プチ社長日記:『斜陽』の話

・・・やってもうた。
なんで正月早々、手に取った本が『斜陽』なのか。
気付いて、正月っぽくないって、気付いてミー。

太宰治の文章は、人によって好き嫌いが別れる、というより、読み手のその時の気分や境遇で受け止められ方が異なる、稀有な文章と思う。
滅びゆくものの美しさや、退廃的な中にきらりと光る恍惚とした魅力も、嵌る時は嵌るが、そうでない時は全くそうでない。自分の調子に対してのバロメータ的な位置づけであろうか。
初めて読んだときはいつか忘れたが、おそらく他の太宰作品と同じく18歳の頃と思われる。
太宰の持つ、サイコクラッシャー的なパワーに当てられる年代である。

・・・まぁ、ね。あるよね。そういう時代。思い返すと恥ずかしいけど。

今、割と突き放して、醒めた目で読めるのは、我が身の老いのなせるわざか。
だからと言って「余裕だぜ」と思うかというとそうではなく、ここまでの境地に至り39歳でこの世を去る潔さなど、年齢を重ねても読者の読後に苦みをもたらすのは作品自体の素晴らしさ故、ということだと思う。はい。

ただ、正月に読むのはお勧めしないけどね。

プチ社長日記:『2019年あけましておめでとうございました』の話

はい。仕事しております。まぁ、仕事出来るってのは、健康ってことだから、いいんじゃないかな。やらされてる訳でもないんで。今年も宜しくお願い致します。アフリカ行きたいです。

プチ社長日記:『年末ダラダラ会話 抄』の話

※本人了承済。
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( ,_ノ` ) :「・・・どうだったよ、今年の商売は?」

 (・ω・´) :「まぁ、いろいろありましたが、トータルではあんま儲からなかったですね。」
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( ,_ノ` ) :「マイナスに沈んでる奴も多いし、こんなもんじゃねぇか?」

 (・ω・´) :「師匠にそう言っていただけると。。。まぁ、夏頃に撤退できるところは撤退していたので、存外、投資は暇でしたね。」
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( ,_ノ` ) :「普通に指標見たらアウトなのに、〇ネックスの●●とか強気でワロタな。」

 (・ω・´) :「あそこのレポート屋は問題ありますよね。ワインファンドやってたアレとか(笑)。春山さんは素敵ですが。」
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( ,_ノ` ) :「仮想通貨やってる奴も悲惨やしな。」

 (・ω・´) :「そもそもブロック・チェーンという技術をあの場で鍛えるフェーズ過ぎてますからね。決済手段は現金のコスト考えれば、やはり変わるんでしょうけど。現金保有のコストが低い日本はちょっと皮肉ですよね。それでも進んできている一方で、日本のシェア争いもどうもイケてなくて、もう少し勉強しないことには再突入ないと思います。まぁ、GMOペイメントゲートウェイを早々に手放して涙目の私が言えた義理ではないですが。」
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( ,_ノ` ) :「来年は荒れそうやなぁ。まぁ、ワイの投資スタイルなら上等やけど。去年の今頃はみんな強気で気持ち悪かったくらいやからな。こんくらいが丁度ええんちゃうか。人手不足が解消されれば拙速な移民受入も見直されそうやからな。」

 (・ω・´) :「賃上げ本格化の前に受入れですからね。デフレを脱却したいのかしたくないのか、どっちやねん、という疑問しかないですよね。」
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( ,_ノ` ) :「そういや、最近、大学の講義とかやってないね?」

 (・ω・´) :「2月〜G.W.まで遊んでまして、まぁ、半分以上は海外に行って、ヨーロッパ・アジアを陸続きで視察する貴重な時間でしたんですけど。それで今年のプライベートは打ち止め感あって、そっちは今年は何もやってないですね。コンサル仕事の仕方が変わったのも大きくて、とにかくG.W.後は時間の使い方が難しかったです。」
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( ,_ノ` ) :「どう変わったの?」

 (・ω・´) :「一つのプロジェクトにガッツリ入って管理の『何でも屋』をやるんじゃなくて、複数のプロジェクトに薄く入る体制になりました。(中略)。時代の趨勢なので、この働き方は私も試されてるんだと思います。
講義は、またご縁があればやりたいです。所謂Fランク大学の学生みてると失望すること多いですが、まぁ、中には頑張ってる子もいたりして、希望もあります。一方で、少子化で大学の余剰っぷりはこれからどんどん酷くなりますからね。でも、学生の取合いの結果、大学が学生をお客様のように丁重に扱う様になっているのは、どうかと思いますね。学級崩壊とまではいきませんが、なぜ指導側がそこまで学生に気を遣う必要があるのは本当に意味不明で、まるで小学生に接するような態度ですからね。注意しないんですよ、学生を。もうね、(学問的功績でなく)就職先や就職率で評価されたがるような大学はさっさと潰して、良質な文教予算の使い方をして欲しいと思いますね。別に全員、大学行く必要もないですし。」
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( ,_ノ` ) :「ごめん、軽いノリで聞いただけなんで。聞いたこと、うっすら後悔。」


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 (・ω・´) :「そちらの事業はどうなんですか?」
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( ,_ノ` ) :「マジで絶好調。でも、来年はよくわからん。」

 (・ω・´) :「まぁ、でも、今までわかった試しないですよね。細かく軌道修正するしか。」
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( ,_ノ` ) :「リスク管理マジ重要。(中略)ちょっと進出計画は止めた。」

 (・ω・´) :「そっち(中国関連)も夏頃から不穏な感じですからね。やっぱピークアウトだよね、と。僕の方は、そういう意味では、別で噛んでる仕事の方では、一足先に不況に入ってます。もう産業的にどうしようもない部分あって、ノウハウといった職人技で何とか持ちこたえている部分あるんですけど、そういうのって仕事としてピボット効かないじゃないですか。結局、(会社を維持するためには)コストダウンが王道だと思ってて、その線で進めているんですけど、そのために恨まれてるんだろーなー、と思うとやるせないですね。」
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( ,_ノ` ) :「ドンマイドンマイ。そういうモンだよ。」

 (・ω・´) :「しがらみが無ければ、ちゃちゃっと売却して撤収なんですけどね。そうもいかず。でも実際、結構考えましたけどね。」
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( ,_ノ` ) :「売れるの?」

 (・ω・´) :「M&A会社とは話してましたが、意外にいい値段でした。尤も、私、汚れ役が役回りで、シェアも殆どないので実質、タダ働きなんですけどね。何のためにやってるんだろ。」
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( ,_ノ` ) :「おつかれ。まぁ、M&Aが活況というのは、税金対策って面もあるやろうしな。」

 (・ω・´) :「でも、あれだけ忙しいと言ってたM&A会社から年末に久しぶりに営業の電話来まして。ちょっと流れ変わってきたんかな、と。多分、悪い方向に。年明けに話聞きますけど。ただ、やっぱりね、ここは儲けようというより潰れないでいてくれればいい、って感じなんで。他所から新しい血を入れたいなとも思いますが、ギャンブル要素強すぎて、内部からの改善に期待をよせています。遠隔で細かく見れないし。」
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( ,_ノ` ) :「儲かってる前提の話は、崩れるケースが今後増えるやろからな。ワイの手許もエグジットできなさそうな案件いっぱいあるわ。(中略)まぁ、そういうもんやけどな。自分の影響力が及ばない所に心を砕いても意味ないよ。」

 (・ω・´) :「そうですよねぇ。年取ってくると、『そんな儲けなくてもいいじゃん』という境地にになるだろうなぁ、というのは何となく理解できます。僕はもう少し頑張りたいですが。ただ、小銭出してるだけで偉そうな顔するのも、どうかと思うので、基本は静観です。」

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( ,_ノ` ) :「結局、50代になると老いと健康の話ばかりやからな。一晩中、銭金の話はもう正直、キツイよ。結局、健康が一番、というのが答えよ。」

 (・ω・´) :「なるほど。まぁ、そうなんでしょうねぇ。」

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( ,_ノ` ) :「つーわけで、そろそろ帰るわ。」

 (・ω・´) :「えー。」

プチ社長日記:『最近読んだ本など』の話

『光のない海』
熱海の温泉宿で一人、朝方まで読むほど「読ませる」内容の一冊。
白石一文氏らしい、運命に弄ばれ苦しむ人々を通じて、孤独について掘り下げていく内容が素晴らしい。
山本周五郎賞受賞作『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』と同様、孤独を埋めるが為に過ちの関係を持つ男女を描写し、必死に他者との繋がりのありようを模索し、空虚の先へ進もうとする気迫の作品である。

『みんなちがって、みんなダメ』
カリフ主義復活を奉ずる中田考氏の一冊。
「イスラームとは何か」というイスラームの説明本は世に多いが、「イスラーム的視点で、今の領域国家支配の現代を解釈するとどうなるか」という視点が中心となった作品は寡聞にして知らず、それ故に極めて面白く読ませていただいた。
思えば、私の少年時代などはイスラームというのは遠い世界の話の様に捉えられていたが、21世紀が「アフリカの世紀」ならば、今後もイスラームの勢力は増大の一途となることは間違いないと言えるだろう。
従い、当該視座を踏まえることは重要であることは間違いない。
無論、多神教を是とする大部分の日本人にとって、一神教的な価値観に抵抗はあろう。
実は私もその一人だ。

「母も篤子も、京介も美千代も、淳子も宇崎も、そして私自身も、あと数十年もすれば、そういう人間が存在していたことでさえ定かではなくなってしまう。歴史上に名前を刻むことのできた者以外のすべての人間が、いずれは存在の有無さえ確認不可能な黒々とした闇の中へと飲み込まれてしまうのだ」(「光のない海」)


『みんなちがって、みんなダメ』の視座によると、これは何も悲しむべきことではなく、「当然のこと」ということで平然と受け容れられる。ここまで達観することは、正直、私には難しい。(それは私が『バカ』だからだろう)

それができない私のような者は、どうしても「一瞬の光」のようなものを求めて生きていくのだと思う。それで絶望することはあっても、最後にはこの価値観を受け容れざるをえない時が来ると思う。
たとえ回り道であっても、私も「存在の有無さえ確認不可能な黒々とした闇の中へと飲み込まれてしまう」を喜んで受け容れられる日が、いつか来ますように。






プチ社長日記:『アフリカ縦断#9:タンザニア〜ブルンジ 戮力

タンザニアのムベヤに深夜に到着した私は、遠くに聞こえる音を頼りにフラフラと幹線道路を歩き、割と大きな交差点近くにクラブ・バーのようなものを発見する。

【音楽は響くが、人はまばら】

ビールでも飲みたい気分だが、現地通貨もなければ、ここがどこなのかの知識もない。
とにかく少しでも前に進まないとGW明けの出社に間に合わない気持ちが背中を押す。

とりあえず、仝獣歪眠澆悗領沼悄´⊆,両貊蠅悗琉榮扱佻の確保 を優先に考える。
バーのお姉さんに「ATMどこ?」など聞いて、差された方角へ500mほど歩くと、また別のバーに行き当たる。
人が全然歩いていない割にバーはあるが、ホテルらしきものはない。
一部ではバーがホテルを兼業していると聞くが、あまり泊まりたい雰囲気でもない。
幾つかATMを試すが、どれも無効とカードが突き返される。
カードが飲まれると嫌なのであまり独立したATMを使いたくないのだが、贅沢も言えない。
が、メイン・ストリート(と思われる)沿いのATMは全滅である。
・・・これはちょっとヤバいのではないか?(←気付くの遅い)

因みに今は5月1日の朝3時前である。火曜日である。そして、私の誕生日である。それも45歳である。
「また一つ、歳を取ってしまった」というだけでも破壊力抜群なのに、このシチュである。

ふと気づくと、道の傍らに若者がバイクで屯っている。
・・・ごめん、嘘ついた。ずっと前から気付いていたのだが、目が合わないように気付かない振りしていただけである。背に腹は代えられないので話しかけるが、どうもバイクタクシーの運転手の集まりだったらしく、とにかく海外カードが使えるATMに私を連れて行き、その後、セントラル・バスターミナルへ連れていけという交渉を纏める。
セントラル・バスターミナルという名前なのかは知らないが、だいたいこれで通じる。
で、バイクで2ケツしてムベヤの街中を走る。
なんかちょっと走るだけだろう、と高を括っていたのだが、これが結構走るのである。
何しろガチで暗闇を走るので、何kmくらい出ているのかピンとこないのだが、明らかに歩いて元の場所に帰れない。こういう時に思うのは、「どこか仲間のいる所に連れていかれて囲まれないか」であるが、まぁ、そうなったらそうなった時のことだ。とにかく今は親しげにバイクの運転手と会話する。

【明るい場所で撮ったつもりだが、ブレブレ。。。】
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・・・1件目のATMでカードは使えなかった。2件目でようやくバークレイズを見つけ、タンザニア通貨ゲットである。よくよく考えるとATMで自分の金を下ろしただけなのだが、こういう状況なので思わずガッツポーズが出てしまい、あまつさえ運転手にもそれを見られてしまう。まぁ、彼も運賃のとりっぱぐれがなくなって嬉しい筈なのだが。

さぁ、これで仝獣歪眠澆悗領沼悄,魯リアした。⊆,両貊蠅悗琉榮扱佻の確保に着手する。
バイク・タクシーの運転手が「どこに行きたいんだ?」と聞く。
実はまだ決めかねていた。
最初は大都市ダルエスサラームへ行こうかと考えていたが、とてもインド洋に出る時間はなさそうだ。そこから北上するにしても、首都ドドマまでは往復になりそう。ドドマ経由で北上してヴィクトリア湖を見にムワンザを目指す道も考えたが、これも断念し、最短と思わるムベヤからキゴマへの北上ルートを選択。ちょっと拙速かなとも思ったが、余裕が出来れば旅の後半でのんびりすれば良いだけの話だ。

てっきり元いた場所付近に戻るのかな、と思っていたが、着いた場所はロータリーのような場所。
周りも静かだが、よく見ると暗闇にバスが何台か停まっておるのが月明かりで見える。さらに奥にはブースと思われる影も見える。
バイク運転手にチップをはずみ、ゆるゆると歩いていくとバス会社の男に捕まる。

「キゴマへ行くバスはあるか?」と聞くと、毎朝出ているという。よしよし、順調、順調。この街に長居してみたい気もしたが、今は先を急がねば。
バスのチケットを買おうとすると、そのブースの周りには野宿している人がいっぱいいる。
寝ている人を踏んづけないように気をつかいなが、懐中電灯のあかりでチケットの台帳に記入する。とにかく、暗い。
これで⊆,両貊蠅悗琉榮扱佻の確保も達成だ。

【キメるバス会社の人】

満足感が押し寄せると同時に、一気に睡魔がやってくる。
バスが出るまでは、4時間ほどだった。もう眠い。寒いけど、野宿でいいや。

すっかり目も慣れた。月明かりに照らされたバス停には20人くらい寝ているだろうか。
私もロータリーの端に腰を落ち着け、残ったビスケットを晩飯代わりにぼそぼそ食べる。
飯とも言えない飯だ、それも誕生日に。
でも私は満足していた。
見上げると西に傾いた満月が美しい。今晩、月が出ていなかったら心折れていたかもしれない。助かった。
目を閉じると、あっという間に深い闇に落ちていった。







プチ社長日記:『アフリカ縦断#8:ザンビア〜タンザニア』の話

気付けはもう10月も下旬で、今年もあと残すところ2ヵ月余り。
毎年、年初に目標を立てているのだが、その進捗率に満足を覚えたことはここ数年、ない。
それはともかく、ライフ・ワークとして続けている陸路世界一周の続きである。世界一周、といっても、ピース・バイ・ピース、つまり断片を纏めて一周するというものである。
どっかりと半年〜1年ほどかけて1周できればいいのだが、働いていればそんな期間も取れないし、老後の楽しみにしてはタフすぎる。それに、「旅疲れ」とでもいおうか、1ヶ月すると旅が非日常ではなくなる感覚になるので、これくらいのペースがお勧めである。いくら海外にいても、そんな毎日を濃厚に過ごすのは我が国の誇る松岡修造氏を除いては、無理というものである。

枕が長いが、今年のGWにアフリカ縦断の続きを実施したので、以下はその記録となる。

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私たちは意気揚々とバウ・トレインに乗っていた。治安の悪い南アフリカはヨハネスブルグで、最も安全な公共交通機関だ。私「たち」とあるように、今回は一人ではない。
若い女性と連れ立って、、、と行きたいが、これからの訪問予定&予算を考えると、ちょっと厳しい。
相方は私が以前所属していた会社の後輩であるK氏である。「あっちゃん」と呼んでいる。
彼は私と同じくザンビア入りし、そこで別れ、私がかつて北上した道を南下する形でヴィクトリア・フォールズを見た後、空路でケープタウンを見るという。一方で私は北上を続け、ルワンダまで行こう、という目算である。
6度目のアフリカ。縦断計画としては3回目ということになる。
順を追って書くと、前日(土曜)の朝に空港で落合い、そのままシンガポールでストップオーバーして晩飯を食べ、機中泊で南アのヨハネスブルグ、さらにザンビアのルサカまでの待ち時間をヨハネスブルグのサントンとダウンタウン見学をした帰り道である。
荷物を持ったままだったので、ダウンタウンはパーク・ステーション周辺のみという手堅さであったが、街の雰囲気は彼も感じられたようで、私としても一応、先導としての務めを果たせて良かった。

旅は初日が危険だと思う。移動での疲労とテンションが旅モードに切り替わらないまま来てしまうからだ。初日は、無理せず、これくらいが丁度いい。とはいえ、まだ初日は終わらない。その日の内にザンビアのルサカまで飛ぶ。

ルサカの空港は付近に公共交通機関がなく、そこからの移動はと言うと、もうタクシー一択である。当然、吹っかけてくる。現地の人に教えてもらって、(入国ではなく)出国ゲート付近の方でタクシーを捕まえるも、どうも交渉が成立せず、また戻ってきて捕まえ直したりなどする。
ルサカと空港は結構離れているので、結果としてそれほど安くはならなかったが、何とか夕方には目的の宿に2人で転がり込む。

■ルサカ@ザンビア
宿は、鉄道駅の傍で且つバスターミナルにも近い利便性を持った中級ホテルを予めチョイス。高級ホテル街は街の東側にあるが、何しろ今後の移動をこれから考えるので、移動拠点に近い方が良い。
私の次の目標はタンザニアで、タンザン鉄道で入国することを考えたが、タンザン鉄道はルサカより東の街から出ており、まだ便利とは言えない。首都の駅が貨物専用というのは、ちょっと萎える。
一方であっちゃんもヴィクトリア・フォールズ方面のバスチケットをとる必要があるので、休憩もそこそこに、明るい内にバスターミナルに向かう。

【ルサカ駅(貨物のみ)】
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バスターミナルは正直わかりづらい作りになっている。オフィスを構えている連中にタンザニア国境へ向かうバスを聞くが、無いと言われる。手前のチンサリ行きのバスを推してくる。もう少し聞いて回っていると、「俺は知ってるぜ」と耳打ちしてくる男が出てきた。小銭(5Zk)を渡してチケット窓口まで連れて行って貰う。
薄暗い市場の建物の小窓がそれである。わかんねぇよ、と苦笑いしつつ購入。
あっちゃんも無事チケットを入手したようだ。ただし私のチケットは朝4時発である。はぇえよ。でも他に選択肢なし。早々にタンザン鉄道を諦め、まずは前半飛ばして後半の日程に余裕を持たすスケジュールで動くこととする。

翌日の足を確保した私とあっちゃんは意気揚々。では、ちょっと観光でもすっか、となった。
が、何しろ何もない街である。自由広場をまずは押さえよう、となったが、無骨な建物の前に銅像あるだけである。まぁ、紙幣にもなってる有名な像ではあるんだけどね。

【自由広場】
Lusaka3.JPG

その他、街の東側にステンドグラスの有名な教会があるとのことで、とりあえず向かってみたが、日が傾いてきたので引き返す。以上、観光終了。

宿へ戻る途中、半分廃墟のビルにて微妙に中華ナイズされたテイクアウトの食事を買い、宿でビール飲んで過ごす。
宿のバーだけリフォームされた直後らしく、ここだけ新しくて浮いている。当然、そのようなお洒落?な場所にはその手のプロもやってくる。途中、売春婦に「部屋に遊びに行っていい?」と聞かれるが、丁重にお断りする。

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スマホのアラームで目が覚める。4月30日(月)3時半。見事に真っ暗である。あっちゃんは隣のベッドでスヤスヤ寝ている。荷物を纏め部屋を出る。昨日の雰囲気だと、ターミナル周辺までは安全そうだった。道がところどころ陥没しているので、そこで足をくじいたりしなければ問題ない。たぶん。
幸い、小さな懐中電灯は持っている。
意を決して外に出ると、ホテルのセキュリティが声をかけてきた。「バスターミナルに向かうのだが、危険かい?」と聞くと、思案した上で、タクシーを勧めてきた。誰もいないから、安全なのか危険なのかも分からない、というのは本当のところだろう。その思案した姿が親身に感じられたので、応じることにする。日本円で300円ほど。高い気もするが、この時間にタクシーに乗れるのは寧ろ僥倖である。安くあげるのが目的ではないのである。避けられるリスクは、避けた方が賢明だ。

早くついたので時間潰しが心配だったが、それは杞憂だった。早朝にも拘わらず、人はたくさんいた。もっとも、地べたにでシーツにくるまって寝ている人が殆どだったが。
ビスケットと水を買い込む。めずらしくエアコンのないボロバスだったが、今は朝なのであからさまに寒い。日中もこの季節ならエアコンは不要だろう。バスが出発し、ルサカの街を出ると道も暗い。眠りに落ちるまで1分とかからなかった。

【早朝のルサカ・セントラルバスターミナル】
Lusaka2.JPG

バスは割と快調に走っていた。ザンビアは公共交通が発達しておらず、一部はヒッチ必須と聞かされていたが、私の場合は特に問題なかった。ただ、途中の休憩も多く、「早朝に出たのだから、夕方にはムベヤに着くだろう」という予想はハズレつつあった。因みに、その予想とは過去の移動距離の経験からの『目分量』によるものである。地図見て指で測る、アレである。アレ。

【昼飯休憩】
Lusaka4.JPG
とにかく、メルカトル・マジックを考慮しても、南アのようには進まないことだけは確かだ。
もうとっぷり日も暮れたのに、まだチンサリという事実は、軽く衝撃である。

その後も走り続け、午前0時頃にトゥンドゥマの国境を越える。ビザも不要なので、割とあっさりの越境である。


■ムベヤ@タンザニア
ムベヤに着いたのは午前2時頃だったか。
22時間、バスに乗っていたことになる。もっと長時間乗っていた経験があるのだが、これまでの日程を振り返ると、金曜の夜遅くまで仕事をした後、土日で移動というものだったので疲れが溜まっていた。

タンザニアはザンビアやブルンジなどに比べて治安が良く、人々も大人しい、というのがよく聞く意見だ。
これと言って観光資源が無いにも関わらず、居心地のよさに気付けば長期滞在していた、という話をよく聞く。
(・・・が、それは一昔前の話で、今はそれなりに危険だという。)
無論、地域にもよるだろうが。
さて、ムベヤであるが、バスは、ターミナルに到着するのかと思っていたが、ガススタンドのようなところで終了となった。
バイクタクシーが寄ってくるが、こちらはタンザニア通貨も持ち合わせていない。
幸い、今宵は満月だ。開けた道を歩けば咄嗟に襲撃を受けることもあるまい、と呑気に構えてATMを求めて歩き出す。人気がないのは幸いだが、人気のないところにATMもない。耳をすませば音楽が聞こえるので、街の中心の方へ、ふらふらと歩いていく。




プチ社長日記:『クレーム対応』の話

別件の投資ネタで、なんか先方が怒ってて「怒髪天」とか言ってるんですが、普通に私は取り決め通り粛々と対応している訳でして、そもそもオマエはハゲだろという返信を書くか迷うこと10分。

プチ社長日記:『きっと俺だけじゃない』の話

『いきなりステーキ』に入る度に、気分(だけ)がビスケット・オリバになります。

『遅かったじゃねぇか。いじめられるとこだったゼ』

プチ社長日記:『昨今の動向』の話

好景気もそろそろ終わりが見えようかということで、今はびっくりするほど投資先がない。

貸付は個人的なもの以外は撤収。

不動産を売却するかはちょっと迷うところ。

株式はNISA系以外はほぼノーポジ。

事業はまぁ、東京は頑張って現状維持で、大阪は頑張ってるけど結果でなければ縮小といったところ。

休むも相場なので、休めばいいんだろうけど、ルワンダに来てまで毎朝数値をチェックするのはもう、抜けない習慣ですな。

取り敢えず今は市場調査に専心ということで。オチはないですけど。

プチ社長日記:『そろそろ転職でもするか』の話

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面接1回で単月70億の仕事ならやるやろ。市ヶ谷近いし。