア(ヲタク)を前にして『知ってます』なんて言えるレベルでは到底ないのではあるが、普通に数字で見てホントそう思う。

でも、親子2世代で楽しめるってのはホントか?
いや、ジブリ作品は、親子で楽しめるかな、と思う。子供いないから解らんけど。
教育上問題のない話、綺麗な映像をベースに、声優に古参の役者を配するのも心憎い配慮だ。
子供から老人に至るまでキャラ立ちした構成になってるのも良い。

でもガンダムは違うだろ。
確かにオッサンから子供まで、ガンダムは見てる。
が、作品別に明確な色分けがされており、実はそんなに見てる人間は被らない。
私の周りにはガンダムといえば『Zまで』、『逆シャアまで』が多い。
私もジオンが出てこないとテンションがダダ下がりである。
一方、SEEDとか見てる連中は古いのを見てなかったりする。
さすがに初代は原点だから皆チェックしてるだろうと思ってたが、結構ガンダムネタに詳しい奴でもギャン知らなかったりする。氏ね。

畢竟、ガンダムが世代を超えて支持される、というのは、ガンダムというベースにそれぞれの年代の機微を取り入れてどうにかこうにか30年やってきました、というシリーズ全体での話で、個々の作品は世代間で共有できる性質ではない。その可能性があるとすれば、初期の作品だけだと思う。
だから、新作出ます、親子2世代で楽しめる云々の口上は通用しない。商業的にはSEEDは成功だったらしいが、遠くない先行き詰るよ。無理無理。

・・・なんでこんなこと思ったかと言うと、ガンダムW見てて、格好イイオッサンが一人も出てこないからである。美少年どうし好き勝手戦ってる。一方で、巻き添え食って死んでいくオッサン達。
オッサンである時点で死亡フラグが立ち、『あぁ、きっと2分後には死んでるな』と読める悲しさ。
オッサンである私には涙なくして見られない作品となっている。
初期の頃にはランバ・ラルが格好イイオッサンであり、ハモンとのムフフな関係に思いを巡らすに、今で言うと雑誌『LEON』とかに出てきそうな感じだし、『さすがゴッグだ何ともないぜ』のオッサンや、ビジュアル的に問題のあるアカハナだって、私には格好よく見える。
8小隊でもノリスはビジュアル的には完全アウトな部類に入るオッサンだが、めちゃ格好イイ。
(私に、グフ乗り=格好イイオヤジ、というバイアスが掛かってるだけかも知れんが。)

以上のように、格好イイオッサンの出てこない作品にオッサンの共感が得られるわけはないのであって、商業的な成功も覚束ない訳であります。
苦境に立つアニメ業界の皆様におかれましては、この点をご高配いただき、人生経験の少ない小僧どもを片っ端から薙ぎ倒すカッコイイオッサンをバンバン出していただき、我が国におけるオッサンの地位向上に一役買うと共に、市場規模の拡大を果たしていただきたいと切に願う次第であります。

何の話だっけ。
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